2011年03月08日
★ポイント1「前走京都牝馬S組」
→過去10年、前走京都牝馬S組の成績は【4・4・3・31】複勝率26.2%。過去10年でこの組が馬券圏内に入れなかった年は2回しかなく、中山牝馬Sにおける好走ステップとなっている。
(マイネサマンサ、ヤマニンシュクルetc)
★ポイント2「重賞勝利実績」
→過去10年、勝ち馬10頭中7頭に重賞勝利実績があった。GI馬の勝利も目立つことから、格と戦ってきた相手が重要なレースと言えるだろう。
(キストゥヘヴン、レディパステルetc)
★ポイント3「軽ハンデ馬」
→過去10年、斤量53kg以下の馬が馬券圏内に入らなかった年はわずか2回。ふた桁人気の馬が激走することも珍しくないが、そのほとんどが斤量53kg以下の軽量馬である点は見逃せない。
(ニシノブルームーン、ヤマニンメルベイユetc)
牝馬限定のハンデ重賞・中山牝馬S。種付け前の時期に行われる重賞ということでこのレースを引退レースに選ぶ陣営も多く、2009年のキストゥヘヴンは見事に有終の美を飾った。また、ヴィクトリアマイルが新設されたことで昨年のニシノブルームーンのようにここをステップにするケースもあり、勝負気配の見極めが重要なレースだ。
今年の中山牝馬Sで注目を集めているのは4歳牝馬世代だろう。なかでも桜花賞2着、天皇賞・秋4着のオウケンサクラは実績では頭ひとつ抜けている。中山芝1800mはフラワーカップ勝ちがあり、コース適性も十分だ。新馬戦を含めて中6週以上の休み明けでの成績が【0・0・0・3】と典型的な叩き良化型である点は気がかりだが・・・
前走京都牝馬Sで思わぬ惨敗を喫したアプリコットフィズはどうか。クイーンS勝ち、秋華賞3着の実績はオウケンサクラに負けず劣らずといったところだが、前走10着以下に敗れたジャングルポケット産駒の重賞成績は【1・1・1・26】と不振傾向にある点が引っ掛かる。良馬場・関東圏では【2・1・0・0】と馬券圏外がないだけに関東圏での競馬はプラス材料だが、叩き一変とまでは難しいかもしれない。
古馬勢では、京都牝馬S2着から臨むヒカルアマランサスがエース格か。常に上がり3F上位の脚を繰り出せる末脚は魅力だが、同馬は好走歴が京都・東京といった直線が長く広いコースに集中しているだけにコーナー4つの中山芝1800mへの対応が鍵となるだろう。それならコーナー4つの内回りコースを得意とするプロヴィナージュにコース適性の利があるかもしれない。
ちなみに過去10年の中山牝馬Sにおいて、重賞勝利実績がある馬は7勝を挙げている。今年の出走登録馬でこれに該当する馬は7頭を数えるが、そのなかでもGI連対実績のあるオウケンサクラ、ヒカルアマランサス、ブロードストリートには特に注意したい。
【データで見るオススメ馬】
★オウケンサクラ
→過去10年、勝ち馬10頭中7頭に重賞勝利実績があった。同馬は中山芝1800mの重賞・フラワーカップを制しており、GI連対歴もある。新馬戦を含めて中6週以上の休み明けでの成績が【0・0・0・3】と典型的な叩き良化型である点は気がかりだが、コース適性の高さは無視できない。
★ヒカルアマランサス
→過去10年、前走京都牝馬S組の成績は【4・4・3・31】複勝率26.2%。同馬は過去10年の勝ち馬10頭中7頭に該当する重賞勝利実績馬でもあり、コーナー4つの内回りで行われる中山芝1800mに対応できれば再度の好走が期待できる。
★プロヴィナージュ
→2009年10月以降、直線の短い内回りコースでは【2・3・0・0】連対率100%。近2走は京都外回りコースで切れ負けした印象があるが、中山内回りコース替りなら一変があってもおかしくない。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★ディアアレトゥーサ
→新馬戦を含め、中10週以上の間隔をあけた時の成績は【1・1・0・1】。前走福島記念では51kgの軽量とはいえ古馬相手に2着と好走しており、紫苑S勝ちのある中山替りもプラスだ。
【血統で見るオススメ馬】
★ダイワジャンヌ
→タニノギムレット産駒は中山芝1800mで【6・4・7・36】複勝率32.1%。昨年は同産駒のニシノブルームーンが制しており、ダイワジャンヌ自身も中山芝1800mでの勝ち鞍がある。近2走は牡馬相手に勝ち馬から0.3秒以内の競馬をしており、牝馬限定戦なら侮れない。
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