2011年06月21日

次走注目馬〜イタリアンレッド、ニシノメイゲツなど6頭

イタリアンレッド、典型的な季節馬で小倉での激走に注意

【3回中山1〜2日目馬場傾向】

中山芝は1・2日目ともに稍重/水少。春開催が洋芝7野芝3に対して、この開催はほぼ5分5分の割合とのこと。中山の開幕週らしく内枠の伏兵馬が穴を空けた。土曜中山は1枠を引いた6Rドルフィンキック、9Rシルクマタドールがいずれも内々で脚を溜めて3着に食い込んだ。しばらくはこの馬場の恩恵を受ける内枠の馬に注意したい。
中山ダートは1日目が重/水少、2日目が重/水多。馬場が渋ったことで時計が出る状態になった。土曜中山で連対した10頭はいずれも逃げ・先行馬で、勝ち馬は4角3番手までの決着。乾けば重いダートに属する中山だが、馬場によって傾向が一変する点は頭に入れておきたいところだ。

●3回中山1日目 9R 1着フィールマイハート

開幕週の芝1200mで大外枠という最悪の条件だったが、上がり3F33.6秒の脚で悠々突き抜けた。未だ得意条件がはっきりしない馬だが、現状1200mがベストであることは間違いないだろう。洋芝率の高い中山開催でこの走りを見せたということで、オール洋芝の北海道シリーズでの好走も期待できそうだ。

●3回中山2日目 9R 1着ニシノメイゲツ

準オープン4着2回のある実績馬が降級初戦で決めた。同馬は東京・外回り【0・0・0・5】掲示板内なしに対し、中山・内回り【3・0・0・6】掲示板外2回のみと極端に成績が偏っており、得意条件に加えて馬場の恩恵も受けた今回はすべてが味方した。今夏に狙える条件は今開催もしくは小倉・北海道ぐらいで、直線の長い新潟では過信禁物だ。

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【4回阪神1〜2日目馬場傾向】

阪神芝は1日目が良/水少、2日目が稍重/水少→5Rから良/水多→11Rから良/水少。Aコースだった先週も好タイムが出たが、ストークSがスローペースで1分33秒2、三宮特別は出走馬9頭全てが上がり33秒台を記録し、馬場レベルが相当上がっている。雨が降ったとしても、阪神芝は水捌けが極端に良いので少々の雨は馬場に影響しない可能性が高い。
阪神ダートは1日目が重/水少、2日目が重/水多→6Rから重/水少。こちらも脚抜きの良い馬場となり、土曜阪神ダートで馬券に絡んだ15頭のうち11頭が4角4番手以内という極端に先行有利の馬場。これに伴いダートでも速い上がりが求められ、切れ味に乏しい馬が切れ負けしてしまうというシーンも目立った。

●4回阪神1日目 7R 1着サンライズマルス

すんなりハナを奪い、そのまま危なげなく逃げ切った。これで休み明け以降2→3→1着とまったく大崩れがなく、今回は自身初となる上がり3F34秒台を記録した。今後、夏競馬を使われるようなら同馬の先行力+斤量の恩恵は古馬勢にとって厄介な存在となる。現状小回り向きのイメージが強く、小倉の中距離戦あたりで積極的に狙っていきたい。

●4回阪神2日目 11R 4着イタリアンレッド

3〜4コーナーにかけてスムーズさを欠きながらも4着に突っ込んできた。6月〜8月成績【4・0・1・1】が示すように、やはりこの時期を得意としているのだろう。使える脚が長くない点から小回り向きだと思うが、適性が微妙な洋芝のクイーンSよりも5戦4勝と相性抜群の小倉で行われる小倉記念に出走してほしい1頭だ。

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【1回函館1〜2日目馬場傾向】

函館芝は1・2日目ともに良/水少。八甲田特別が2分44秒3、HTB杯が2分1秒7ということで、例年より若干時計がかかっている印象がある。モズ、ラヴィンライフなど過去に洋芝での好走歴を持つ馬が穴をあけるというシーンが目立った。
函館ダートは1・2日目ともに良/水少。日曜は含水率2.9%という非常に重いダート。こういった馬場では血統による激走がチラホラ見られ、パワー型の代名詞とも言えるシンボリクリスエス産駒が土・日の函館ダートで【0・2・1・3】複勝率50.0%と大活躍。馬場が乾く限り、パワー型の血統は押さえておきたいところだ。

●1回函館1日目 10R 8着メイショウベーネ

函館で3着の実績がある馬だが、見どころなく敗れてしまった。とはいえ今回は実績のない2600m+叩き2戦目であり、使われるごとに調子を上げていくタイプだけに度外視できそうだ。開催後半の好走歴が目立つ馬ということで、開催後半+タッチミーノットに先着した函館芝2000mへの距離短縮で狙いたい。

●1回函館2日目 5R 1着アキノカウンター

直線一旦先頭を譲りながら、最後に差し返すという味のあるレース。今年に入ってから充実ぶりが目を引くが、馬券圏内に敗れた3レースはすべて稍重以上の道悪馬場とはっきりしている。良馬場かつマイペースで先手を取れる展開なら、上のクラスでも穴をあける可能性は十分だ。

(サキドリ!競馬&競馬天気:月曜コラムより)