2011年08月10日

【北九州記念】エーシン2頭ではヴァーゴウに不安、血統ではトウカイミステリー

※芝1200mに施行条件が変更された2006年以降を参照

★ポイント1「距離短縮」
→過去5年、前走から距離短縮で臨んだ馬の成績は【1・1・1・10】複勝率23.1%。馬券圏外に敗れた馬でも12番人気4着、11番人気4着などがあり、好走ローテのひとつとなっている。
(サンダルフォン、ワイキューブetc)

★ポイント2「4歳馬」
→過去5年、4歳馬の成績は【2・3・3・9】複勝率47.1%。これを前走5着内馬に限定すると【2・2・3・5】複勝率58.3%まで跳ね上がり、近走好走歴のある4歳馬と相性の良いレースと言える。
(スリープレスナイト、コスモフォーチュンetc)

★ポイント3「前走条件戦組」
→過去5年、前走条件戦から臨んだ馬の成績は【2・3・2・17】複勝率29.1%。過去5年でこの組が馬券圏内に入れなかったことはなく、ハンデ戦らしい傾向が出ている。
(キョウワロアリング、スカイノダンetc)


小倉芝1200mで行われる北九州記念。施行条件変更後6年目を迎えるが、2007年の157万馬券をはじめ、過去5年で10万馬券が3度も飛び出している。酷暑の小倉に加え、ハンデ戦という部分がレースを難しくしているのだろう。

今年の北九州記念で注目を集めているのは目下重賞を含む3連勝中のエーシンヴァーゴウ。小倉芝1200mでの勝利実績もあり、比較的ゆったりとしたローテーションで臨める点も好感が持てる。ただ、斤量54kgまでの経験しかなく、【1・0・2・25】と相性の悪いアイビスSD組である点は不安材料と言えるだろう。

ローテーションで注目したいのは、人気薄の激走が目立つ距離短縮馬。CBC賞3着→安土城S1着から臨むタマモナイスプレイは1400mからの距離短縮ということで、対エーシンヴァーゴウの筆頭格と言えそうだ。同じくローテーションというところでは【2・3・2・17】複勝率29.1%の前走条件戦組であるエーシンリジルにも警戒したい。

過去5年、【2・3・3・9】複勝率47.1%を誇る4歳馬。今年の出走予定馬でこれに該当するのは前述したエーシンの2頭だった。例年とは開催時期が異なる今年にその傾向が当てはまるかは何とも言えないところだが、データ的には絞りやすい組み合わせと言えるのかもしれない。

ちなみに過去5年の北九州記念において、父または母父にミスタープロスペクター系を含む馬が馬券圏内に入れなかった年は一度もない。今年の出走登録馬でこれに該当する5頭には注意が必要だ。


【データで見るオススメ馬】

★エーシンリジル
→過去5年、前走条件戦から臨んだ馬の成績は【2・3・2・17】複勝率29.1%。過去5年でこの組が馬券圏内に入れなかったことはなく、小倉芝1200mでの勝ち鞍もあるだけに昇級戦でも侮れない。

【馬場で見るオススメ馬】

★テイエムオオタカ
→左回り【1・0・1・3】に対し、右回り【2・2・3・0】と右回りでは馬券圏外のない同馬。3歳馬にとって相性の悪いレースではあるが、得意の右回りならここでも軽視はできない。

【気候で見るオススメ馬】

★タマモナイスプレイ
→6月〜8月【6・0・3・3】と真夏の暑い時期に良績が集中している同馬。夏から始動した今年は3→1着と着実に結果を残しており、距離短縮で臨むローテーション面も含めて評価を上げたい1頭だ。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★サンダルフォン
→同馬が馬券圏内に入った13レース中11レースが直線平坦コース。急坂+道悪と不利な条件が重なった近走は度外視できる。今年は開催時期が異なるだけに馬場が味方するかは何とも言えないところだが、ハイペース必至のこの組み合わせなら展開がハマっても。

【血統で見るオススメ馬】

★トウカイミステリー
→過去5年の北九州記念において、父または母父にミスタープロスペクター系を含む馬が馬券圏内に入れなかった年は一度もない。道悪での競馬を強いられた近2走は案外な結果に終わっているが、昨夏連勝を飾っているような季節巧者でもあり、一発の可能性は十分だ。

(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)
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