2011年02月23日

【アーリントンC】逃げ・先行馬が圧倒的有利、穴なら前走1400m組

★ポイント1「休み明け」
→過去4年、前走から中10週以上の間隔をあけて臨んだ馬の成績は【1・2・1・6】複勝率40.0%。中3週以内で臨んだ馬が【0・0・1・21】であることを考えると、その差は歴然だ。
(コスモセンサー、マイネルエルフetc)

★ポイント2「逃げ・先行馬」
→過去4年、逃げ・先行馬の成績は【4・2・2・11】複勝率42.1%。開幕週・初日に行われる重賞だけあって前残りの傾向が顕著であり、後方から末脚を伸ばしたいタイプの馬にとっては厳しい印象がある。
(コスモセンサー、ダンツキッスイetc)

★ポイント3「2勝馬」
→過去4年、馬券圏内に入った12頭中8頭に2勝以上の勝利実績があった。残る4頭中3頭もオープンクラスでの連対実績があり、これに該当せずに馬券圏内に入ったのはディープスカイのみ。勢いより格が重視される重賞と言える。
(エーシンフォワード、マイネルエルフetc)


阪神外回りコースに施行条件変更後、5年目を迎えるマイル重賞・アーリントンカップ。ダンツフレーム、タニノギムレット、ウインクリューガーといったのちのGI馬を多数輩出しており、ディープスカイもこのレースでの3着を足がかりにダービー馬まで駆け上がった。全体的なレベルが疑問視されている3歳牡馬世代としては、ここをきっかけに世代の主役に躍り出たいところだ。

ただ、今年は牝馬のノーブルジュエリーが人気を集めそうだ。9馬身差の圧勝劇を演じた新馬戦もさることながら、休み明け・京都外回り+マイルという不安要素があったエルフィンSでもシンザン3着馬・マルセリーナの2着に入る健闘。持ち前のスピードが生かせる開幕週の馬場はうってつけだろう。過去4年、1番人気8着に敗れたポルトフィーノをはじめ、牝馬が【0・0・0・4】と不振傾向にある点は気がかりだが・・・

牡馬では、関東馬・テイエムオオタカが代表格か。グランプリボス-リアルインパクトという朝日杯FSの1,2着で決まった京王杯2歳Sで3着に逃げ粘り、若竹賞では先週セントポーリア賞を勝ったヒラボクインパクトをまったく寄せ付けなかった。過去4年中2年で逃げ馬が勝っているように前残り傾向が顕著なレースでもあり、前に行ける同馬の脚質は大きな武器になりそうだ。ただ、こちらも過去4年で距離短縮馬が【0・0・0・14】というデータが引っ掛かってしまう。

ちなみに過去4年のアーリントンカップにおいて、前走1400m組は3勝を挙げている。さきほど距離短縮馬が不振と述べたが、開幕週ゆえに高速馬場となり、求められる距離適性は短めになってくるのだろう。今年の出走登録馬で前走1400mからの参戦となるアマノレインジャー、トキノエクセレント、ノーザンリバー、マジカルポケット、ラトルスネーク、ロードハリアーあたりの激走に注意したいところだ。



【データで見るオススメ馬】

★ノーブルジュエリー
→過去4年、逃げ・先行馬の成績は【4・2・2・11】複勝率42.1%。同馬は新馬戦で逃げ切り勝ちがあり、2戦目も2番手追走から2着を確保。いかにもスピードが勝っている馬だけに阪神外回りコース替りに不安がないわけではないが、そのスピードで押し切れる可能性も十分に秘めている。

★テイエムオオタカ
→過去4年、逃げ・先行馬の成績は【4・2・2・11】複勝率42.1%。同馬はグランプリボス、リアルインパクトが1,2着に入った京王杯2歳Sで3着に逃げ粘るなど、逃げて安定した成績を残している。過去4年中2年で逃げ馬が勝っているように前残り傾向が顕著なレースということで、前に行ける同馬の脚質は大きな武器になりそうだ。

★ノーザンリバー
→過去4年のアーリントンカップにおいて、3勝を挙げている前走1400m組。同馬はダートではあるが1400mで連勝を飾っており、芝でもレーヴディソールの2着を含めて馬券圏外がない。過去4年、馬券圏内に入った12頭中8頭に2勝以上の勝利実績がある点も含め、データ的にはもっともプラス材料が多い。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★アマノレインジャー
→過去4年、前走から中10週以上の間隔をあけて臨んだ馬の成績は【1・2・1・6】複勝率40.0%。同馬はダート勝ち上がりだが、そのときの勝ち時計1分24秒8はこの世代NO.2の速さだった。芝でも連対歴があり、ダート→芝替りでも侮れない。

【血統で見るオススメ馬】

★デウスウルト
→キングカメハメハ産駒は2010年の阪神芝1600m重賞で【3・1・2・6】複勝率50.0%。同馬は出走登録馬中唯一のキングカメハメハ産駒であり、阪神外回りコースも経験済み。コース・脚質を問わず大崩れがない安定感も魅力だ。

※馬場改修後、芝1600m外回りに施行条件が変更された2007年以降を対象

(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)
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