2010年09月10日

セントウルS、先行力と速い上がりを併せ持つスカイノダンに注目

阪神開幕週に施行されるセントウルS。今年は6月〜7月の阪神開催で雨が多かったため馬場の回復具合が気になるところではあるが、この夏の猛暑でそれも杞憂に終わりそう。例年通りの傾向を踏まえた上で分析していきたい。

まず、セントウルSの大前提として「上がり3F1位は不要」ということが挙げられる。過去に上がり3F1位の末脚を繰り出しながら連対を果たせなかった馬の中にはデュランダル、サニングデール、スズカフェニックスといったGI馬がズラリ。開幕週のセオリー通り、逃げ・先行馬を中心視したほうが良さそうだ。

ただ、単純に前に行く馬を狙えば良いというものではない。開幕週に施行されるということは、当然速い上がりも要求される。逃げ・先行馬は速い上がりを使えないことが多いので、実は先行力+速い上がりの両方を併せ持った馬というのは短距離路線においては意外なほど少ないのだ。

狙いとなるのは「先行できて、上がり3Fに良績がある馬」。今年のセントウルSに出走するメンバー中、近3走以内で4番手以内から上がり3F4位以内を計時した馬をピックアップすると、このような結果になる。


(左から馬名、上がり3F、上がり3F順位)

・スカイノダン 33.5秒 3位

この条件をクリアしたのは北九州記念2着馬・スカイノダンただ1頭。短距離で先行して上がり3F3位以内というのはかなり厳しい条件だが、それゆえこの条件をクリアすること=セントウルSでの好走が約束されたも当然と言っても過言ではないのだ。お気づきの通り、この中に高松宮記念の覇者・キンシャサノキセキは含まれていない。つまり、現在4連勝中のキンシャサノキセキといえども不安材料があるということだ。

よって、当欄では素直にスカイノダンを推奨馬とする。また、スカイノダン以外では過去に道中4番手以内で上がり3F3位以内という競馬で過去2勝を挙げているショウナンカザンもマークしておきたい。