2010年11月09日
★ポイント1「内枠」
→過去10年、4枠以内に入った馬の成績は【8・7・4・37】複勝率33.9%。外枠で勝った2頭はいずれも雨が降りしきる馬場状態だったことを考えると、良好な馬場という条件下では内枠を重視したいところだ。
(ゲットフルマークス、スキップジャックetc)
★ポイント2「距離短縮馬」
→過去10年、距離短縮馬の成績は【6・4・4・30】複勝率31.8%。1200mの重賞で好走した馬が出走することが多いこのレースだが、前走1600m組>前走1200m組という認識が必要かもしれない。
(エイシンアポロン、アポロドルチェetc)
★ポイント3「前走重賞5着内馬」
→過去10年、前走重賞を使われて5着内に入った馬の成績は【4・1・0・10】連対率33.3%。ただし、前走重賞1着馬は1頭も勝っておらず、頭で狙うなら重賞惜敗組か。
(マイネルレーニア、テイエムサウスポーetc)
昨年はエイシンアポロン、アニメイトバイオのワンツーで決まり、その後エイシンが朝日杯FS2着、アニメイトが阪神JF2着とGI好走へのステップとなった京王杯2歳S。その他にもフィフスペトルやレッツゴーキリシマなど2歳GIで好走する馬は多く、暮れの世代NO.1決定戦に向けて見逃せない一戦と言えるだろう。
今年出走を予定している馬で人気を集めそうなのは2頭。まず、小倉2歳Sの覇者・ブラウンワイド。これまで同馬が先着を許したのはシゲルキョクチョウのみで、そのシゲルキョクチョウは小倉2歳Sで負かしている。そしてもう1頭がオープンで2勝を挙げているロビンフット。1200m〜1800mまでの幅広いレース経験があり、経験値にかけては出走馬で右に出る者はいない。過去10年の京王杯2歳で【2・1・0・4】連対率42.9%とノウハウを知り尽くしている堀井厩舎の管理馬ということ、前走からの距離短縮で臨むこともあり、両馬の比較ではややロビンフットがやや優勢と言えるだろう。
実績馬2頭にとって脅威となりそうなのが新種牡馬2頭の産駒。ハーツクライ産駒のオースミイージーは1200m→1400mと続けて逃げ切り勝ちを収めたように圧倒的なスピードが持ち味。現状融通の利かない脚質に加えて輸送+左回りと課題は多いが、エーシンブランを物差しにするとロビンフット以上(エーシンはオースミに0.4秒負け、ロビンには0.1秒負け)という見方もできる。また、ディープインパクト産駒・リアルインパクトは東京1400mを経験している点に加え、先行して上がり3F33.4秒をマークした末脚が魅力だ。
ちなみに京王杯2歳Sに限らず、東京1400mは馬場状態によって求められる適性が大きく変わってくる。レコードが出るようなパンパンの良馬場では今年の京王杯SCのようにスプリント適性の高い馬が好走し、昨年の京王杯2歳のように馬場が渋った場合はマイル適性の高い馬や距離短縮馬が好走する傾向にある。現段階で雨の心配はなさそうだが、馬場状態を見極めた上で予想の比重を変えていくようにしたい。
【データで見るオススメ馬】
★エーシンブラン
→前走はロビンフットに先着を許したが、逃げ馬不在の展開を逃げて目標にされたことが大きかった。本来はデビューから3戦連続で上がり3F最速をマークしているように末脚を生かしたいタイプで、このレースで【1・1・3・5】複勝率50.0%を誇るいちょうS組というのも好材料だ。
★オースミイージー
→過去10年の京王杯2歳Sで、着順関係なく前走オープン特別で逃げた馬は【1・0・2・3】複勝率50.0%。オープンクラスで逃げることができるスピード能力を有していることが大きな武器になっているようだ。また、4年連続で新種牡馬の産駒が馬券圏内に好走していることから、新種牡馬・ハーツクライを父に持つ同馬の存在は見逃せない。
★ブラウンワイルド
→過去10年、前走重賞を使われて5着内に入った馬の成績は【4・1・0・10】連対率33.3%。前走重賞1着馬は1頭も勝っていない点が引っかかるが、3戦すべて上がり3F最速をマークしている同馬の末脚は魅力。新馬戦をレコードで勝っている点から、パンパンの良馬場なら侮れない1頭だ。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★ロビンフット
→過去10年、前走いちょうS組の成績は【1・1・3・5】複勝率50.0%。同馬は京王杯2歳で【2・1・0・4】連対率42.9%の堀井厩舎所属馬でもあり、1200m〜1800mの幅広い距離を経験している点も経験値が強みとなる2歳戦においてはプラスだ。
【血統で見るオススメ馬】
★グランプリボス
→サクラバクシンオー産駒は東京芝1400mで【51・36・32・294】複勝率28.7%。京王杯2歳をデンシャミチが、今年の京王杯SCをサンクスノートが制しているように重賞レベルでも通用するコース適性の高さがある。デイリー杯2歳S組は【3・0・0・6】複勝率33.3%と相性が良く、新馬戦で札幌2歳S覇者・オールアズワンを破った能力は侮れない。
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