穴馬データ分析

【天皇賞・春】日経賞連対馬の複勝率46.6%、穴は長距離経験豊富な馬

2011年04月26日

★ポイント1「前走日経賞組」
→過去10年、前走日経賞組の成績は【2・6・1・28】複勝率24.3%。日経賞連対馬に限定すると【1・5・1・8】複勝率46.6%まで跳ね上がる。前哨戦を好走した馬が順当に本番でも好走する傾向が出ている点は見逃せない。
(マイネルキッツ、ゼンノロブロイetc)

★ポイント2「叩き2戦目」
→過去10年、叩き2戦目で臨んだ馬の成績は【6・5・2・36】複勝率26.5%。馬券圏内に入った13頭中10頭がGI連対歴を持つ馬であり、実績馬のみ適用されるローテーションという見方もできそうだ。
(メイショウサムソン、ディープインパクトetc)

★ポイント3「3000m以上距離経験」
→過去10年、馬券圏内に入った30頭中28頭に3000m以上距離の経験があった。3200mという長丁場だけあって、やはり長距離経験は必須だ。
(アドマイヤジュピタ、スズカマンボetc)


今年で143回目を迎える伝統の長距離GI、天皇賞・春。昨年の有馬記念1,2着馬こそ出走しないが、今年に入っても中長距離重賞を席巻している4歳世代を中心に、GI馬4頭という豪華なメンバーが集結した。

今年の天皇賞・春で注目を集めているのは、前哨戦となる日経賞を制したトゥザグローリー。有馬記念ではヴィクトワールピサ、ブエナビスタという世界を相手にする強豪に次ぐ3着に好走し、年明け以降は京都記念→日経賞と重賞を連勝。もはや死角はないように思えるが、過去10年、馬券圏内に入った30頭中28頭に3000m以上の距離経験があった点は気がかりだ。それは日経賞2着のペルーサにも言えることだが・・・

それなら同じ日経賞組でも3000m超のGIでの連対歴を持つローズキングダムを上位に取る手もある。近2走が案外な結果に終わったことで評価を落としているが、冬場で重い質の芝だった点を踏まえると、軽い芝の京都に替って巻き返しの可能性は十分だ。過去の天皇賞・春で1→2着のマイネルキッツもこの舞台では軽視できないが、8歳以上の馬が【0・0・0・15】という点をどう見るか。

日経賞と並ぶ前哨戦である阪神大賞典・大阪杯組はどうか。過去10年、どちらかのレースをステップに天皇賞・春を制した馬は5頭を数えるが、そのうち4頭がGI馬。今年の勝ち馬・ナムラクレセント、ヒルノダムールはともにGI未勝利ということで、馬券的にはヒモとして据えるのが賢明か。

こうして見ると、上位人気馬とて決して安泰ではないということがわかる。過去10年で10番人気以下が6頭馬券圏内に入っているように近年の天皇賞・春は波乱傾向が強いが、今年も穴馬の台頭があってもおかしくない。なお、その6頭には年内に馬券圏内に入っていた実績があり、それに該当する馬に「波乱の天皇賞・春」を演出する資格があるのかもしれない。


【データで見るオススメ馬】

★ローズキングダム
→過去10年、馬券圏内に入った30頭中28頭に3000m以上距離の経験があった。近2走が案外な結果に終わったことで評価を落としているが、冬場で重い質の芝だった点を踏まえると、軽い芝の京都に戻って巻き返しの可能性は十分だ。

★トゥザグローリー
→過去10年、前走日経賞日経賞連対馬の成績は【1・5・1・8】複勝率46.6%。3000m超の距離経験がない点が不安材料だが、競馬場を2周する有馬記念で3着に好走しているように距離はさほど問題ないのかもしれない。充実期を迎えた今なら距離をこなしても。

★エイシンフラッシュ
→過去10年、前年のダービー馬が天皇賞・春に出走してきた際の成績は【2・1・0・1】複勝率75.0%。前走大阪杯はレコード決着を大外枠からタイム差なしの3着という上々の内容で、叩き2戦目で臨んだ馬が6勝、馬券圏内に入った13頭中10頭がGI連対歴を持つ馬であったというデータも味方する。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★ペルーサ
→過去10年、前走日経賞連対馬の成績は【1・5・1・8】複勝率46.6%。同馬は過去10年で6勝を挙げている叩き2戦目で臨む馬にも該当し、休み明けの毎日王冠5着→叩き2戦目の天皇賞・秋2着と一変した実績から叩き2戦目で臨むここは侮れない。

【血統で見るオススメ馬】

★メイショウベルーガ
→近5年の天皇賞・春において、父ノーザンダンサー系の馬が馬券圏内に入れなかった年はわずか一度。同馬は出走馬中数少ない父ノーザンダンサー系であり、フレンチデピュティ産駒はアドマイヤジュピタが2008年の天皇賞・春を制している。京都芝外回りでは大崩れのない馬だけに、対牡馬相手でも侮れない。

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