2010年12月15日

【朝日杯FS】連対率100%データを持つサダム、朝日杯血統を持つマイネル、オースミ

★ポイント1「東スポ杯2歳S組」
→過去10年、前走東スポ杯2歳S組の成績は【4・1・2・13】複勝率35.0%。これを東スポ杯2歳S 4着内馬に限定すると【4・1・2・8】複勝率46.6%まで跳ね上がる。2004年から6年連続で3着内馬を輩出している組だけに、今年も注目したい。
(ローズキングダム、ゴスホークケンetc)

★ポイント2「内枠」
→過去10年、1枠を引いた馬の成績は【3・1・3・12】複勝率36.8%、2枠を引いた馬の成績は【3・1・1・13】複勝率27.8%。その一方で、7枠を引いた馬の成績は【0・0・2・18】複勝率10.0%、8枠を引いた馬の成績は【0・1・0・18】複勝率5.3%。極端に内枠有利のレースと言える。
(セイウンワンダー、コスモサンビームetc)

★ポイント3「1番人気」
→過去10年、1番人気に推された馬の成績は【2・3・4・1】複勝率90.0%。これを重賞勝ちがあった1番人気馬に限定すると【1・3・2・0】複勝率100%となる。トリッキーなコースではあるが、1番人気は信頼に足りるということは頭に入れておきたい。
(ローズキングダム、アドマイヤドンetc)



中山1600mというトリッキーなコース形態で行われる2歳GI・朝日杯FS。そのコース形態ゆえ、来年のクラシックを見据えた有力馬がこのレースをパスしてラジオNIKKEI杯2歳Sに向かうことも少なくないが、昨年の勝ち馬・ローズキングダム、一昨年の勝ち馬・セイウンワンダーはそれぞれクラシックでも3着内に入っており、近年再評価の向きもある。

今年の出走馬で注目を集めているのが、東スポ杯2歳Sで2着に3馬身半もの差をつけて快勝したサダムパテック。過去10年、東スポ杯2歳S勝ち馬は【2・1・0・0】連対率100%であり、1600mでの勝ち鞍もあることから死角らしい死角は今のところ見当たらない。間違いなく2歳王者最有力候補だろう。

別路線組からは、アドマイヤサガスが人気の一角を占めそうだ。前走デイリー杯2歳Sは阪神JFを制したレーヴディソールの2着。そこで下したグランプリボスが次走京王杯2歳Sを制していることも同馬の評価を押し上げる形となる。ただ、同馬が唯一連対を外した新馬戦は阪神内回りコースで行われたもの。連対した2戦が外回りコースであった点を考えると、中山1600mはいかにも合わない印象がある。中山1600m重賞で【0・2・1・20】と未だ勝ち鞍がないフジキセキ産駒である点も不安材料だ。それはサダムパテックにも言えることだが・・・

しかし、それら不安要素も「枠」の前では無力なのかもしれない。中山1600mが内枠有利というのは良く知られているが、朝日杯FSではその傾向が特に顕著になる。過去10年、3枠より内に入った馬が複勝圏内を外した年はなく、2004年以降7or8枠を引いた馬が複勝圏内に入った例はない。当時無傷の4連勝で臨んだメイショウボーラーも8枠を引いて敗れているだけに、この傾向を無視することはできないだろう。

ちなみに過去5年の勝ち馬を見てみると、母父にサンデーサイレンスを持つ馬が3勝を挙げていた。今年出走を予定している馬でこれに該当するのはグランプリボス、マイネルラクリマ、ロビンフットの3頭。このなかでは東スポ杯2歳S組のマイネルラクリマに注目したいところだ。



【データで見るオススメ馬】

★マイネルラクリマ
→過去10年、前走東スポ杯2歳S組の成績は【4・1・2・13】複勝率35.0%。これを東スポ杯2歳S 4着内馬に限定すると【4・1・2・8】複勝率46.6%まで跳ね上がる。また、母父サンデーサイレンスが過去5年で3勝を挙げているレースでもあり、新馬勝ち以来の右回りに替る点もプラスだろう。

★リアルインパクト
→過去10年、京王杯2歳S2着内から臨んだ馬の成績は【1・2・1・9】複勝率44.4%。馬券圏内に入った4頭には朝日杯FSまでのレースで掲示板を外したことがないという共通点があり、同馬はそれを満たしている。新馬戦では道中3番手から上がり3F最速の脚で突き抜けていることから、器用さが求められる中山1600mへの対応は可能だろう。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★サダムパテック
→過去10年、前走東スポ杯2歳S組の成績は【4・1・2・13】複勝率35.0%。これを東スポ杯2歳S 4着内馬に限定すると【4・1・2・8】複勝率46.6%まで跳ね上がる。東スポ杯2歳S勝ち馬は3戦して連対率100%というデータもあり、現時点で死角らしい死角は見当たらない。

【血統で見るオススメ馬】

★オースミイージー
→ハーツクライ産駒は中山芝で【2・2・3・3】複勝率70.0%。また、同馬は母系にブラッシンググルーム系を含んでいるが、過去10年の朝日杯FSで母父ブラッシンググルーム系の馬は【1・2・0・4】複勝率42.8%。中山1600mへの舞台替りで一発があっても。

(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)
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