穴馬データ分析

【京成杯オータムH】同レースと相性抜群のノーザンテーストの血を引く馬に注目

2010年09月07日

★ポイント1「内枠有利」
→京成杯オータムHに限ったことではないが、中山開幕週は圧倒的に内枠有利。それがもっとも顕著である1600m戦ならなおさらで、3番より内を引いた馬が9年連続で馬券に絡んでいる。ただ、ゴチャつきやすくインに閉じ込められてしまう不利も受けやすいので、「内枠の先行馬」が狙い目になるだろう。
(ザレマ、キングストレイルetc)

★ポイント2「前走関屋記念組」
→過去10年、前走関屋記念組の成績は【0・6・4・23】複勝率30.3%。勝ち切れないのが難点だが、まずまずの成績を残している。ただ、そのときに上がり3F上位を計時した馬の成績は不振で、関屋記念で先行して切れ負けした馬が狙いだ。
(マイネルスケルツィ、ニシノシタンetc)

★ポイント3「ノーザンテースト系」
→過去10年、父ノーザンテースト系の成績は【0・4・0・2】連対率66.6%。母父にノーザンテーストを持つ馬の成績は【2・1・0・5】連対率37.5%。父・母父にかかわらず、ノーザンテーストの血を持つ馬には要注意だ。
(カンファーベスト、キストゥヘヴンetc)


秋の中山の風物詩ともいえるハンデ重賞・京成杯オータムH。2ヶ月にわたって広々とした左回りの新潟で行われた競馬から一転、コーナー4つの右回り・直線に急坂がそびえる中山に替ることで馬以上に騎手のスイッチの切り替えが必要とされる非常にトリッキーなレースだ。そのトリッキーさは結果にも反映されており、近7年で1番人気馬の勝利はなし。反対に10番人気以下の馬が2年連続で連対を果たしている、典型的な「荒れる重賞」といえよう。

その荒れ方もさまざまだが、大きな特徴に「内枠有利」ということが挙げられる。中山1600mが内枠有利だということはもはや法則化されているが、その例に漏れず京成杯オータムHでも毎年のように内枠を引いた馬が穴をあけている。4枠から内を引いた馬は6年連続連対中で、今年も内枠を引いた馬に注目したいところだ。

ただ、それ以上に注目したいのが「ノーザンテーストの血を引いているかどうか」ということ。過去10年、父ノーザンテースト系の成績は【0・4・0・2】連対率66.6%。母父にノーザンテーストを持つ馬の成績は【2・1・0・5】連対率37.5%。それに3年連続勝利中のサンデー系を掛け合わせれば、だいぶ予想が絞りやすくなってくるはずだ。

ちなみに京成杯オータムHへ臨むローテーションとして一般的なのが関屋記念からのローテーションだが過去10年で【0・6・4・23】と、どうにも勝ち切れない。今年は1番人気確実のセイクリッドバレーが出走してくるが、ジンクスを打ち破って念願の初重賞制覇を成し遂げることができるだろうか。


【データで見るオススメ馬】

★キョウエイストーム
→中山で一度も馬券圏外のない生粋の中山巧者だが、特筆すべきは連対時の枠。すべて真ん中より外の枠で連対しているのだ。内枠を引いた際、さらにパワーアップしそうな印象で、七夕賞から間隔をあけてここ目標で仕上げられたローテーションも好感が持てる。

★サンカルロ
→マイネルモルゲン、キストゥヘヴン、レッツゴーキリシマなど中山重賞実績のある馬が強い京成杯オータムH。同馬は出走予定馬中唯一の中山1600m重賞勝ち馬だ。また、左回りが【2・0・1・5】右回りが【1・1・3・1】とコース形態で成績がはっきり分かれる馬でもあり、阪急杯3着以来の右回りコースに戻るのは間違いなくプラスだ。

★フライングアップル
→今年に入ってからスプリント戦のみを使われているが、昨年のポートアイランドSで3着に入っているようにマイルは守備範囲内。右回りのマイル戦は3戦3着1回4着2回と大崩れがなく、インをロスなく進めればここでも面白い。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★キャプテンベガ
→小倉日経オープンから臨むローテーションは昨年2着馬アップドラフトとまったく同じ。出走を予定しているメンバー中唯一関屋記念で先行して切れ負けした馬でもあり、3年連続勝利中のサンデーサイレンスの血も受け継いでいる。ここが最大の狙いどころだろう。

【血統で見るオススメ馬】

★セイクリッドバレー
→出走馬中唯一、血統表にノーザンテーストを同胞する馬(母母父ノーザンテースト)。しかし、同馬の父タニノギムレットは中山1600mで【1・6・1・57】という成績。同馬は新潟外回りを得意とするタニノギムレット産駒の特徴をはっきりと受け継いでいるが…ノーザンテーストの血がタニノギムレットの血を凌駕することができるだろうか。

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