2012年06月07日
【エプソムカップ】隠れ高速馬場巧者のレッツゴーキリシマは軽視禁物
※左から馬名・(競馬場)・レース名・着順・馬場レベル・タイム・上がり
★1800m(良/水少)
【1位】レッツゴーキリシマ (小倉) 小倉大賞典 4着 良/水少 1:45.1 34.5
→開幕週ということもあったが、この時期としては異例の高速馬場。父メジロライアンという血統面から時計のかかる渋った馬場向きという評価の馬だが、実は高速馬場も苦にしない。休み明けで条件は厳しいが、マイペースで先手が取れれば侮れない1頭だ。
【2位】サンライズベガ (小倉) 小倉大賞典 1着 良/水少 1:45.3 34.8
→この勝ち時計も優秀だが、同馬は実績があまりにもローカルに集中している感がある。ローカル=特殊な馬場&季節と考えると走れる条件の狭さは中央場所重賞では致命的で、同じ休み明けでもこちらは割引が必要か。
【3位】レディアルバローザ (阪神) 中山牝馬S 1着 良/水少 1:45.4 34.4
→冬の阪神芝は重く、時計が出にくい。それでいでこの勝ち時計は優秀で、馬場で見れば上記2頭以上の評価も可能。対牡馬相手の重賞好走歴もあり、人気の盲点になるようなら一考したい。
【4位】レッドデイヴィス (阪神) 鳴尾記念 1着 良/水少 1:45.6 33.6
→なかなか掴みづらい馬だが、良馬場の芝1800m巧者と捉えるのが正解か。このレースの勝ち時計は前年のルーラーシップに及ばないものの、1分34秒0を記録したシンザン記念を見るより高速馬場適性の高さは明らか。一変が期待できる。
★1600m(良/水少)
【1位】レディアルバローザ (東京) ヴィクトリアマイル 3着 良/水少 1:32.0 35.0
→春の東京開催はこの週あたりから野芝の成長と芝刈りで時計が一気に速くなる。それゆえ開催最終週とはまったく異なる馬場になるので、この時期の好走を鵜呑みにしてはいけない。同馬の3着も終始インの絶好位から進めたものであり、時計は速くとも外差し馬場は向かないだろう。
★2000m(良/水少)
【1位】メイショウカンパク (京都) 大原S 5着 良/水少 1:57.1 33.9
→勝ち時計1分56秒8が示すように異常に時計が速かったこの週。芝1200mでも1分7秒1が出ている点から絶対評価として高いものとはいえない。重賞での2度の馬券圏内がローカルの稍重〜重という点から、中央場所の高速馬場適性には疑問が残る。
【短評】
土曜日午前中にかけて雨予報も、日曜には天気の回復が見込めるエプソムカップ。日本レコードが出た先週の馬場がどれだけ維持されているか、またどれだけ変わっているかがポイントとなりそうだ。
過去のエプソムカップの傾向を踏まえると、同じ距離の毎日王冠がマイラー寄りの適性(過去の勝ち馬はスーパーホーネット、カンパニーなど)を求められるのに対し、エプソムカップは2000〜2200m寄り(過去の勝ち馬はシンゲン、エイシンデピュティなど)。
スタミナが問われる点から、2000mまでの勝利実績があるレッツゴーキリシマ&サンライズベガといった古豪に加えて1800m重賞2勝のレッドデイヴィスも有力候補して浮上してくる。