2011年08月17日

【レパードS】人気馬2頭に不安材料、ローテには大きな偏りがある

★ポイント1「前走1000万下組」
→過去2年、前走1000万下組の成績は【1・1・2・6】複勝率40.0%。これを前走3着内馬に限定すると【1・1・2・2】複勝率66.6%まで跳ね上がり、古馬相手に好走していた馬が有利なレースとなっている。
(トランセンド、グリッターウイングetc)

★ポイント2「前走JDD組」
→過去2年、前走JDD組の成績は【1・1・0・4】複勝率33.3%。1000万下組と並ぶレパードS好走の2大ローテとなっており、ダート3勝以上の実績馬であればなおさらだ。
(ミラクルレジェンド、スーニetc)

★ポイント3「ダート1800m以上勝利実績」
→過去2年、馬券圏内に入った6頭にはダート1800m以上での勝利実績があった。新潟ダート1800mは良馬場ならパサパサで力の要る馬場になることから、当該距離以上の実績は必須条件と言えるだろう。
(トランセンド、ミラクルレジェンドetc)


今年で3年目を迎える3歳ダート重賞・レパードS。この時点での世代最強ダート馬を決めるレースということで、過去の出走馬にはトランセンドをはじめとしたのちの重賞ウィナーがズラリ。ローカル重賞とはいえ、今後のダート戦線を占う上で目が離せないレースだ。

まだまだ歴史の浅いレースだけあったデータの量はそれほど豊富ではないが、ローテーションで見ると「前走1000万下組」「前走JDD組」が圧倒的優位。前者では古馬相手の1000万下を勝ち上がったタカオノボル、イーグルカザンが、後者ではボレアス、タガノロックオンが最有力候補と言えるだろう。

その両方を満たす馬として実績ならNO.1のボレアスが浮上してくるが、同馬でネックなのは脚質。新潟ダート1800mはとにかく前が止まらないコースであり、先週行われた瀬波温泉特別も4角3番手以内の馬3頭がそのまま1〜3着を独占。【0・0・1・1】と実績に乏しい左回りに替る点もマイナスだ。

それなら新潟ダート1800mで2勝を挙げているタカオノボルを・・・と言いたいところだが、同馬には「パサパサの新潟ダート適性」がない点がネックとなる。同馬がダートで挙げた3勝はいずれも稍重〜不良と脚抜きの良い馬場であり、良馬場ダートを使われた1戦は6着に敗れている。こちらも過信は禁物だ。

いずれにせよ、鍵となるのは実績とレース当日の馬場状態。このふたつを照らし合わせ、そのときのダートにもっとも向く馬の取捨選択をしていきたいところだ。


【データで見るオススメ馬】

★レックスパレード
→過去2年のレパードSで、馬券圏外を外すことなく出走した馬はグリッターウイングのみ。その同馬が6番人気2着に入っている点から、堅実性は大きな武器となる。同馬は東京芝2500m→阪神ダート1800m重馬場→京都ダート1800m良馬場と異なる条件で結果を出しており、先行脚質である点も魅力だ。

【馬場で見るオススメ馬】

★パクサ
→良/水少【1・0・0・0】に対し、稍重〜不良【1・0・1・2】という同馬。重馬場だった近2走は度外視できるだろう。左回りでは【2・0・1・0】と馬券圏外がなく、ある程度好位につけられるようなら巻き返しがあってもおかしくない。

【気候で見るオススメ馬】

★イーグルカザン
→気候/寒〜涼【0・2・1・1】に対し、気候/暑〜酷暑【3・2・1・1】と暑い時期に良績が集中している同馬。全3勝を6月〜8月に挙げており、古馬相手の1000万下を勝ち切った実績からここでも侮れない。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★タガノロックオン
→過去2年、前走JDD組の成績は【1・1・0・4】複勝率33.3%。ダート1800mでは出走予定馬中最速の持ち時計を誇り、良馬場ダートでの勝ち鞍もある。同馬がダートで挙げた2勝はいずれも4角3番手以内からの競馬ということで、すんなり先行できれば好勝負必至だ。

【血統で見るオススメ馬】

★ファストワーカー
→ネオニヴァース産駒は2011年の新潟ダート1800mで【13・4・3・22】複勝率47.6%。同馬は左回りで2戦2勝ということで、条件は好転する。休み明けでの勝利実績がある点から、間隔をあけて臨むローテーションはむしろプラスに出る可能性が高そうだ。

(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)