2011年02月22日

使える脚の短いアルティムス、今後は外回りで嫌い、内回りで狙うスタンスで

【1回東京7〜8日目馬場傾向】

東京芝は7日目午前が稍/軽、午後は10R以降、良/湿。8日目は良/乾。東京芝は回復が早いとは言われているが、金曜午後の不良から一日で一気に良/湿まで回復していた。馬場の回復にしたがって上がり3Fも速くなり、土曜10Rではタッチミーノットが上がり3F33.0秒の末脚で快勝。さらに馬場が回復したあとの東京芝の特徴であるイン伸び馬場も顕著であり、日曜東京芝はインを通った馬の好走が目立った。
東京ダートは7日目午前が重、午後が9R以降、稍/重。8日目は良/湿。馬場が乾くにしたがって時計がかかるようになり、フェブラリーSは良/湿で1分36秒4という決着。近2年が1分34秒台での決着となっていた点を踏まえると今年の時計のかかり方は異常。フェブラリーSの1〜3着馬がすべて前走からの距離短縮馬であったことから、かなりスタミナが要る馬場だったのだろう。

●1回東京7日目 11R 3着キタサンアミーゴ
逃げたミヤビランベリが12着、3番手を進んだゲシュタルトが勝ち馬から約1秒離された5着という結果が示す通り先行馬には厳しい流れだったが、その流れで終始2番手からかかる素振りを見せながらも3着に粘った。競馬場を2周するコースは今回がはじめてだったが、ステイヤーとしての適性は相当なもの。本質切れるタイプではなく、良/湿まで回復して切れ味が問われる馬場になった点が悔やまれるが、今後の長距離重賞で注目したい1頭だ。


●1回東京8日目 12R 4着ガンマーバースト

GI後の最終レースはえてしてハイペースになることが多いが、このレースもゴール前で様相一変というハイペースになった。同馬はそんな流れを4番手追走から早め先頭で抜け出し、3着馬とはハナ差の4着。時計がかかり、差し・追込が利きやすい馬場だった点も加味すればまったく悲観する内容ではない。不良馬場での勝ち鞍があるように本質的に高速馬場向きであり、次走以降で脚抜きの良い馬場にあたるようなら中心視したい。

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【2回京都7〜8日目馬場傾向】

京都芝は7日目の午前が重、午後が10・11Rのみ稍/重。8日目は稍/軽。開催最終週を迎えて完全な外差し馬場へと変貌し、逃げ・先行馬は壊滅状態。土曜京都のこぶし賞では上がり3F33秒台を連発していたダコールが上がり3F3位にとどまっていたように切れる馬にとって持ち味を生かせない馬場だった。当該距離+200mをこなせるようなスタミナが要求され、距離短縮馬の活躍が目立った。
京都ダートは7日目が午前、午後ともに重、8日目が稍/重。ダート8レースすべてで4角2番手以内にいた馬が勝利を収めていた土曜京都から一転、日曜京都では差し、追込馬が穴をあけまくるという非常に難解な馬場だった。

●2回京都7日目 9R 1着アルティシムス

1番人気5着の前走成績から、今回は4番人気まで人気を落としていたが、ロスのない競馬で鮮やかに差し切った。同馬はこれで4戦2勝という成績だが、2勝はいずれも京都内回りコースでのもの。カルドブレッサに際どく詰め寄られたレースぶりから明らかに使える脚が短い印象があり、今後も直線の長い東京・外回りで嫌い、直線の短い内回り・小回りコースで狙うというスタンスを取りたい。

●2回京都8日目 7R 1着ナムラダイキチ

現級3着の実績がありながら5番人気と決して評価は高くなかったが、持ち時計を1秒6更新しての完勝。後続がもたつく感に勝負を決めた展開利は少なからずあったが、同馬はひと桁番時の成績が【0・0・1・2】、ふた桁番時の成績が【2・0・0・0】と揉まれない形になると強さを発揮する。この傾向から見るに、今後内枠に入った際には思わぬ惨敗を喫する可能性があるが、外枠に入った際には思わぬ激走という可能性も考えられる。激走くんとして長い目で見たい馬だ。

(競馬天気:月曜コラム「馬場×次走注目馬」より)