2011年05月27日

【馬場×上がり3F】切れ味勝負ならオルフェ、馬場・展開次第では京都新聞杯組が浮上

東京芝2400mで行われる競馬の祭典・日本ダービー。重賞勝ち馬が次々と入れ替わる大混戦の牡馬クラシック路線だが、オルフェーヴルが皐月賞を圧勝したことでここにきて1強ムードに。とはいえ馬場・展開次第で他馬にも付け入る隙はいくらでもありそうだ。

過去10年、日本ダービーにおける上がり3F最速馬の成績は【7・2・1・3】複勝率76.9%。これを馬場別で分けると良馬場の年が【5・1・0・0】、稍重〜不良馬場の年が【2・1・1・3】とはっきりとした差が出ており、渋った馬場での施行が濃厚な今年の日本ダービーにおいて上がり3Fを重視し過ぎることは禁物かもしれない。

そこで今回は、上がり3F最速を使った回数と上がり3F最速率、さらに「上がり3F3位以内を使わずに馬券圏内に入った確率」を挙げることとする。


(左から馬名、最速上がり3F、上がり3F最速計時回数、上がり3F最速率)

・オルフェーヴル 33.2秒 6回 85.7%
・ノーザンリバー 34.5秒 4回 66.6%
・ナカヤマナイト 33.0秒 4回 50.0%
・ウインバリアシオン 33.6秒 3回 50.0%
・ショウナンパルフェ 33.4秒 3回 50.0%

(左から馬名、上がり3F3位以内を使わずに馬券圏内に入った確率)

・クレスコグランド 100%
・ユニバーサルバンク 66.6%
・フェイトフルウォー 66.6%
・リベルタス 60.0%


上記の表どちらにも載っている馬はなし。皐月賞を制したオルフェーヴルの切れ味は同世代では抜けている印象があり、上がり3F最速率85.7%は断トツ。重馬場の新馬戦、稍重に近い良だった皐月賞でも上がり最速を記録しているように馬場不問で自身の切れ味を生かせる点は大きな武器となるだろう。

「上がり3F3位以内を使わずに馬券圏内に入った確率」では京都新聞杯1,2着馬が上位にランクイン。クレスコグランド、ユニバーサルバンクはともにデビュー以来一度も上がり3F最速がなく、他馬が切れ味を殺がれる馬場・展開になれば浮上の目が見えてくる。

当欄では、馬場不問の切れ味を持つオルフェーヴル、上がり3Fの切れ味を求められない展開・馬場で浮上の可能性を秘めるクレスコグランド、ユニバーサルバンクの3頭を推奨馬とする。

(競馬天気:金曜コラム・「馬場×上がり3F」より)