2011年04月21日
【皐月賞】久々の不安一蹴!ナイト“頭脳派走法”披露
皐月賞出走馬が20日、一斉に追い切られた。美浦では共同通信杯V以来のナカヤマナイトが久々を感じさせない迫力満点の動きを披露した。桜花賞で久々Vを決めたマルセリーナに続く期待が膨らむ。
共同通信杯V以来、70日ぶりの実戦となるナカヤマナイトはWコースでアストレーション(5歳1000万)と併せ馬。5馬身追走し道中は間隔を保ったまま、首をグッと下げたフォームで折り合いに専念。動き出したのは直線手前。内から一気に差を詰めて馬体を併せる。勢いに乗って半馬身ほど抜け出したが、最後は無理をさせずに併入フィニッシュ。時計は5F68秒4〜1F13秒1。
二ノ宮師は納得の表情で会見に臨んだ。「先週、ジョッキーが乗って強い稽古をやってもらったので流す程度で十分。時計が掛かる馬場でタイムは速くないが、いい動きだったね」
前走後はここ1本に絞って調整。「早い段階に権利を獲って、前走後は放牧に出して疲れを取った。予定通りの調整ができたし、2、3週前から雰囲気が良くなり、前向きさの中でも折り合いがついている。体、首を使って走れるようになってきた」
併せた相手の馬に騎乗した柴田善は「隣で見ていたが、並んで来る感じは良かったね。前走時の稽古では掛かる癖を見せてコントロールが難しかったが、放牧から帰って来てからは、折り合いがついて落ち着いてきた」と気性面での成長を口にした。
二ノ宮厩舎のステイゴールド産駒といえば、昨年の凱旋門賞で2着に激走したナカヤマフェスタがいる。この時季のフェスタは稽古で馬場入りを嫌がるなど、やんちゃな面を見せていた。「産駒には難しい馬が多いが、この馬は素直。レースで折り合いはつくしやりやすい。調教がレースに結びつくタイプでお利口さんだね」と師はべた褒めだ。
柴田善は「戦ったことのない馬もいるし、どれくらいやれるか楽しみ。今まで以上に競馬を盛り上げていかないとね」と関東圏での競馬再開に力が入る。関東のエースが90年ハクタイセイ(きさらぎ賞V以来で中62日)を超える久々Vを決めるか。
≪悲願のクラシックV≫ベテラン柴田善は意外にもクラシック未勝利。皐月賞(08年タケミカヅチ)、ダービー(06年アドマイヤメイン)、菊花賞(97年ダイワオーシュウ)、桜花賞(89年ホクトビーナス、91年ヤマノカサブランカ)の2着5回が最高。
スポニチアネックス 4月21日(木)7時4分配信