2010年12月04日
【JCD】全出走馬データ完全分析
1枠1番
シルクメビウス 田中博
短評:過去10年、前走JBCクラシック組の成績は【2・6・3・24】複勝率24.4%だが、馬券圏内に入った9頭中7頭が前走3着内からの参戦だった。今回が叩き2戦目となるが、叩き2戦目の成績が【4・0・0・0】だけにこのローテーションはプラスだろう。あとは良/湿〜不良の成績が【3・3・2・1】なのに対し、良/乾が【3・0・0・3】という点をどう見るか。
良/乾【3・0・0・3】
良/湿【1・1・0・1】
気候/涼【3・0・0・0】
季節/冬【2・2・1・1】
1枠2番
キングスエンブレム 福永
短評:過去10年、近3走(ダート限定)すべてで3着以内に入っていた馬の成績は【4・4・5・28】複勝率31.7%。また、母父にサンデーサイレンスを持つ馬は2年連続で馬券圏内に入っている。ウォーエンブレム産駒は阪神ダート1800mで【5・5・4・14】複勝率50.0%であり、データ上ではマイナス点は見当たらない。
良/乾【3・1・0・2】
良/湿【0・0・0・0】
気候/涼【0・0・1・2】
季節/冬【0・1・2・0】
2枠3番
トランセンド 藤田
短評:過去10年、近3走(ダート限定)すべてで3着以内に入っていた馬の成績は【4・4・5・28】複勝率31.7%。ダートでひと桁番を引いたときは【4・2・0・0】と連対率100%であり、この枠はプラスだろう。あとは良/湿〜不良の成績が【3・1・0・1】なのに対し、良/乾が【3・0・0・2】という点をどう見るか。
良/乾【3・0・0・2】
良/湿【0・0・0・1】
気候/涼【1・2・0・0】
季節/冬【1・1・0・0】
2枠4番
マルカシェンク 吉田隼
短評:過去10年、ジャパンカップダートで7歳以上の馬は【0・0・1・4】。今年に入ってから馬券圏内に入ったことが一度もなく、ここでは厳しい印象がある。7歳以上のサンデーサイレンス産駒はGIで【0・0・3・51】。
良/乾【0・0・0・1】
良/湿【0・0・0・0】
気候/涼【1・1・0・6】
季節/冬【1・3・0・5】
3枠5番
ラヴェリータ 岩田
短評:過去10年、前走JBCクラシック組の成績は【2・6・3・24】複勝率24.4%だが、馬券圏内に入った9頭中7頭が前走3着内からの参戦だった。また、過去10年で牝馬は【0・0・0・10】と不振傾向にあり、牝馬かつ前走JBCクラシックで8着に敗れている同馬にとって嫌なデータだ。
良/乾【3・1・1・1】
良/湿【0・0・0・1】
気候/涼【0・0・1・1】
季節/冬【1・0・1・1】
3枠6番
ダイショウジェット 柴山
短評:過去10年、前走武蔵野S組の成績は【3・2・2・28】複勝率20.0%で、馬券圏内に入った7頭中5頭が武蔵野Sで3着内に入っていた。ジャパンカップダートで7歳以上の馬は【0・0・1・4】であり、丸3年ダート1800mでの勝ち鞍がない点もマイナスだ。
良/乾【4・6・3・13】
良/湿【1・0・0・3】
気候/涼【2・2・0・5】
季節/冬【0・1・0・5】
4枠7番
アリゼオ ルメール
短評:過去10年、芝→ダート替りで臨んだ馬の成績は【1・0・0・12】で、馬券圏内に入ったのは中山1800mで施行された年のイーグルカフェのみ。関東馬が【1・1・1・29】と不振に傾向にある点もマイナス材料だ。ジャパンカップダートで【1・0・1・1】の鞍上・ルメール騎手の力でどこまで。
良/乾【0・0・0・0】
良/湿【0・0・0・0】
気候/涼【1・0・0・3】
季節/冬【1・0・1・0】
4枠8番
バーディバーディ 池添
短評:過去10年、前走武蔵野S組の成績は【3・2・2・28】複勝率20.0%で、馬券圏内に入った7頭中5頭が武蔵野Sで3着内に入っていた。3歳馬は【3・1・3・22】複勝率24.1%とまずまずの成績を残しているが、馬券圏内に入った7頭すべてが対古馬相手での連対歴があった点は対古馬実績に乏しい同馬にとってマイナス材料だ。
良/乾【2・1・0・1】
良/湿【0・0・0・0】
気候/涼【1・1・0・2】
季節/冬【3・1・0・0】
5枠9番
トーセンブライト 勝浦
短評:過去10年、前走重賞以外から臨んだ馬の成績は【1・1・2・10】複勝率28.5%だが、馬券圏内に入った4頭すべてが前走2着内での参戦だった。ジャパンカップダートで7歳以上の馬は【0・0・1・4】であり、生涯を通じてダート1800mでの勝ち鞍がない点も気がかりだ。
良/乾【5・3・5・12】
良/湿【0・0・0・3】
気候/涼【1・1・3・6】
季節/冬【0・1・5・8】
5枠10番
ヴァーミリアン 武豊
短評:過去10年、休み明けで臨んだ馬の成績は【0・0・0・6】。ジャパンカップダートで7歳以上の馬は【0・0・1・4】。中央場所で走った近2走はともに掲示板外に敗れており、さすがに衰えは隠せないといった印象だ。過去のジャパンカップダートで【4・1・0・4】複勝率55.6%と相性の良い鞍上・武豊騎手の力でどこまで。
