2012年11月22日
【ジャパンC】オルフェ世界制圧へ!ヨレても4馬身先着
今度も強いオルフェーヴルが見られそうだ。「第32回ジャパンカップ」の追い切りが21日に行われた。凱旋門賞2着から帰国初戦となる5冠馬オルフェーヴルは坂路で力強い動きを披露して4F53秒2。ヨレる癖こそ見せたものの、池江師は復活Vを飾った宝塚記念以上の状態との見立てを示した。なお、同レースは22日に出走馬、枠順が確定する。
ファン目線を忘れない池江師は常に分かりやすいたとえや数字を引き合いに出して説明する。鮮やかな復活Vを飾った宝塚記念時はオルフェーヴルの状態を「7割」と具体的な数字で表現した。
ならば今回は?師は言い方こそ変えたものの、今度も自らの見解をはっきり示した。「優良可の評価で言えば、宝塚記念は良。今回はまあ優をあげられるのでは」。一般的には「8割」以上ということになる。「凱旋門賞は100点満点だったけどね」と補足もしたが、少なくとも宝塚記念時よりは上との見立てだ。
最終追い切りは朝一番。宝塚記念以来のコンビ復活となる池添を背に坂路で併せ馬。残り1Fで鞍上が手綱をしごいて併せたバトードール(5歳1600万)をかわし去ると、まず左へややヨレ、続いて右へと大きくヨレた。4F53秒2〜1F12秒9で4馬身先着。師は「抜け出したらヨレだした。そのへんが課題。でも息の入りは比較的早かったし、いつものオルフェだった」と納得の表情を浮かべた。
4F53秒2は坂路で最終追い切りを行ったレースでは新馬戦(4F53秒3)に次ぐ遅い数字。だが、この日は雨上がりの馬場で時計が掛かっており、栗東坂路に入った延べ995頭で12番目に速い。池添は「最後まで踏ん張っていた。宝塚記念時に比べたらずいぶんいい」と好感触だ。1頭になるともたれるのもいつもの癖。師は「1週前にヨレて当該週はまっすぐ走るのが理想だが、深くは気にしていない」と前を向いた。
父・泰郎氏(スポニチ本紙評論家)が管理したディープインパクトは凱旋門賞から帰国初戦でジャパンCを快勝した。ただしディープがフランスで1戦して中7週だったの対し、オルフェは前哨戦のフォワ賞と2戦した上で中6週での出走。条件的にはディープ以上に厳しい。
それでも高いハードルを越えられると信じるからこそ挑戦する。凱旋門賞で敗れたソレミア、牝馬3冠馬ジェンティルドンナなど超豪華メンバーがそろったが「普通に走ってくれれば世界一になれる力がある。オルフェの底力にかけたいし、信じている」と師。名実ともに“ディープ超え”を果たすためにも、負けるわけにはいかない。
(スポニチアネックス)