2011年05月03日

ウインバリアシオン、暖かいこの時期はレースレベル関係なく要注意

【2回東京3〜4日目馬場傾向】

東京芝は3〜4日目ともに良/水少。この時期の開催は洋芝の割合が多いが、それに伴い顕著だったのが差し・追込馬の台頭。芝で行われた10レース中上がり3F最速馬による勝利は9レース。道中10番手以下の極端な追込が届く馬場で、かなり特殊だった。
東京ダートは3〜4日目ともに良/水少。こちらは砂ぼこりが舞うほどの乾いた馬場コンディションで、直線半ばから前に行った馬と後方から来た馬が同じ脚色になるというスタミナ比べのレースが多かった。

●2回東京3日目 11R 1着ウインバリアシオン

近走成績から6番人気まで評価を落としていたが、上がり3F最速の脚で豪快に突き抜けた。追込が利きやすい馬場が向いたのは確かだが、それ以上に同馬は気候/寒〜涼で【0・0・0・3】、気候/暖〜酷暑で【3・0・0・0】という典型的な季節馬。暖以上での競馬が確実視されるダービーでも軽視は禁物だ。

●2回東京4日目 8R 1着ウエスタンディオ

叩き2戦目で順当に勝ち上がった。同馬は芝で左回り時の成績が【2・2・1・3】、右回りが【0・0・1・7】というわかりやすいサウスポーで、今後も狙う条件は左回りということになるだろう。ただ、左回りであっても上がり3F33秒台を求められる高速馬場では差し損ねというシーンが多く、馬場を見極めた上で狙いどころを絞っていきたい。

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【3回京都3〜4日目馬場傾向】

京都芝は3日目が良/水少→5Rから良/水多→7Rから良/水少、4日目が稍重/水少。降ったり止んだりの天候で馬場がなかなか回復せず、天皇賞・春はスローだったとはいえ3分20秒6とかなり時計がかかっていた。開幕2週ともに雨だったことで、本来高速馬場となる京都芝の馬場損傷が気がかりだ。
京都ダートは3日目が重/水少→7Rから稍重/水多、4日目が稍重/水少。先週に引き続きもともと軽いダートの京都がさらに高速馬場となり、渋った馬場を得意とするサンデーサイレンス系の馬がよく馬券圏内に絡んでいた。

●3回京都3日目 11R 9着ナリタシルクロード

500万→1000万と連勝した勢いを買われて3番人気の支持を集めたが、見せ場なく敗退。同馬は未勝利戦以降、良/水少で【2・0・0・3】、良/水多〜不良で【0・0・0・4】と乾いた馬場でしか好走歴がない。今回馬場が渋ったということもあり、このクラスでは通用しないと見限るのは早計だろう。

●3回京都4日目 11R 2着エイシンフラッシュ

3000m超の距離、外枠という二重苦を克服し、2着に食い込んだ。以前この馬を次走注目馬として取り上げたときに【3・0・2・0】の阪神内回りで行われる宝塚記念で有力視できる1頭と述べたが、直線インを通った馬が上位を占めたレースで唯一外から突っ込んできた今回の競馬を見るより、競走馬としてワンランク上にレベルアップしたようだ。宝塚記念はもちろんのこと、秋のGIシリーズでも中心視できる。


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【1回新潟3〜4日目馬場傾向】

新潟芝は3日目が良/水多→10Rから稍重/水少、4日目が稍重/水少。雨が降って以降、非常に追込の利きやすい馬場へと変貌していた。この馬場のアオリを喰ったのが先行脚質の馬で、ハナを切った馬は意外と渋太く残るパターンも目についた。
新潟ダートは3日目が重/水少→9Rから重/水多、4日目が重/水少。先週に続いて馬場が渋ったことで時計が速くなり、中央場所での馬券圏内実績を持つ馬の好走が目立っていた。

●1回新潟3日目 8R 1着トウショウフォアゴ

初芝の前走も相当見どころのある内容だったが、芝2戦目であっさり現級を脱出。この馬が4着となった前走はローラーで内が固められ、圧倒的イン有利の馬場でただ1頭外から追い込んだもの。ちなみにこのパターンは先週の魚沼Sを制したラインブラッドとまったく同じであり、小倉開催後半で外を通って差し損ねた馬の巻き返しには注意したい。

●1回新潟4日目 11R 4着マイネルクラリティ

長期休養明けを叩かれ、4着と確実に着順を上げた。昨年もこの時期から調子を上げており、次走ではさらなる上積みが期待できそうだ。同馬は直線坂のあるコースで【3・1・2・4】、直線平坦なコースで【2・0・0・6】というパワー型でもあり、得意な阪神を使われるのであれば信頼できる。

(競馬天気:月曜コラム「馬場×次走注目馬」より)