2010年12月25日

【有馬記念】全出走馬データ完全分析

1枠1番
ヴィクトワールピサ デムーロ
短評:過去10年、ジャパンカップを経由して秋4戦目を迎える3歳馬の成績は【1・0・0・8】。唯一馬券圏内に入ったシンボリクリスエスは馬場改修に伴い中山開催となったジャパンカップを経由していた。ネオユニヴァース産駒は芝2500m以上で【0・0・0・16】。過去10年、ジャパンカップで4角4番手以内にいた馬の成績は【0・1・2・22】。データ上、マイナス材料は多いが・・・

良/乾【3・1・2・0】
良/湿【0・0・0・0】
気候/寒【1・0・0・0】
季節/冬【1・0・0・0】

1枠2番
ネヴァブション 後藤
短評:過去10年、前走から中3週以内のローテーションで臨んだ馬の成績は【0・0・0・21】。今年に入って掲示板外のない同馬だが、このローテーションはプラスとは言えないだろう。過去10年、同年のAJCC勝ち馬は有馬記念で【1・1・1・3】複勝率50.0%。コース適性を利して上位進出を狙いたいところだ。

良/乾【6・1・2・18】
良/湿【1・0・1・0】
気候/寒【4・0・1・9】
季節/冬【4・1・3・5】

2枠3番
フォゲッタブル 岩田
短評:過去10年、前走から中3週以内のローテーションで臨んだ馬の成績は【0・0・0・21】。ダンスインザダーク産駒は中山芝2500m重賞で【0・0・0・14】。ローテーション・血統ともにデータ上は厳しい印象がある。斤量58kg以上では馬券圏内がない馬だけに、斤量57kgに替るのはプラス材料だが・・・

良/乾【1・3・1・6】
良/湿【1・0・0・2】
気候/寒【1・0・0・2】
季節/冬【3・0・0・3】

2枠4番
トーセンジョーダン 三浦
短評:過去10年、前走アルゼンチン共和国杯組の成績は【0・0・1・6】。唯一馬券圏内に入ったコイントスは馬場改修に伴い中山芝2500mを経由していた。有馬記念がGI初挑戦という馬で馬券圏内に入った馬は過去10年で2頭のみで、その2頭は中山芝2500m重賞連対歴があった。ここではさすがに荷が重いか。

良/乾【5・1・0・2】
良/湿【1・0・0・1】
気候/寒【2・1・0・0】
季節/冬【2・1・0・1】

3枠5番
ルーラーシップ ルメール
短評:過去10年、前走から中3週以内のローテーションで臨んだ馬の成績は【0・0・0・21】。同馬が挙げた4勝はコーナー2つの東京芝2000mor阪神外回りコースのものであり、コーナー6つの中山芝2500mへの適性に疑問が残る。過去10年、3歳馬の成績は【2・4・1・29】だが、馬券圏内に入った馬には芝2200m以上の勝ち鞍があった点も気がかりだ。

良/乾【3・1・0・2】
良/湿【0・0・0・0】
気候/寒【2・1・0・1】
季節/冬【2・1・0・0】

3枠6番
ローズキングダム 武豊(出走取消)

4枠7番
ブエナビスタ スミヨン
短評:過去10年、前走ジャパンカップ1着入線馬の成績は【3・0・0・2】。勝利を収めた2頭はいずれもジャパンカップを1番人気で制しており、その点はプラス材料と言える。ただ、同馬は東京・京都・阪神外回りが【7・1・2・0】、中山・札幌・京都・阪神内回りが【1・3・1・0】であり、やはり直線の短いコースでは持ち味を十分に発揮しきれていないといった印象があるが・・・スペシャルウィーク産駒は中山芝2500mで【0・4・1・15】。

良/乾【4・3・1・0】
良/湿【3・0・2・0】
気候/寒【2・1・0・0】
季節/冬【2・1・0・0】

4枠8番
メイショウベルーガ 蛯名
短評:過去10年、牝馬の成績は【1・2・1・9】複勝率30.7%。馬券圏内に入った4頭はすべてGI馬であり、GI勝ちのない同馬にとっては嫌なデータだ。蛯名騎手は有馬記念で【2・0・1・10】。同年の芝重賞を2勝以上挙げている古馬は有馬記念で【5・4・4・13】複勝率50.0%であり、ブエナビスタ以外にこの条件を満たしているのは同馬だけ。

良/乾【3・1・5・10】
良/湿【1・0・1・2】
気候/寒【2・0・1・1】
季節/冬【2・0・2・2】

5枠9番
ダノンシャンティ ベリー
短評:過去10年、半年以上の休み明けで臨んだ馬の成績は【0・0・0・2】。秋に1戦もしていない馬が馬券圏内に入った例は1994年のライスシャワーまで遡らなければならず、さすがに厳しいといった印象だ。フジキセキ産駒は芝2500m重賞で【0・0・0・6】。過去10年、馬券圏内に入った30頭すべてが2000m以上での勝ち鞍があった点もマイナスだ。

良/乾【3・1・1・0】
良/湿【0・0・0・0】
気候/寒【2・1・0・0】
季節/冬【0・1・1・0】

5枠10番
エイシンフラッシュ 内田博
短評:過去10年、同年のダービー馬の成績は【0・1・0・2】。同一年でダービー&有馬記念を制した馬はナリタブライアンまで遡らなければならない。秋3戦目で馬券圏内に入った馬は3頭を数えるが、3頭はいずれも菊花賞からの参戦だった。過去10年、ジャパンカップで4角4番手以内にいた馬の成績は【0・1・2・22】。キングスベスト産駒は芝2500m以上で【3・0・0・4】複勝率42.8%であり、距離は問題なさそうだが・・・

