2011年11月30日
●格言29「12月中山&阪神で波乱レースを狙い撃つ方法」
先週のジャパンカップはブエナビスタが昨年降着の雪辱を晴らす差し切り勝ち。直線行き場を失うような場面もありましたが、抜け出してからの脚はまだまだ健在といったところでしょうね。今年は明らかにジャパンカップ狙いだった気がするから有馬記念では危ない気がしないでもありませんが・・・
さて、今週の格言に参りましょう。
10月からはじまった東京・京都開催は終わり、今週から中山・阪神開催へ。この時期から完全な「冬競馬」となるわけですが、前回中山・阪神開催はオール野芝だった点に注意したいところです。
ざっくり言えば、オール野芝の9月中山・阪神開催は夏競馬の延長で高速馬場実績のある馬が強く、12月の中山・阪神開催は時計のかかる馬場に良績のある馬、何なら前年の同時期同競馬場での良績がある馬が強い。これに尽きると思います。
例えば昨年のステイヤーズS。このレースで1〜3着に入った馬には次のような特徴がありました。
・1着コスモヘレノス→冬の中山芝で行われた寒竹賞勝利
・2着ジャミール→冬の中山芝で行われた迎春S勝利
・3着ネヴァブション→冬の中山芝で行われたAJCC勝利
上位3頭すべてに冬の中山芝勝利実績があったんですよね。冬の中山芝はちょっと特殊な部分があるので、特に注意したいところです。
で、今度は阪神芝について。
ここで取り上げたいのは阪神芝1400mで、阪神カップに代表されるように恐ろしいほど荒れる条件なんですよね。もともとハイペースになりやすく外枠有利なコース形態に加えて、時計のかかる馬場ということで、差し・追込馬上位独占という決着が非常に多い。
「外枠有利なコース形態&時計のかかる馬場」
「差し・追込馬上位独占」
このふたつのキーワードから読み解くと、狙い目となるのは距離短縮馬でしょう。実際、昨年冬に行われた阪神芝1400mでの前走距離別成績を見てみると、
・距離延長馬【2・1・3・31】複勝率16.2%
・距離短縮馬【2・5・3・27】複勝率27.0%
断然距離短縮馬のほうが好成績を収めています。そういえば昨年の阪神カップで15番人気3着という大穴をあけたマイネルフォーグも2000→1400mも距離短縮だったんですよね。
★今週の格言「12月中山は冬の中山芝実績馬を、12月阪神芝1400mは距離短縮馬を狙え!」
(競馬天気:火曜コラム「競馬格言集」より)
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