穴馬データ分析

【シリウスS】シリウスS3連勝中の必勝ローテで臨むキングスエンブレムに期待

2010年09月28日

※施行条件がダート2000mに変更された2007年以降を対象とする

★ポイント1「3歳馬」
→過去3年、3歳馬の成績は【2・0・1・4】複勝率42.9%。昨年は1,3着に3歳馬が入っており、ハンデ戦で行われるこのレースにおいて斤量面で恩恵を受ける3歳馬の台頭が目立っている。古馬の有力どころが地方交流重賞やエルムSに矛先を向けているのも、3歳馬が台頭しやすい一因にもなっているのだろう。
(ワンダーアキュート、ドラゴンファイヤーetc)

★ポイント2「オークランドレーシングT組」
→過去3年、オークランドレーシングT組の成績は【3・0・0・2】となっており、過去3年の勝ち馬がすべてこの組から出ているということになる。同じ阪神コースであることがシリウスSとの関連性を強めており、前走小倉・新潟組が多いこのレースだからこそ前走阪神コースを使っていたというローテーションが活きてくる。
(マイネルアワグラス、ワンダーアキュートetc)

★ポイント3「芝→ダート替り」
→2008年、2009年と2年連続で芝→ダート替りで臨んだ馬が3着に入っている。3着に入った2頭には距離短縮という共通項があり、最後に急坂がそびえる阪神2000mというタフな舞台において芝→ダート替り+距離短縮で臨む効果は計り知れない。
(ゴールデンチケット、マイネルアワグラスetc)


2007年から施行条件がダート2000mに変更されたシリウスS。12月に行われるジャパンカップダートまでは間が長く、JBCクラシックに参戦するにはこれだけでは賞金が足りないということもあり、「谷間の重賞」とも言えるレースだ。

そんな性格を持ったシリウスSで活躍しているのは、近走勢いのある3歳馬。ひと夏を越して急成長し、古馬をぶち抜いたドラゴンファイヤーやオークランドレーシングTを勝った勢いそのままに連勝を飾ったワンダーアキュートが良い例だ。また、ハンデ戦ということで斤量面での恩恵を受けやすいということも3歳馬が活躍を見せているひとつの要因となっている。古馬相手の勝利実績があり、レパードSで2着に惜敗したグリッターウイングにとっては追い風となるデータと言えるだろう。

対する古馬陣では、前走オークランドレーシングTを制したキングスエンブレムが一歩リードか。というのも、過去3年のシリウスSでは前走オークランドレーシングT組が3勝しており、いわば「必勝ローテ」となっているのだ。休み明けで同レースを制したということもあり、さらなる上積みで初重賞制覇というシーンがあっても不思議ではない。

もうひとつ、2年連続で3着馬を輩出しているのが芝→ダート替りのローテーション。阪神2000mという独特な距離体系に出走する馬はステイヤー色が強く、クリーンやマイネルアワグラス、ワンダースピードのようにこの路線は上位馬の入れ替りが少ない。そこに未知の可能性を秘めた芝→ダート替りの馬が出走したとき、一気に下剋上を起こす可能性があるのだ。ちなみに、今年そのパターンに該当するのは前走札幌日経オープンを走っているモンテクリスエスただ1頭だ。


【データで見るオススメ馬】

★グリッターウイング
→今年のシリウスSに参戦する唯一の3歳馬。ダートで一度も連対を外したことがなく、前走のレパードSはハナ差の2着。古馬との対戦実績も豊富で、阪神ダート2000mで複勝率40.9%を誇るクロフネ産駒でもある。現段階でこれといった死角の見当たらない1頭だ。

★マイネルアワグラス
→2008年シリウスSの覇者。阪神2000mは【1・0・1・1】と得意にしており、馬券圏外に敗れた一戦も道悪でのものだった。シルクメビウス、カネヒキリなど戦ってきた相手を考えればここでは一枚力が違う印象もあり、ひと叩きされて臨むローテーションも叩き良化型の同馬にとってプラスだろう。

★モンテクリスエス
→前走札幌日経オープン8着からの芝→ダート替りで臨む同馬。阪神ダート2000mは仁川Sでの勝ち鞍があり、同馬がもっとも力を発揮できる条件と言える。脚質に注文こそ付くものの、終いは確実に伸びてくるタイプだけに展開次第で突き抜ける可能性も十分考えられる。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★キングスエンブレム
→過去3年、前走オークランドレーシングT組が3勝しているシリウスS。同馬はそのオークランドレーシングTを休み明けで快勝しており、そのときの内容も上がり3F最速での差し切り勝ちと本格化を思わせるものだった。ショウナンアルバ、ブラックエンブレムが休み明け勝利→次走の重賞でも勝利という戦績を辿っているだけに、勢いに乗っている今が狙い目だ。

【血統で見るオススメ馬】

★チョイワルグランパ
→マンハッタンカフェ産駒は阪神ダート2000mで【3・4・0・10】連対率41.2%。今年行われた4鞍中2鞍で連対を果たしているようにコース適性は抜群だ。1000万下を勝ち上がったばかりだが、それゆえに52kgという軽ハンデで臨めるのもプラス材料と言えるだろう。

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