良/乾【2・1・0・3】
良/湿【0・0・1・1】
気候/涼【1・1・0・3】
季節/冬【2・1・1・3】
6枠11番
クリールパッション 津村
短評:過去10年、関東馬の成績は【1・1・1・29】。同馬はひと桁番時の成績が【7・3・2・5】、ふた桁番時の成績が【1・1・1・9】であり、この枠はマイナスか。全7勝を中6週以内に挙げており、前走から中4週というローテーションはプラスだが・・・
良/乾【6・2・2・8】
良/湿【1・1・1・2】
気候/涼【2・1・0・2】
季節/冬【2・1・0・3】
6枠12番
アドマイヤスバル 小牧太
短評:過去10年、JBCクラシック3着内馬の成績は【2・3・2・6】複勝率53.8%。アドマイヤボス産駒はGIで【0・0・0・5】、小牧太騎手はダートGIで【0・0・0・4】とマイナスデータも並んでしまうが、JBCクラシック3着内馬というローテーション面でのアドバンテージを生かしてどこまで。
良/乾【6・0・4・6】
良/湿【0・0・0・2】
気候/涼【1・0・1・4】
季節/冬【0・1・2・5】
7枠13番
ダイシンオレンジ 川田
短評:過去10年、前走10着以下に敗れた馬の成績は【0・0・0・17】。新馬戦を含めて叩き2戦目が【2・0・1・0】という叩き良化型であるにせよ、さすがに前走は負けすぎな感も・・・アグネスデジタル産駒は10月〜3月の阪神ダート1800mで【7・6・3・20】複勝率44.4%であり、季節での相性の良さを生かしたいところだ。
良/乾【3・2・1・3】
良/湿【1・0・0・0】
気候/涼【0・0・0・2】
季節/冬【2・1・1・1】
7枠14番
グロリアスノア 小林慎
短評:過去10年、前走武蔵野1着馬の成績は【1・1・0・5】複勝率28.5%で、馬券圏内に入った2頭は同一年のダートで馬券圏内なしという共通点があった。同馬は1400〜1600mが【5・1・0・3】、1800m以上が【0・0・0・2】と1600m以下に実績が集中しており、この距離では割引が必要か。
良/乾【4・0・0・1】
良/湿【0・0・0・1】
気候/涼【3・0・0・0】
季節/冬【1・0・0・1】
8枠15番
マカニビスティー デムーロ
短評:過去10年、休み明けで臨んだ馬の成績は【0・0・0・6】。3歳馬は【3・1・3・22】複勝率24.1%とまずまずの成績を残しているが、馬券圏内に入った7頭すべてが対古馬相手での連対歴があった。中央場所では1400mまでしか勝ち鞍がない点もマイナスだ。
良/乾【2・0・0・0】
良/湿【0・0・0・0】
気候/涼【0・0・0・2】
季節/冬【2・0・0・3】
8枠16番
オーロマイスター 吉田豊
短評:過去10年、前走JBCクラシック組の成績は【2・6・3・24】複勝率24.4%だが、馬券圏内に入った9頭中7頭が前走3着内からの参戦だった。過去10年で【0・0・0・17】と不振傾向にある前走10着以下に該当する点はマイナスだが、鞍上の吉田豊騎手は過去のジャパンカップダートで【0・1・1・3】複勝率40.0%と相性が良い。
良/乾【2・3・2・3】
良/湿【0・1・0・0】
気候/涼【1・2・3・3】
季節/冬【1・2・2・1】
【見解】
現時点での1番人気はトランセンド。ダートでひと桁番を引いたときは【4・2・0・0】と連対率100%であり、2枠3番という枠順は同馬にとってプラスだろう。強力な同型になり得るはずだったエスポワールシチー、スマートファルコン、マコトスパルビエロの回避による展開面での利も大きく、すんなり先手を奪うことができれば昨年のような逃げ切り勝ちというシチュエーションが見られても不思議でない。
想定馬場は良/乾。週中に雨が降ったことで馬場悪化も心配されたが、土曜の時点で稍/重まで回復。パサパサとまではいかないにしても、レコードが出るような高速馬場にもならないだろう。昨年、一昨年と1分49秒台での決着となったが、逃げ馬がトランセンドぐらいしかいない今年は1分50秒台とある程度時計の掛かった決着が予想される。良/乾の馬場で【3・1・1・1】のラヴェリータ、【4・0・0・1】のグロリアスノアあたりは時計のかかる良/乾の馬場は大歓迎だろう。
反対に、有力どころは良/乾の馬場がマイナスになる可能性がある。良/乾の馬場で【3・1・0・2】のキングスエンブレムは良いとして、【3・0・0・3】のシルクメビウスは渋った馬場でパフォーマンスを上げる馬。同様にトランセンドも良/乾で行われたアンタレスSで8着に敗れており、思わぬ惨敗というシーンも想定しておきたいところだ。
気候・季節実績で取り上げたいのはダイシンオレンジ。10月〜3月の成績が【5・2・1・2】、4月〜9月の成績が【1・0・1・6】という典型的な冬馬だ。
(競馬天気)