穴馬データ分析

【武蔵野S】東京ダート1600mに滅法強い血を引く3歳馬・バトードールを警戒

2010年11月09日

★ポイント1「前走3着内馬」
→過去10年のうち、8勝までもが前走3着内馬によるもの。前走2着馬と1着馬で決まった先週のみやこSが良い例だが、入れ替わり立ち替わりが激しいダート路線では近走成績をそのまま鵜呑みにするほうが良いかもしれない。
(ワンダーアキュート、キクノサリーレetc)

★ポイント2「3歳馬」
→過去10年、3歳馬の成績は【5・2・2・17】複勝率34.6%。勢いのある3歳馬が古馬勢を蹴散らすというのが武蔵野Sのトレンドになっている。ただし、馬券圏内に入った馬は芝→ダート替りだったサイレントディールを除いて前走3着内馬によるものである点には注意が必要だ。
(サンライズバッカス、クロフネetc)

★ポイント3「距離短縮馬」
→過去10年のうち、8勝までもが距離短縮馬によるもの。フェブラリーSが良い例だが、東京1600mはかなりスタミナを要するコースであり、400m以上の距離短縮馬であっても連に絡むことができる。距離短縮馬の存在には気をつけておきたい。
(ピットファイター、サンフォードシチーetc)


初ダートで衝撃的な強さを見せたクロフネ、ダート無敗のカネヒキリを破ったサンライズバッカスなど記憶に残るレースが多い武蔵野S。一昨年はカネヒキリが、昨年はサクセスブロッケンがこのレースをステップにジャパンカップダートに臨んでおり、両レースの関連性は決して弱いものではない。みやこSと両睨みだった馬も多く、賞金面で不安の残る馬にとっては文字通りジャパンカップダートへの最終切符を賭けたトライアル戦となることだろう。

今年、武蔵野Sに出走登録をした馬は何と45頭。その大半が権利取りを目的とした登録ではあるが、この中にGI馬は 1頭もおらず、混戦ムードが漂っている。この中から何頭が回避するかはわからないが、現時点ではティアップワイルドまでが出走可能なボーダーライン。出走すれば人気は確実であろうグロリアスノア、エーシンモアオバー、モンテクリスエスといった面々はすべて賞金で弾かれる可能性があるのだ。よって、ここでは現時点で出走確実な馬を中心に取り上げていきたい。

まず、プロキオンSをレコード勝ちしたケイアイガーベラ。前走エニフSではほとんど追われることのない楽勝。スピードはこのメンバーでも抜きん出ているが、東京1600mという舞台がネックになりそう。というのも、過去10年のうち8勝を距離短縮馬が挙げているのだ。フェブラリーSが良い例だが、東京1600mはかなりスタミナを要するコース。1400mまでしか勝ち鞍がなく、1600m以上の距離では馬券圏内に入ったことにない同馬にとってここは試金石となりそうだ。それはエーシンクールディ、オープンでの連対歴が1400mに限られているダノンカモンにも言える。

それなら3歳馬・バーディバーディを上位に取るという手もある。過去10年、3歳馬の成績は【5・2・2・17】複勝率34.6%。東京ダート1600mは2戦2勝で1870mの兵庫CS勝ち鞍のある同馬はスタミナも十分。ただし、馬券圏内に入ったのは芝→ダート替りだったサイレントディールを除いて前走3着内馬によるものであり、前走5着の同馬はその点が気がかりだ。

ちなみに今年行われた古馬ダート重賞における年齢別成績を挙げると、10レース中5レースが5歳馬、4レースが4歳馬、1レースが6歳馬による勝利となっている。6歳以上の馬は【1・0・1・52】と明らかな不振傾向にあり、3〜5歳馬を中心に組み立てるのがベターかもしれない。


【データで見るオススメ馬】

★バーディバーディ
→過去10年、3歳馬の成績は【5・2・2・17】複勝率34.6%。東京ダート1600mは2戦2勝で1870mの兵庫CC勝ち鞍のある同馬はスタミナも十分。良馬場のダートでは【3・1・0・0】連対率100%で、良馬場ならさらに評価を挙げたい1頭だ。

★ユノゾフィー
→過去10年のうち、8勝までもが前走3着内馬によるもの。同馬はダート11戦中馬券圏外がわずかに一度という堅実派で、クラスが上がっても大崩れはなさそう。東京ダート1600mのみならず、中山ダート1800mを勝っている点からスタミナ面も問題ないはずだ。

★モンテクリスエス
→「距離短縮馬」という括りでもっとも魅力を感じるのが同馬。シリウスS出走馬は先週のみやこSで2,3,4着に入り、レベルの高さを証明した。シンボリクリスエス産駒はサクセスブロッケンがフェブラリーSを制しており、そのときも400m以上の距離短縮だった。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★ダノンカモン
→過去10年、前走ペルセウスS組は【0・0・2・3】複勝率40.0%。2度の3着はペルセウスS2着内馬によるものだった。サンプルこそ少ないものの、同馬はその条件を満たしており、同馬の馬券圏外時に共通する「ひと桁番」さえ引かなければ好勝負可能だろう。

【血統で見るオススメ馬】

★バトードール
→2010年の東京ダート1600mで、クロフネ産駒は【11・6・2・38】、母父サンデーサイレンスは【19・9・4・76】で、ともに2位以下に勝ち数でダブルスコア以上の差をつけている。同馬はその両方の血を引く3歳馬であり、今回距離短縮。近親のサイレントディールが武蔵野Sを勝っている点も魅力だ。

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