2011年05月21日

【データガラパゴス】ダービー馬はダービー馬から。では、オークス馬は?

オークスが行われる今週。東京芝2400mというこの時期の牝馬には過酷ともいえる距離だけあって、血統がもたらす影響は小さくない。格言にもなっている「東京芝はトニービン」は、同産駒がオークス3勝という実績が証明している。

さて、東京芝2400mといえばダービーが行われる舞台でもある。ダービーの格言として「ダービー馬はダービー馬から」というものがあり、シンボリルドルフ→トウカイテイオー、タニノギムレット→ウオッカなどが近年の代表例。では、同じ東京2400mで行われるオークスでも同じ傾向が出るのだろうか? ここでは、近10年の勝ち馬とその父を挙げてみたい。


2001年 レディパステル(父トニービン)
2002年 スマイルトゥモロー(父ホワイトマズル)
2003年 スティルインラブ(父サンデーサイレンス)
2004年 ダイワエルシエーロ(父サンデーサイレンス)
2005年 シーザリオ(父スペシャルウィーク)
2006年 カワカミプリンセス(父キングヘイロー)
2007年 ローブデコルテ(父コジーン)
2008年 トールポピー(父ジャングルポケット)
2009年 ブエナビスタ(父スペシャルウィーク)
2010年 アパパネ(父キングカメハメハ)、サンテミリオン(父ゼンノロブロイ)


1着同着を含めて勝ち馬は11頭を数えるが、そのうち父内国産馬は6頭。さらにその6頭を詳しく見てみると、なんと6頭中4頭までもがダービー馬の産駒となっている。ちなみに「東京芝2400mGI勝ち」というところまで広げると、キングヘイロー産駒のカワカミプリンセスを除く5頭がダービー馬を父に持つ馬だったのだ。

となると、注目すべきは今年の出走馬の父。このなかにダービー馬は何頭いるかというと・・・ディープインパクトただ1頭。しかも産駒が6頭出走するという強力ラインアップのオマケ付き。「オークス馬もダービー馬から」という傾向が出ている以上、ディープインパクト産駒の牝馬クラシック二冠達成の確率は極めて高いものと言えるだろう。

(競馬天気:金曜コラム・「馬場×上がり3F」より)