2011年07月20日

【函館記念】前走巴賞組が優勢、狙いは洋芝実績豊富な4〜5歳馬か

★ポイント1「前走巴賞組」
→過去10年、前走巴賞組の成績は【6・7・3・42】複勝率27.6%。なかでも巴賞で上がり3F2位以内の脚を使っていた馬は【3・2・0・8】複勝率38.4%ということで、巴賞差し損ね→函館記念で届くというのが激走パターンのひとつとなっている。
(トーセンキャプテン、サクラオリオンetc)

★ポイント2「洋芝実績」
→過去10年、馬券圏内に入った30頭中25頭に洋芝での勝利実績があった。北海道シリーズは洋芝適性がモノを言うケースが多く、洋芝実績は欠かせない。
(エリモハリアー、マイネルスターリーetc)

★ポイント3「4〜5歳馬」
→過去10年、4〜5歳馬の成績は【7・8・9・40】複勝率37.5%。他の世代を圧倒する成績を残しており、この世代を中心に予想を組み立てていくのが賢明かもしれない。
(クラフトワーク、ロードプラチナムetc)


函館芝2000mで行われるサマー2000mシリーズ第2戦・函館記念。洋芝+ハンデ戦ということで波乱傾向が強く、過去10年、6番人気以下で馬券圏内に入った馬は12頭を数える。また、エリモハリアーやマイネルスターリーなど、洋芝巧者が幅を利かせているレースでもある。

今年の函館記念で注目を集めているのは連覇を狙うマイネルスターリー。前走巴賞は実績の割に低評価に甘んじたが、改めて現役屈指の洋芝巧者ぶりを示すレースとなった。57.5kgの斤量克服が鍵だが、コース・距離適性に疑う余地はない。

マイネルスターリーを基準に考えると、狙って妙味なのは差し馬ということになるか。なかでも巴賞で上がり3F2位以内の脚を使っていた馬は【3・2・0・8】複勝率38.4%ということで、巴賞で上がり3F2位を記録したシャインモーメントは軽視禁物だ。勝ち馬のマイネルスターリーとて上がり3F最速の脚を使っているわけだが・・・

別路線組では目黒記念勝ち馬キングトップガンが参戦を予定しているが、実績のない2000m・洋芝がどう出るか。それなら函館は初めてでも同じ洋芝の札幌で【2・2・1・0】と馬券圏外のないアクシオンの復活を想定しておきたいところだ。

ちなみに過去10年の函館記念において、馬券圏内に入った30頭中25頭に洋芝での勝利実績があった。今年の出走予定馬でこれに該当する馬は11頭となっており、この中から予想を組み立てていくという手法も有効と言えそうだ。


【データで見るオススメ馬】

★マイネルスターリー
→過去10年、前走巴賞組の成績は【6・7・3・42】複勝率27.6%。なかでも巴賞で上がり3F2位以内の脚を使っていた馬は【3・2・0・8】複勝率38.4%ということで、コース・距離適性も含めて疑う余地はない。

【馬場で見るオススメ馬】

★アクシオン
→函館は初となる同馬だが、同じ洋芝の札幌では【2・2・1・0】と馬券圏外がない。毎年この時期に好走が目立つ夏馬という点も評価を押し上げる。

【気候で見るオススメ馬】

★ダイワジャンヌ
→気候/寒〜涼【1・1・1・10】に対し、気候/暖〜酷暑【4・6・2・9】という典型的な季節馬である同馬。札幌芝で3戦3連対と洋芝適性も示しており、軽ハンデを活かしての激走があってもおかしくない。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★シルクアーネスト
→同馬がこれまでに挙げた8連対中、6連対が中3週以内。前走は中5週での出走だったということで度外視できる。函館芝は2勝を挙げている得意舞台でもあり、斤量が軽くなる点も魅力だ。

【血統で見るオススメ馬】

★メインストリーム
→母父にトニービンを持つ馬は2010年の函館芝で【7・1・6・30】複勝率31.8%。その中には15番人気1着もあり、洋芝に対する適性は高い。同産駒の函館記念勝ちもある点から、血統で評価を上げたい1頭だ。

(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)
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