穴馬データ分析

【中日新聞杯】小倉+冬というプラス材料を得たエアシャトゥーシュの激走に期待

2010年12月07日

※芝2000mに施行条件が変更された2006年以降を対象

★ポイント1「前走GI出走馬」
→過去4年、前走GI出走馬の成績は【1・1・1・4】複勝率42.9%。ハンデ戦ではあるものの「勢いより格」が問われるレースであり、前走GI出走馬には注意が必要だ。
(プリサイスマシーン、インティライミetc)

★ポイント2「前走2000m以上」
→過去4年、前走2000m以上の距離を走っていた馬の成績は【4・3・2・34】複勝率20.9%だが、この条件で前走掲示板内に入っていた馬に限定すると【3・2・2・15】複勝率31.8%まで跳ね上がる。距離延長組は危険、という傾向は頭に入れておきたいところだ。
(アーネストリー、トーホウアランetc)

★ポイント3「3歳馬」
→過去4年、3歳馬の成績は【3・2・1・11】複勝率35.3%。馬券圏内に入った6頭にはオープン連対歴or重賞3着内実績があり、クラシックを戦い終えて適距離に戻っての好走が目立つ。
(ヤマニンキングリー、フサイチアソートetc)



今年は小倉競馬場で行われる芝中距離のハンデ重賞・中日新聞杯。菊花賞が終わったこの時期から「3歳馬対古馬」という構図がはっきりと分かれるが、先週の鳴尾記念で1〜3着を独占し、ステイヤーズSを制した今年の3歳馬はかなり強力。ハイレベルな3歳世代に経験豊富な古馬が立ち向かうという、例年とは違った趣になりそうだ。

このレースに出走を予定している3歳馬は3頭。青葉賞2着のトゥザグローリー、京都新聞杯1着のゲシュタルト、同レース2着でラジオNIKKEI杯2着もあるコスモファントムといずれ劣らぬ好メンバー。近4年で3歳馬が【3・2・1・11】複勝率35.3%と好成績を残しているだけに、やはりここから軸を選び出すのが自然になってくるだろう。ダービーの序列をそのまま取るとゲシュタルトが最上位となるが・・・

対する古馬勢はどれも一長一短な印象は否めない。コース適性なら小倉で3戦3勝のナムラクレセントということになるが、カシオペアSではトゥザグローリーにあっさり差し切られた。函館記念の覇者・マイネルスターリーも良績が洋芝&夏に集中しているだけに、全幅の信頼を置くまでには至らない。これなら前走準オープンを勝ったばかりのオートドラゴンの勢いに乗ってみるという手もありそうだ。

ちなみに今年のトップハンデ馬は有馬記念以来の出走を予定しているミヤビランベリの58kg。重賞4勝の実績があるだけに致し方ない部分はあるが、さすがに見込まれた印象だ。とはいえ3歳馬・ゲシュタルトも56kgと同世代2頭より1kg重い斤量を背負わされるということで、ハンデ戦らしい大波乱というシーンを期待してみたくなる。



【データで見るオススメ馬】

★ゲシュタルト
→過去4年、前走GI出走馬の成績は【1・1・1・4】複勝率42.9%。3歳馬の成績は【3・2・1・11】複勝率35.3%。同馬はダービー4着の実績があるが、今年のダービー出走馬中8頭がのちに古馬混合重賞で馬券圏内に入っていることを考えると、その信頼度はより高くなってくる。叩き3戦目+距離短縮というローテーションもプラスだろう。

★スリーオリオン
→過去4年、前走2000m以上の距離を走っていた馬の成績は【4・3・2・34】複勝率20.9%だが、この条件で前走掲示板内に入っていた馬に限定すると【3・2・2・15】複勝率31.8%まで跳ね上がる。4着に敗れたアルゼンチン共和国杯は2,3着馬がステイヤーズSで1,2着に入ったハイレベルレースでもあり、常に掲示板内をキープしている安定感も魅力だ。

★ダンスインザモア
→過去4年、前走2000m以上の距離を走っていた馬の成績は【4・3・2・34】複勝率20.9%だが、この条件で前走掲示板内に入っていた馬に限定すると【3・2・2・15】複勝率31.8%まで跳ね上がる。右回り+冬場では確実に良い脚を使う馬だけに、前走の勝利をフロック視することは危険だ。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★コスモファントム
→過去4年、前走GI出走馬の成績は【1・1・1・4】複勝率42.9%。3歳馬の成績は【3・2・1・11】複勝率35.3%。馬券圏内に入った6頭にはオープン連対歴or重賞3着内実績があったが、同馬もその条件を満たしている。良馬場・右回りの芝では【1・3・0・0】連対率100%であり、侮れない1頭だ。

【血統で見るオススメ馬】

★エアシャトゥーシュ
→過去3年、冬の小倉において母父にトニービンを持つ馬の成績は【6・4・4・30】複勝率31.8%。野芝に洋芝のオーバーシードをした状態で施行される冬の小倉芝への適性は抜群だ。同馬は母父にトニービンを持つだけでなく、12月〜2月の成績が【3・1・1・0】という冬馬だけにこの条件はプラスだろう。

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