2011年02月16日

【馬場×フリオーソ】重いダートでは現役トップ3レベル、高速馬場では割引か

2歳GI制覇にはじまり、昨年はGIのタイトルをふたつ追加。GI5勝という圧倒的な実績を引っ提げて中央GIに挑むフリオーソ。同馬にとって目の上のタンコブ的存在だったエスポワールシチー、スマートファルコンが出走回避ということで、願ってもないチャンスが巡ってきた。

さて、フリオーソが中央GIに挑戦するのはこれが3度目。それまでの2度はジャパンカップダートへの出走だったが、それぞれ7,10着と敗れている。今回は芝スタートの東京ダート1600mということで、間違いなく地方より速い中央ダートへの対応力が問われそうだ。左回り・1600mで行われる地方交流GIに「かしわ記念」があるが、2009年・2010年と参戦し、2009年が5着、2010年が2着となっている。この結果を見る限り1600mという距離は問題なさそうだが・・・2009年は重馬場、2010年は良馬場だったという点には注意が必要かもしれない。

フリオーソの馬場適性を裏付けるレースが、昨年フリオーソが唯一馬券圏外に敗れたダイオライト記念。3連覇の夢むなしく5着に敗れてしまったレースだが、そのときの馬場状態は「不良」。雨の日本テレビ盃でトランセンドを寄せ付けなかった点、渋った馬場でも結果を出している点から馬場不問にも思えるが、適性としては軽いダートより重いダートのほうにあるのは間違いないだろう。重いダートに関しては、中央馬を含めた現役ダート馬でトップ3に入るだけの能力を持っている。

「東京競馬場」というシチュエーションはフリオーソにとってどうだろうか。左回りに関しては前走川崎記念勝ちを含めGI2勝を挙げているだけに杞憂に終わりそうだが、東京ダート1600mの芝スタートに関しては走ってみないとわからないとしか言いようがない。ちなみに過去2戦中央の芝を走っているが、そのときの着順は7,11着と散々なもの。アグネスデジタル、アドマイヤドン、メイショウボーラーなど芝・ダート兼用馬の相性が良いレースでもあり、極端に速い馬場になるとスピード負けしてしまう可能性も否定できない。

昨日取り上げたトランセンドは時計が速くなればなるほどパフォーマンスを上げる馬だが、フリオーソはトランセンドとは真逆で、重いダートで時計がかかればかかるほどパフォーマンスを上げる馬。フェブラリーSでは人気を二分することが予想される2頭だが、馬場適性だけを見れば「両雄並び立たず」になってしまう可能性は相当に高いと言えるだろう。

★フリオーソの馬場別成績

良【4・6・1・5】
稍【5・2・0・0】
重【0・0・0・2】
不良【1・4・0・1】

つづく。

(競馬天気:フェブラリー特別版)