2011年07月08日

【馬場×上がり3F】前哨戦差し損ね→本番届くというパターンを踏むオペラブラーボ

今年は中山芝2000mで行われるハンデ重賞・七夕賞。1番人気馬が勝てない重賞として知られていたが、近年ではその傾向に変化の兆しが見られている。とはいえハンデ戦ということで波乱の要素は強く、穴党にはうってつけのレースと言えるかもしれない。

過去10年、七夕賞における上がり3F最速馬の成績は【5・2・3・1】複勝率90.9%。施行条件が異なるためこの数字を鵜呑みにすることはできないが、切れ味を身上とする馬にとって絶好の舞台というレース傾向が出ている。また、今年は有力馬に逃げ・先行馬が揃っており、上がり3Fが求められる傾向は変わらない可能性が高い。

そこで今回は、上がり3F最速を使った回数と上がり3F最速率、近5走を比較材料とした最速上がりと上がり3F3位以内を使った回数を挙げてみたい。なお、「着順」については、最速上がり3Fを計時した際の着順とする。


(左から馬名、最速上がり3F、上がり3F最速計時回数、上がり3F最速率)

・アドマイヤメジャー 34.0秒 7回 41.1%
・イタリアンレッド 34.0秒 6回 40.0%
・オペラブラーボ 33.1秒 6回 30.0%

(左から馬名、最速上がり3F、着順、近5走上がり3F3位以内計時回数)

・イタリアンレッド 34.0秒 1着 4回
・タッチミーノット 33.0秒 1着 3回
・マゼラン 34.1秒 1着 3回
・マッハヴェロシティ 33.8秒 1着 3回


上記の表どちらにも載っている馬はイタリアンレッドのみ。牝馬限定重賞を使われた近3走はあと一歩足りない競馬が続いているが、常に安定した末脚を繰り出している。対牡馬相手ということで条件は楽ではないが、切れ味を活かせる展開になれば侮れない1頭だ。

イタリアンレッドと同等、もしくはそれ以上の評価を与えたいのはオペラブラーボ。前走夏至Sは上がり3F最速の脚を使うも2着に敗れたが、このレースを福島テレビオープンに置き換えると福島テレビオープンで上がり3F最速の脚を使った馬は七夕賞で【0・1・1・1】複勝率66.7%。ペースが上がり、差しが利きやすくなる馬場なら突き抜けてもおかしくない。

当欄では、オペラブラーボ、イタリアンレッドの2頭を推奨馬とする。

(競馬天気:金曜コラム「馬場×上がり3F」より)