2010年11月23日
★ポイント1「天皇賞・秋1着馬」
→過去10年、天皇賞・秋を勝ってジャパンカップに臨む馬の成績は【2・0・4・1】複勝率85.7%。馬券圏外に敗れたヘヴンリーロマンスは2400m未経験という馬で、2400m出走経験がある馬に限っては複勝率100%という成績を残している。
(テイエムオペラオー、ウオッカetc)
★ポイント2「外国人騎手」
→過去10年、外国人騎手が騎乗する馬が馬券圏内に入らなかった年は一度もない。また、内訳を見てみると外国人騎手6勝、関西所属騎手4勝で関東所属騎手に勝ち鞍はなく、馬券圏内に入ったのも昨年の内田博騎手がはじめてだった。
(スクリーンヒーロー、アルカセットetc)
★ポイント3「東京GI3着内実績」
→過去10年、馬券圏内に入った日本馬25頭中19頭が東京GI3着内実績があった。人気薄で好走したレッドディザイア、メイショウドトウもこれを満たしており、ジャパンカップ好走のための必須条件と言えるだろう。
(アドマイヤムーン、ディープインパクトetc)
今年で創設30周年を迎える国際GI・ジャパンカップ。国際GIだけあって毎年豪華なメンバーが揃うが、今年は歴代最高クラスと言っても過言ではないメンバーが揃った。天皇賞・秋を勝った現役最強牝馬・ブエナビスタ、そのブエナビスタを宝塚記念で下し凱旋門賞でも2着に好走したナカヤマフェスタ、そこに虎視眈々と下剋上を狙う皐月賞馬・ヴィクトワールピサ、ダービー馬・エイシンフラッシュ、ローズキングダム、ペルーサの3歳勢に経験で勝るジャガーメイル、オウケンブルースリといった古豪が絡む構図は今からレースが待ち遠しくなるほどだ。
さて、ジャパンカップには「鉄板」とも言えるデータがある。それは1番人気馬の圧倒的な信頼度の高さで、過去10年、1番人気馬の成績は【4・2・4・0】複勝率100%。今年1番人気が確実視されているブエナビスタにとってはプラスとなるデータと言えよう。加えて天皇賞・秋を勝ってジャパンカップに臨む馬の成績は【2・0・4・1】複勝率85.7%というデータもあり、ブエナビスタが馬券圏外に敗れる可能性は限りなく低いものと言える。
一方、打倒ブエナビスタにもっとも近い存在であるナカヤマフェスタはマイナスデータがズラリ。過去10年、馬券圏内に入った日本馬25頭中19頭に東京GI3着内実績があり、セントライト記念、宝塚記念の結果が示すように右回りに良績が集中している同馬にとって好ましい舞台とは言えない。また、ペース次第で上がり3F33秒台の脚を要求されるジャパンカップを戦う上で、3歳以降上がり3F33秒台を使った経験がない点も不安だ。
それなら3歳馬の「下剋上」というシーンに期待してみるのも良いかもしれない。近年稀に見るスローの上がり勝負となった今年のダービーで上がり3F32.7秒という究極の切れ味を見せたのがエイシンフラッシュ。出走を予定していた菊花賞を回避した点はマイナスだが・・・上がり3Fの数字にこだわるなら、天皇賞・秋でブエナビスタを0.5秒上回る上がり3F33.6秒の脚を使ったペルーサも侮れない。
なお、今年は8頭の外国馬が出走を予定しているが、過去10年で外国馬が馬券圏内に入ったのは5頭のみ。そのうち4頭がデットーリの手綱によるものであり、世界的な超一流馬が出走せず、デットーリが手綱を取る馬が1頭もいない今年のジャパンカップでは厳しい印象は否めない。
【データで見るオススメ馬】
★エイシンフラッシュ
→過去10年、3歳馬がジャパンカップを制した例は一度だけだが、そのときの勝ち馬・ジャングルポケットは同年のダービーを制していた。当然今年のダービー馬・エイシンフラッシュにも同様の期待がかかる。エルコンドルパサー、アルカセットなどジャパンカップと相性の良いキングマンボ系という血統背景もプラスに働くだろう。
★ローズキングダム
→過去10年、菊花賞4着内から臨む馬の成績は【1・3・1・6】複勝率45.4%。1600m〜3000mまで幅広い距離での連対実績があり、距離不問で走れる安定感は出遅れやローテーションといった不安要素を抱える同世代にはない強みだ。キングマンボ、サンデーサイレンス、ミルリーフといった東京2400mに強い血を多く持っている点も後押しする。
★ヴィクトワールピサ
→過去10年、角居厩舎のジャパンカップでの成績は【1・1・2・3】複勝率57.1%。ウオッカの印象が強いが、デルタブルース、ポップロックなど単勝10倍台を超える人気薄の馬も馬券圏内に食い込ませている。国内ではブエナビスタと並んで未だ馬券圏外がなく、海外での2戦で人気が落ちるようなら狙ってみたい1頭だ。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★ブエナビスタ
→過去10年、天皇賞・秋を勝ってジャパンカップに臨む馬の成績は【2・0・4・1】複勝率85.7%。2400m出走経験がある馬に限っては複勝率100%という成績を残している。天皇賞・秋をぶっつけで使ってここが叩き2戦目という余裕のあるローテーションにも好感が持てる。
【血統で見るオススメ馬】
★シリュスデゼーグル
→過去、ジャパンカップで好走した馬にはNiniskiの血(2005年1着馬アルカセットの母父、1995年3着馬エルナンドの父)を持っていることが多い。同馬は出走を予定している外国馬で唯一Niniskiの血を持っており、生涯を通じて一度も掲示板を外したことのない安定感も魅力だ。
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