2011年05月04日

【京都新聞杯】京都実績は必須、狙って妙味は前走中山・阪神組

★ポイント1「前走中山・阪神組」
→過去10年、前走中山・阪神組の成績は【9・6・8・63】複勝率26.7%。急坂で踏ん張り切れなかった馬・ひと伸びを欠いていた馬が直線平坦な京都替りで巻き返すというのが好走パターンとなっている。
(タスカータソルテ、マーブルチーフetc)

★ポイント2「京都実績」
→過去10年、馬券圏内に入った30頭中20頭に京都芝での勝利実績があった。これは東京で行われる青葉賞には見られない傾向であり、京都での経験値は好走のための必須条件と言えるだろう。
(トーホウアラン、ハーツクライetc)

★ポイント3「ムーニーバレーRC組」
→過去10年、ムーニーバレーRC組の成績は【1・3・1・13】複勝率27.8%。これを連対馬に限定すると【1・3・1・5】複勝率50.0%まで跳ね上がる。同じ京都外回りのレースということで、関連性は高い。
(メイショウクオリア、チャクラetc)


京都外回り・芝2200mで行われる京都新聞杯。京都外回りという特殊な条件ゆえ日本ダービーとは縁遠いレースとなってしまっているが、良馬場で2分11秒台を記録したハーツクライ、稍重で2分13秒0を記録したインティライミなど好時計で制した馬はダービーでも好走している。ダービーを見据える上で、勝ち時計にも注目したいところだ。

今年の京都新聞杯で注目を集めているのはレッドデイヴィス。セン馬のためクラシック出走権のない同馬だが、オルフェーヴル、マルセリーナという同世代のGI馬を下したシンザン記念など重賞2勝の実績は断然。「世代最強馬」の声もあり、京都外回りコースでの実績がある点から死角らしい死角は見当たらない。相手探しが賢明か。

京都新聞杯で注目したいのが、京都実績。過去10年、馬券圏内に入った30頭中20頭に京都芝での勝利実績があり、レッドデイヴィスを除いて今年の出走予定馬でこれに該当するクレスコグランド、サンビーム、ダノンフェニックス、ハーバーコマンド、ユニバーサルバンクはコース適性の利を生かして上位進出を伺いたいところだ。

ローテーションでは、過去10年で連対馬が【1・3・1・5】複勝率50.0%のムーニーバレーRC組が侮れない。今年はこの組からクレスコグランド、ダノンフェニックスが出走を予定しており、注目したい存在だ。また、実績ではスプリングS3着馬・ステラロッサも過去10年で【4・1・3・13】複勝率38.1%の皐月賞組ということで巻き返しがあっても不思議ではない。

ちなみに過去10年の京都新聞杯において、前走掲示板外に敗れた馬が6勝を挙げている。それだけコース適性の差が出やすいという証明でもあり、京都実績のある馬に関しては近走成績を度外視してでも評価を上げたほうが良いかもしれない。


【データで見るオススメ馬】

★レッドデイヴィス
→過去10年、前走毎日杯組の成績は【2・0・1・5】複勝率37.5%。同馬は京都外回りコースでの重賞・シンザン記念でオルフェーヴル、マルセリーナという同世代のGI馬を下しての勝利実績があり、死角らしい死角は見当たらない。

★ステラロッサ
→過去10年、前走皐月賞組の成績は【4・1・3・13】複勝率38.1%。アルメリア賞ではトーセンレーヴ、スプリングSではオルフェーヴルと同世代の強豪と接戦を演じており、展開不向きの前走からの巻き返しが期待できそうだ。

★ユニバーサルバンク
→過去10年、前走中山・阪神組の成績は【9・6・8・63】複勝率26.7%。同馬は阪神での成績が【0・1・0・2】、京都が【1・2・0・0】ということで、コース替りは望むところだろう。過去10年の京都新聞杯で【2・1・0・4】複勝率42.9%の岩田騎手が騎乗予定という点も心強い。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★ダノンフェニックス
→過去10年、前走ムーニーバレーRC連対馬の成績は【1・3・1・5】複勝率50.0%。同馬は芝2200mのすみれS4着の実績があり、200mの距離短縮もプラスに働くはずだ。京都2200m重賞で【7・2・2・25】複勝率30.6%の四位騎手が騎乗予定という点も心強い。

【血統で見るオススメ馬】

★ハーバーコマンド
→マンハッタンカフェ産駒は過去10年の京都新聞杯で【3・0・0・5】複勝率37.5%。目下3年連続で同産駒が勝利を収めており、この馬自身京都外回りでは【1・1・0・0】で唯一敗れた相手もきさらぎ賞勝ちのトーセンラー。血統とコース適性でさらなる上積みがあっても。

(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)
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