2011年01月18日

「=ナカヤマフェスタ」で括ることができるフェイトフルウォー

【1回中山5・6日目馬場傾向】

中山芝は5・6日目とも良/乾。京成杯では洋芝の札幌芝3着を持ち、小倉で勝ち上がったデボネア、洋芝の札幌2着があるプレイがそれぞれ人気薄で激走しているように力の要る芝に変わりつつある。次週が最終週となるが、洋芝適性のある馬・ローカル実績のある馬にとって走りやすい馬場である点には注意したい。反対に、人気を裏切ってしまったスマートロビンやヌーベルバーグのように、上がりの速い阪神・京都・東京で好走してきた馬は危険ということも頭に入れておきたい。

●1回中山5日目 11R 5着キングストリート

東京・新潟・京都&阪神外回りコースが【4・2・1・6】、それ以外の右回りが【0・0・0・5】とはっきりしている同馬。要するに上がり3Fの勝負を得意としているわけだが、それを踏まえると上がりがかかる中山1600mは最悪の条件。それでいて1着馬から0.2秒差の5着なら上出来だろう。外回りコースに戻っての巻き返しが期待できる。

●1回中山6日目 11R 1着フェイトフルウォー

終始インをロスなく回り、デボネアの追込をハナ差凌いだ。同馬は未だ馬券圏外がないが、その内訳は重馬場を先行して押し切った新馬戦、上がり3F34.0の脚を使った東スポ杯、前半1000mと後半1000mがまったく同じラップを刻んだ消耗戦のホープフルSと求められる性質が異なるレースばかり。ベストは速い上がりを求められない重馬場や中山ということになるだろうが、これはナカヤマフェスタとまったく同じ。クラシックで狙うなら皐月賞、または雨が降って力の要る馬場になったときだろう。
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【1回京都5・6日目馬場傾向】

京都芝は5・6日目とも良/乾。今週も先週同様に内枠有利の馬場で、内枠or逃げ・先行馬の穴が目立った。ダートは良/乾。レース中に白い煙が舞うほどの乾いた馬場で、時計がかかる重いダートと言える。重いローカルダートでの好走実績のある馬が激走をかますシーンが良く見られた。

●1回京都5日目 4R 7着カリスマサンスカイ

現級で2,3着という実績から1番人気に推されていたが、7着と人気を裏切ってしまった。前述のように今の京都はレース中に白い煙が舞うほどの乾いた馬場であり、脚抜きの良い京都・不良のダートを勝ち上がった同馬にとっては厳しい馬場だった。雨が降って脚抜きの良い馬場になったとき、または比較的軽い東京ダート替りで改めて注目したい。

●1回京都6日目 11R 10着ビートブラック

スローが予想されたレースで果敢に逃げたが、1000m通過60.1秒、ラスト4Fすべて11秒台という想像以上に厳しい流れとなった。もともとダートで走っていたように力の要る馬場・切れ味を求められない馬場を得意とするところがあり、今回は条件的にまったく向かなかったのだろう。同じような流れになりやすい天皇賞・春は向いていないかもしれないが、上がりのかかる阪神コースに替る阪神大賞典に出走することがあれば、一変が期待できる。

(競馬天気:月曜コラム・田原基成「馬場×次走注目馬」より)