2011年03月30日

【日経賞】4歳世代3頭が頭ひとつリード、ローテではジャミールが高評価

★ポイント1「前走有馬記念組」
→過去10年、前走有馬記念組の成績は【3・3・0・8】複勝率42.9%。これを有馬記念で掲示板内に入った馬に限定すると【3・2・0・2】複勝率71.4%まで跳ね上がる。有馬記念は毎年ハイレベルなレースになるだけに、軽視は禁物だ。
(マツリダゴッホ、リンカーンetc)

★ポイント2「内枠」
→過去10年、4枠より内に入った馬は7勝を挙げている。特に1枠は【3・1・1・5】複勝率50.0%という成績で、1枠を引いた馬はそれだけで評価を上げることができそうだ。
(アルナスライン、ユキノサンロイヤルetc)

★ポイント3「上がり3F」
→過去10年、上がり3F最速馬の成績は【7・3・3・1】複勝率92.9%。上がり3Fの成績がそのまま結果に直結するレースだけに、上がり3F最速での連対歴がある馬には注意が必要だ。
(マイネルキッツ、ネヴァブションetc)


阪神芝2400mで行われる古馬重賞・日経賞。天皇賞・春のステップレースとして知られており、今年も同レースを目指す有力馬がズラリ。特にハイレベルと言われる現4歳世代のエース級が揃うということで、天皇賞・春を占う上で見逃せないレースとなりそうだ。

今年の日経賞で注目馬を集めているのはローズキングダム。前走日経新春杯では3着と苦渋を舐めたが、取消明けで順調さを欠いていた部分は否めない。阪神2400mは神戸新聞杯を制した舞台でもあり、持ち前の末脚を存分に発揮できるコースなら、巻き返しが期待できるだろう。

ローズキングダムに対するは、同世代のペルーサ。こちらも阪神2400mへの舞台替りは切れ味を身上とする同馬にとってプラスだろう。過去10年、前走有馬記念で掲示板内に入った馬は【3・2・0・2】複勝率71.4%。また、上がり3F最速馬の成績は【7・3・3・1】複勝率92.9%ということで、データ上はローズキングダムより優位に立つ。

ここにきて完全に本格化を果たしたトゥザグローリーも侮れない。初重賞制覇を成し遂げた中日新聞杯以降、有馬記念3着→京都記念1着と充実一途。阪神コースは2戦2勝と相性が良く、重賞連覇の可能性も十分だ。同じ4歳世代には菊花賞馬・ビッグウィークもいるが、上がり3F上位馬が強いレースであることを踏まえると割引が必要なのかもしれない。


【データで見るオススメ馬】

★トゥザグローリー
→過去10年、前走重賞勝ちから臨んだ馬の成績は【2・0・4・6】複勝率50.0%。初重賞制覇を成し遂げた中日新聞杯以降、有馬記念3着→京都記念1着と充実一途。阪神コースは2戦2勝と相性が良く、重賞連覇の可能性も十分だ。

★ペルーサ
→過去10年、前走有馬記念で掲示板内に入った馬は【3・2・0・2】複勝率71.4%。上がり3F最速馬の成績は【7・3・3・1】複勝率92.9%。現役馬屈指の切れ味を誇るだけに、中山2500→阪神2400mへの舞台替りは同馬にとってプラスだろう。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★ジャミール
→過去10年、前走有馬記念組の成績は【3・3・0・8】複勝率42.9%。中10週以上の休み明けでは【1・2・1・0】と馬券圏外がなく、ローテ的には狙える材料が多い。ステイヤーとしての資質が高い馬で、スタミナを要する流れになれば一発があってもおかしくない。

【血統で見るオススメ馬】

★ローズキングダム
→キングカメハメハ産駒は阪神芝2400mで【5・0・1・8】複勝率42.9%。この中には6番人気・7番人気での勝利も含まれており、高い適性が伺える。この馬自身、同条件の神戸新聞杯を制していることから、コース替りによる上積みは計り知れない。

(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)