2011年02月16日
【フェブラリーS】連対率80%ローテのトランセンド、穴なら外枠を引いた馬
★ポイント1「前走ジャパンカップダート組」
→過去10年、前走ジャパンカップダート組の成績は【3・1・0・1】複勝率80.0%。馬券圏内に入った4頭はすべてJCダート連対馬であり、言い方を変えればJCダート連対からフェブラリーSに臨む馬はこれまで連対を外していないという強力なローテーションだ。
(エスポワールシチー、アドマイヤドンetc)
★ポイント2「前走3着内馬」
→過去10年のフェブラリーSにおいて、9勝が前走3着内馬によるもの。前走3着内馬が1〜3着を独占した昨年のJCダートのように、ダート路線は近走着順が何よりも重要視される。この点には注目したいところだ。
(メイショウボーラー、ノボトゥルーetc)
★ポイント3「外枠」
→過去10年、8枠を引いた馬の成績は【4・0・4・12】複勝率40.0%。過去10年の勝ち馬を見ても10頭中8頭が5枠より外を引いた馬であり、東京ダート1600mの定説である外枠有利はこのレースでも反映されている。
(サクセスブロッケン、ヴァーミリアンetc)
GIに格上げされてから第15回目を迎えるダートGI・フェブラリーS。毎年ダート路線のトップクラスに位置する馬が顔を揃えるレースだが、今年は昨年の覇者・エスポワールシチー、昨年ダートGI2勝のスマートファルコンが出走回避。例年に比べてやや寂しいメンバーという印象は拭えない。
そんな中、人気を集めそうなのが昨年のJCダート覇者であるトランセンド。JCダートからの直行となるが、昨年はエスポワールシチーがそのローテーションでフェブラリーSを制しているだけに問題ないだろう。むしろ同馬にとって問題なのは左回り・コーナーふたつの東京ダート1600mへの適性。同じ条件の武蔵野Sでは6着に敗れているだけに、盤石とまでは言い切れない印象だ。また、馬場が渋ってこその馬でもあり、パサパサに乾いたダートでのレースを強いられるようなら思い切って嫌う手もあるか。
そのトランセンドを日本テレビ盃でまったく相手にしなかったのが地方馬・フリオーソ。昨年のかしわ記念以降一度も連対を外しておらず、同馬にとっての天敵とも言えるスマートファルコン不在のここなら実力上位だ。こちらはトランセンドとは反対に地方での好走歴からパサパサの重いダートが望ましく、馬場が渋ってスピード勝負になるようなら不安な面も出てくる。
それなら充実一途のセイクリムズンが勢いそのままに戴冠、というシーンも考えられる。前走根岸Sを良のダートで1分23秒0とメイショウボーラーと同タイムで制し、そのメイショウボーラーはフェブラリーSを返す刀で制覇。中山ダート1200m重賞勝ち→根岸S勝ちというローテーションもまったく同じだ。過去10年、根岸S勝ちから臨んだ馬の成績は【2・0・2・5】複勝率44.4%と好相性で、ダート1600mへの距離延長さえこなせれば一気の下剋上を成し得てもおかしくない。
ちなみに過去10年のフェブラリーSにおいて、左回りの1600mGI勝ちがある馬が馬券圏内に入れなかった年はわずかに一度。また、芝重賞勝ちがある馬が馬券圏内に入れなかった年も二度しかなく、この条件に該当するオーロマイスター、コスモファントム、ライブコンサートあたりの激走には注意が必要かもしれない。
【データで見るオススメ馬】
★セイクリムズン
→過去10年、根岸S勝ちから臨んだ馬の成績は【2・0・2・5】複勝率44.4%。1600mでの勝ち鞍がない点は気がかりだが、3連勝中という近走の勢いは軽視できない。内枠を気にしない馬ということもあり、距離ロスを防ぐことができる内枠のほうが同馬にとってはプラスだろう。
★オーロマイスター
→過去10年、左回りの1600mGI勝ちがある馬が馬券圏内に入れなかった年はわずかに一度。同馬は南部杯の勝ち馬だが、同レースの勝ち馬は過去10年で6頭中5頭がフェブラリーSで馬券圏内に入っており、関連性は極めて高い。南部杯以来の左回り替りで一変があっても。
★フリオーソ
→過去10年のフェブラリーSにおいて、9勝が前走3着内馬によるもの。同馬は昨年のかしわ記念以降一度も連対を外しておらず、トランセンドに先着した実績を持つ。芝の部分からのスタートとなる東京ダート1600mへの対応が鍵となるが、左回りの1600mGI勝ちもあるだけに軽視は禁物だ。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★トランセンド
→過去10年、前走ジャパンカップダート組の成績は【3・1・0・1】複勝率80.0%。コーナーふたつの競馬場での勝ち鞍がない点は気がかりだが、ローテーション面で疑う余地はない。フリオーソという強力な同型馬がいるだけに、逃げ争いさえ制することができれば。
【血統で見るオススメ馬】
★ダノンカモン
→シンボリクリスエス産駒は東京ダート1600mで【20・14・13・97】複勝率32.6%。昨年東京ダート1600m重賞に出走した2頭はいずれも馬券圏内に入っており、適性の高さは折り紙つきだ。同馬は東京ダートで馬券圏外が一度もなく、距離延長で逆転があってもおかしくない。
(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)
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