良/乾【4・1・1・2】
良/湿【0・0・0・0】
気候/寒【2・0・0・0】
季節/冬【2・0・0・0】

6枠11番
トゥザグローリー ウィリアムズ
短評:過去10年、前走から中3週以内のローテーションで臨んだ馬の成績は【0・0・0・21】。また、同馬はこれが秋5戦目となるが、秋5戦目で有馬記念に臨んだ馬の成績は【1・1・0・9】。ローテーション的には割り引かざるを得ない。

良/乾【3・2・0・2】
良/湿【0・0・0・1】
気候/寒【1・0・0・0】
季節/冬【1・0・0・0】

6枠12番
ドリームジャーニー 池添
短評:過去10年、前年の有馬記念を制した馬の翌年の成績は【1・0・0・3】。連覇を果たしたのはシンボリクリスエスのみとなっている。前走GI以外のレースから臨んだ馬は【0・1・1・37】であり、オールカマーからのぶっつけになってしまった点はマイナスか。同馬はひと桁番時の成績が【7・3・4・2】、ふた桁番時の成績が【2・0・1・9】。

良/乾【8・1・4・8】
良/湿【1・1・1・2】
気候/寒【1・1・1・2】
季節/冬【2・0・1・3】

7枠13番
オウケンブルースリ 横山典
短評:過去10年、京都大賞典→ジャパンカップ→有馬記念というローテーションで臨んだ馬の成績は【0・0・0・3】。同馬は叩き3戦目で【2・1・0・0】と好成績を残しているが、このローテーションが吉と出るかどうか・・・過去10年の有馬記念で馬券圏内に入った30頭中28頭が同一年の重賞勝ちorGI連対実績があった点はマイナスか。

良/乾【3・2・1・3】
良/湿【1・1・0・1】
気候/寒【0・1・0・0】
季節/冬【0・0・0・0】

7枠14番
ペルーサ 安藤勝
短評:過去10年、ジャパンカップを経由して秋4戦目を迎える3歳馬の成績は【1・0・0・8】。唯一馬券圏内に入ったシンボリクリスエスは馬場改修に伴い中山開催となったジャパンカップを経由していた。ゼンノロブロイ産駒は芝2500m以上で【2・0・1・6】。安藤勝騎手は有馬記念での成績が【1・1・1・3】。ジャパンカップで上がり3F最速をマークした馬の成績は【3・0・0・2】。データ上はプラス材料が豊富な1頭だ。

良/乾【3・0・0・2】
良/湿【0・0・0・0】
気候/寒【2・0・0・0】
季節/冬【1・0・0・0】

8枠15番
レッドディザイア 四位
短評:過去10年、前走海外GIから臨んだ馬の成績は【0・2・0・2】複勝率50.0%。同馬は芝でひと桁番時の成績が【2・1・2・0】、ふた桁番時の成績が【1・2・0・2】であり、この枠はやや割引か。マンハッタンカフェ産駒は中山芝2500mで【2・0・4・16】複勝率27.3%だが、馬券圏内に入った6頭はすべてひと桁番だった。四位騎手は中山芝2500mでの成績が【0・1・1・9】。

良/乾【3・3・1・1】
良/湿【0・1・0・0】
気候/寒【2・0・1・0】
季節/冬【2・0・0・0】

8枠16番
ジャミール 福永
短評:過去10年、前走から中3週以内のローテーションで臨んだ馬の成績は【0・0・0・21】。また、過去10年の有馬記念で馬券圏内に入った30頭中28頭が同一年の重賞勝ちorGI連対実績があり、そのどちらも満たしていない点はマイナスか。福永騎手は中山芝2500mでの成績が【1・0・0・14】。

良/乾【4・5・4・4】
良/湿【0・2・0・1】
気候/寒【1・0・1・1】
季節/冬【1・1・1・1】



【見解】
現時点での1番人気はブエナビスタ。前走ジャパンカップでは降着処分による2着という残念な結果に終わったが、3歳勢以下を相手にしなかったレースぶりがそのまま今回の人気となって表れている。以下、同レース3着のヴィクトワールピサ、5着のペルーサと3歳勢が人気を集めている。

想定馬場は良/乾。週中の雨による馬場悪化が気がかりではあったが、今年も良馬場での競馬が期待できそうだ。有力どころの馬場別成績を見てみると、良/乾の馬場で【4・3・1・0】のブエナビスタ、【3・1・2・0】のヴィクトワールピサはさすがといったところだ。ただ、上がり3F33秒台が出る東京のようなパンパンの良馬場というわけではないので、ある程度良/湿での成績を考慮するようなら良/湿【1・0・1・0】であるネヴァブションの激走というシーンも想定しておいたほうが良いかもしれない。

気候・季節実績で取り上げたいのはエイシンフラッシュ。春〜秋の成績が【2・1・2・2】、冬の成績が【2・0・0・0】であり、冬場に調子を上げてくるタイプとするならば冬の叩き3戦目で一変があっても驚けない。また、気候/寒【2・0・1・1】、季節/冬【2・0・2・2】と冬場に滅法強いメイショウベルーガも冬巧者と言えそうだ。


(競馬天気)