2011年06月08日
【エプソムカップ】マイル実績が問われるレース、上がり馬も侮れない
★ポイント1「前走1600m組」
→過去10年、前走1600m組の成績は【4・4・2・30】複勝率25.0%。3年連続で連対を果たしており、マイル実績豊富な馬は侮れない。
(セイウンワンダー、トップガンジョーetc)
★ポイント2「前走準オープン勝ち馬」
→過去10年、前走準オープン組勝ち馬の成績は【1・2・1・12】複勝率25.0%。これを2戦連続で馬券圏内に入っていた馬に限定すると【1・2・1・4】複勝率50.0%まで跳ね上がる。近走成績が優秀な上がり馬の存在には注意したい。
(マイネルアムンゼン、グランリーオetc)
★ポイント3「母父サンデーサイレンス」
→過去10年、母父サンデーサイレンスを持つ馬の成績は【3・1・1・6】複勝率45.5%。2年連続で勝ち馬を輩出しており、このレースとの相性は抜群だ。
(シンゲン、スズノマーチetc)
東京芝1800mで行われるエプソムカップ。このレースを境に本格的に夏競馬へとシフトチェンジしていくわけだが、過去の勝ち馬ほとんどがここを春の最終レースと設定し、のちに休養に入っている。メイチの仕上げが予想されるだけに、難解なレースと言えそうだ。
今年のエプソムカップで注目を集めているのはダークシャドウ。1000万下を勝利したのちの格上挑戦となった大阪杯では、一級戦の馬たちを相手に2着と大健闘。そのレースで1,3着だったヒルノダムール、エイシンフラッシュが次走天皇賞・春で1,2着に入っている点から、レースレベルの高さは言うまでもないだろう。3戦3勝の東京芝に戻ってさらなるパフォーマンスが期待できそうだ。
ただ、エプソムカップの傾向として「マイラーが強い」というものがある。過去10年、前走1600m組の成績は【4・4・2・30】複勝率25.0%。ヴィクトリアマイルからの参戦となるアニメイトバイオは叩き2戦目で上積みが期待できる点も含め、ローテーション面では優位に立つ。
セイウンワンダーやスズノマーチ、ジョウテンブレーヴなどクラシック戦線で好走してきた馬の復活が目立つのもエプソムカップの大きな特徴。ここで問われるのは2〜3歳春の重賞連対実績であり、スズジュピター、ハンソデバンド、マッハヴェロシティには復活の可能性を示唆しておきたい。
ちなみに過去10年のエプソムカップにおいて、前走準オープン組勝ち馬の成績は【1・2・1・12】複勝率25.0%。これを2戦連続で馬券圏内に入っていた馬に限定すると【1・2・1・4】複勝率50.0%まで跳ね上がり、今年の出走予定馬でこれに該当するエーブチェアマン、リリエンタールには注意が必要だ。
【データで見るオススメ馬】
★アニメイトバイオ
→過去10年、前走1600m組の成績は【4・4・2・30】複勝率25.0%。芝1800mの重賞・ローズSではアパパネを下しており、距離延長は望むところだろう。京王杯2歳S2着があるように、対牡馬実績豊富な点も魅力だ。
【馬場で見るオススメ馬】
★ダンツホウテイ
→良/水少【7・6・4・13】に対し、良/水多【0・0・2・0】の同馬。同じ良でも少し時計のかかる馬場を得意としており、日曜から徐々に回復傾向にある天候面から、パンパンの良が望めない馬場なら差はない。
【気候で見るオススメ馬】
★スズジュピター
→12月〜5月【1・2・1・6】に対し、6月〜11月【3・3・2・6】と良績が暖かい時期に集中している同馬。休み明けの1戦を除いて東京芝で掲示板外に敗れたことはなく、得意なコースで再度の好走があっても。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★リリエンタール
→中5週以上【1・1・1・4】に対し、中4週以内【3・1・0・0】という同馬。間隔を詰めた際の成績が群を抜いており、今回は前走勝利時に続く中2週。渋った馬場を苦にしない馬だけに、週末の雨予報も文字通り「恵みの雨」となりそうだ。
【血統で見るオススメ馬】
★エーブチェアマン
→過去10年、母父サンデーサイレンスを持つ馬の成績は【3・1・1・6】複勝率45.5%。同馬は東京芝1800mを連勝しているようにコース適性は抜群。切れ味ではこのメンバーでも引けを取らない。
(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)
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