2011年02月09日
【クイーンカップ】ダンス、ホエールは盤石、枠順次第で穴馬の台頭も
★ポイント1「前走中山1600m組」
→過去10年、前走中山1600m組の成績は【5・2・2・22】複勝率29.0%。これを前走3着内馬に限定すると【4・1・2・14】複勝率33.3%まで跳ね上がる。コースは違えどマイル戦で好走している実績は高く評価したいところだ。
(ディアジーナ、アプリコットフィズetc)
★ポイント2「外枠」
→過去10年、ふた桁番を引いた馬が馬券圏内に入ることができなかった年はわずかに2度。東京芝1600mは内枠有利の傾向が強いが、先週の東京新聞杯のように不利を受けるリスクを考えると能力を最大限に発揮できる外枠のほうが良いという見方もできそうだ。
(イクスキューズ、コイウタetc)
★ポイント3「関西所属騎手」
→過去10年、関西所属騎手が馬券圏内に入ることができなかった年はわずかに3度。騎手にとってこの時期は3歳牝馬クラシック戦線のお手馬を確保したい時期でもあり、馬とともに関東遠征を敢行するということは強い勝負気配の表れなのだろう。
(リトルアマポーラ、ダイワエルシエーロetc)
東京芝1600mで行われる3歳牝馬重賞・クイーンカップ。オークスとの結びつきが強いレースとして知られており、ウメノファイバー、ダイワエルシエーロがのちにオークスを制し、チューニーが13番人気2着と波乱を演出した。「オークスで好走しそうな馬を狙う」というスタンスで臨むのも重要なのかもしれない。
今年のクイーンカップで注目を集めているのは、前走フェアリーSを制したダンスファンタジア。阪神JFでは折り合いを欠いて惨敗を喫したが、フェアリーSではハイペース+内枠という好条件を味方につけて1分33秒7という好時計で快勝した。東京芝は2戦2勝と相性が良く、前走の反動がなければここでも好勝負必至だろう。
そのダンスファンタジアと阪神JFで顔を合わせ、2着に入ったホエールキャプチャも侮れない。高い潜在能力と引き換えに気性面で危うさを抱えるダンスファンタジアに対し、ホエールキャプチャはコース、輸送、距離、脚質といったさまざまな不安要素をすべてクリアしてきている。今回は初の左回りという不安要素と向き合うことになるが、これまでのレースぶりから大崩れは考えにくい。
コース替りで一変の可能性を秘めるのは新潟2歳Sの覇者・マイネイサベル。近2走はいずれも関西圏の競馬であり、割り引く必要があるだろう。テレグノシス×サンデーサイレンスという血統から「=オークス」という見方をすれば一定の評価が必要になってくるだろう。
【データで見るオススメ馬】
★ダンスファンタジア
→過去10年、前走中山1600m組の成績は【5・2・2・22】複勝率29.0%。これを前走3着内馬に限定すると【4・1・2・14】複勝率33.3%まで跳ね上がる。同馬は東京芝2戦2勝と相性が良く、気性面の危うささえ露呈しなければ好勝負必至だろう。
★ホエールキャプチャ
→阪神JF連対馬がクイーンカップに参戦するのは2009年のダノンベルベール以来だが、そのダノンベルベールは同レースで2着に好走している。馬場・展開問わずどんな条件でも大崩れがない安定感はクラシック戦線では大きな武器であり、ここでも大崩れは考えにくい。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★フレンチカクタス
→過去10年、前走中山1600m組の成績は【5・2・2・22】複勝率29.0%。これを前走3着内馬に限定すると【4・1・2・14】複勝率33.3%まで跳ね上がる。赤松賞ではダンスファンタジアの瞬発力に屈したが、高いレースセンスを誇る馬だけに立ち回り次第では逆転の目も見えてくる。
【血統で見るオススメ馬】
★ユースティティア
→フジキセキ産駒は東京芝1600m重賞で【4・2・3・26】単勝回収率336%、複勝回収率287%。過去のクイーンカップでも15番人気3着、8番人気3着の激走をかましており、東京芝1600mへの適性はかなりのもの。対牝馬に先着を許したことはなく、まだ底を見せていない点も魅力だ。
★マイネイサベル
→掲示板外に敗れた近2走はいずれも関西圏での競馬であり、ノーカウントで良いだろう。今回は関東圏での競馬に加え、2勝を挙げている左回り替り。テレグノシス×サンデーサイレンスという血統からも東京適性は秘めているはずだ。
(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)
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