2011年01月26日

【シルクロードS】血統、ローテーション◎のセイコーライコウが2強崩しの使者に

★ポイント1「前走条件戦勝ち上がり組」
→過去10年、前走1000万下or1600万下の条件戦から臨んだ馬の成績は【2・1・3・10】複勝率37.5%。馬券圏内に入った6頭中5頭が前走1着から臨んでおり、前走条件戦1着馬を軽視することは危険だ。
(エムオーウイナー、テイエムサンデーetc)

★ポイント2「関東馬」
→過去10年、関東馬の成績は【3・5・5・30】複勝率30.2%。昨年は関東馬が1〜3着を独占しており、短距離路線においては関東馬>関西馬という構図になりつつあるのかもしれない。
(プレシャスカフェ、トロットスターetc)

★ポイント3「父フジキセキ」
→フジキセキ産駒は過去10年のシルクロードSで【3・1・1・7】複勝率41.7%。馬券圏内に入った馬で1番人気の馬は1頭もおらず、適性の高さが伺える。同産駒の存在には注意おきたいところだ。
(アルティマトゥーレ、ファイングレインetc)



京都芝1200mで行われるハンデ重賞・シルクロードS。近年層の薄さが囁かれる短距離路線だが、それにハンデ戦というファクターが加わることで必然的にレースは荒れる傾向が強い。過去10年、1番人気馬の連対はわずかに2回であり、目下5年連続で1番人気馬が連対を外している。やはり今年も「荒れる」というスタンスで臨むのがベターか。

今年のシルクロードSで注目を集めているのは、前走京阪杯で初重賞制覇を飾ったスプリングソング。3歳時にセントウルS3着があるように早くから能力の片鱗を見せていた同馬だが、長期休養明け2戦を連勝で飾っているようにここにきて馬がパンとしてきた印象だ。2009年に臨んだシルクロードSで1番人気14着という惨敗を喫している点が気がかりではあるが、京都1200mで崩れたのはそのときだけ。実績的にも中心視できる。

実績ならジョーカプチーノも負けていない。NHKマイルカップ勝利から臨んだダービー以降戦列を離れていた同馬だが、前走ラスピラズリSで久々の勝利を挙げた。芝1200mでは3戦3勝と未だ底を見せていないだけに、今回も好勝負が期待できそうだ。過去10年、逃げ切り勝ちを収めた馬がいない点は気がかりではあるが・・・

例年と比べると上記に挙げた2頭はかなり強力という印象があるが、データ的に面白そうなのは「関東馬」と「前走条件戦勝ち上がり組」。今年の出走登録馬でこの条件を満たしているのは前走サンライズS勝ちから臨むセイコーライコウただ1頭ということで、注目しておきたい1頭と言えるだろう。

ちなみに過去10年のシルクロードSにおいて、関東馬が圏内に入らなかった年はわずかに二度。昨年は関東馬が1〜3着を独占しており、関西圏の重賞とはいえ関東馬の存在は気に留めておきたいところだ。



【データで見るオススメ馬】

★スプリングソング
→過去10年、前走重賞勝ちから臨んだ馬の成績は【2・0・1・3】複勝率50.0%。京都芝では6戦4勝という成績を残しており、コース適性はメンバー中随一。目下の勢いで重賞連勝があっても。

★ジョーカプチーノ
→芝1200mでは3戦3勝と未だ底を見せていない同馬。開催後半の馬場ということで、1600mでの勝ち鞍がある同馬のスタミナは武器となるはずだ。すんなりハナを奪えるようならアッサリまであっても不思議ではない。

★モルトグランデ
→過去10年、関東馬の成績は【3・5・5・30】複勝率30.2%。同馬は9月〜2月が【3・3・5・2】という冬馬であり、近4走続けて上がり3F3位以内をマークしている切れ味は軽視できない。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★セイコーライコウ
→過去10年、前走1000万下or1600万下の条件戦から臨んだ馬の成績は【2・1・3・10】複勝率37.5%。同馬は出走登録馬中唯一の条件戦勝ち上がり組であり、今年のJRA芝重賞で【2・2・3・6】複勝率53.8%を誇る母父サンデーサイレンスの血を持つ点も魅力だ。

【血統で見るオススメ馬】

★ケイアイアストン
→フジキセキ産駒は過去10年のシルクロードSで【3・1・1・7】複勝率41.7%。また、同馬はシルクロードSで【3・5・5・30】複勝率30.2%と好成績を残している関東馬ということもあり、再度の激走があってもおかしくない。

(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)
※会員の方には、根岸S、京都牝馬Sもご覧頂けます。