穴馬データ分析

【ステイヤーズS】血統・季節の2大ファクターが後押しするモンテ、ミッキー

2010年11月30日

★ポイント1「アルゼンチン共和国杯組」
→過去10年、前走アルゼンチン共和国杯組の成績は【5・5・5・31】複勝率32.6%。2001年以降、この組から馬券圏内に入らなかったことは一度もなく、着順に関係なく注意が必要だ。
(エアジパング、マキハタサイボーグetc)

★ポイント2「芝2500m以上勝ち鞍」
→過去10年、馬券圏内に入った30頭中23頭に芝2500m以上での勝ち鞍があった。平地での最長距離重賞ということでやはりスタミナ面での裏付けは不可欠であり、近走2400m以下の距離でパフォーマンスを落としているようなタイプを狙いたい。
(アイポッパー、デルタブルースetc)

★ポイント3「父ノーザンダンサー系」
→過去10年、6番人気以下の馬が馬券圏内に入ったケースは8回を数えるが、そのうち5頭が父ノーザンダンサー系の馬によるもの。JRAの平地競走で最長距離のレースということで必然的に求められるスタミナは高く、切れ味が求められないレースで同血統の馬が激走を見せている。
(ゴールデンメイン、ホットシークレットetc)


中山競馬場の芝内回りコースをグルっと2周するマラソンレースであるステイヤーズS。距離が距離だけに究極の消耗戦を想像してしまうが、開幕週に施行される点、終始淀みない流れになりにくい点もあり、上がり3F34秒前半の切れ味を求められることも珍しくない。また、計8回コーナーを回るということで、スタミナと並んで器用さも求められるレースだ。

今年の出走予定馬で人気を集めそうなのはネヴァブションだろう。今年に入ってから明らかに馬が変わってきており、3つのGIを含めて掲示板外は一度もなし。2007年ステイヤーズS2着の実績もあり、このメンバーでは格が違う印象だ。不安があるとすれば、過去10年で前走天皇賞・秋組の成績が【0・0・0・4】と不振傾向にある点か。

2年連続の参戦となる前年の覇者・フォゲッタブルはどうか。過去10年、前年度のステイヤーズSを制した馬の成績は【0・0・0・4】とこれまた不振傾向にある。また、昨年はセントライト記念2着→菊花賞2着と好調を維持しての参戦だったが、今年は宝塚記念10着→京都大賞典6着と好調期のパフォーマンスからは程遠いだけに・・・それなら2008年の覇者で天皇賞・春ではフォゲッタブルに先着を果たしているエアジパングを上位に取る手もあるか。

なお、ジャパンカップで改めてレベルの高さを証明した3歳世代からはトウカイメロディ、コスモヘレノスの2頭が参戦を予定しているが、ステイヤーズSで馬券圏内に入った3歳馬には重賞連対歴が必須条件になってくる。その条件を満たしていない以上、3歳馬2頭の過大評価は避けたいところだ。



【データで見るオススメ馬】

★ネヴァブション
→今年に入ってから明らかに馬が変わってきており、3つのGIを含めて掲示板外は一度もなし。2007年ステイヤーズS2着の実績もあり、リピーターが強いこのレースの特性を踏まえれば評価を落とすわけにはいかない。

★モンテクリスエス
→6月〜11月が【0・1・1・10】、12月〜2月が【3・4・1・1】という典型的な冬馬。前残りの流れで外枠を引き、後方を追走しながらも3着まで押し上げた昨年のレースぶりからさらなる前進があっても。叩き4戦目で臨むローテーションは昨年とまったく同じだ。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★エアジパング
→過去10年、前走アルゼンチン共和国杯組の成績は【5・5・5・31】複勝率32.6%。アルゼンチン共和国杯をひと叩きしてステイヤーズSに臨むローテーションは明らかに狙ったものだろうし、想定の段階だが鞍上には近5回の騎乗機会すべてで馬券圏内に入っている横山典騎手を迎えるということで勝負気配は抜群だ。

【血統で見るオススメ馬】

★ミッキーミラクル
→2007年〜2010年の12月、1月の中山2200m以上の距離におけるシンボリクリスエス産駒の成績は【2・2・4・3】複勝率63.6%。ミッキーミラクル自身もこの時期での中山2200m勝ち鞍があり、このレース唯一と言っても良い逃げ馬ということで開幕週の利を最大限生かすことができれば面白い。

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