2011年05月25日

【金鯱賞】とにかく逃げ馬が残る特殊なレース、ローテなら前走勝ち馬に注目

★ポイント1「前走勝ち馬」
→過去10年、前走勝利から臨んだ馬の成績は【4・0・2・8】複勝率42.9%。前走クラスに関係なく好成績を収めており、近走勢いは無視できない。
(ローゼンクロイツ、ツルマルボーイetc)

★ポイント2「休み明け」
→過去10年、中10週〜半年以内の休み明けで臨んだ馬の成績は【5・3・1・12】複勝率42.9%。宝塚記念のステップレースとしての役割を持つレースということで、GI実績馬・近走重賞勝利馬の好成績が目立っている。
(アーネストリー、タップダンスシチーetc)

★ポイント3「逃げ馬」
→過去10年、逃げ馬の成績は【4・2・0・6】複勝率50.0%。タップダンスシチーのみならずマンハッタンスカイ、ドリームサンデーといった人気薄の激走が目立っており、前に行ける馬には注意が必要だ。
(コンゴウリキシオー、エイシンデピュティetc)


中京競馬場改修工事に伴い、今年も京都芝2000mで行われる金鯱賞。3年連続でこのレースの勝ち馬が宝塚記念3着内に入っているように、宝塚記念のステップレースとしての関連性は極めて高い。また、タップダンスシチーやローゼンクロイツのようにリピーターの好走率が高い点も大きな特徴と言えるだろう。

今年の金鯱賞で注目を集めているのは昨年の覇者・アーネストリー。天皇賞・秋以来のレースとなるが、実績はこのメンバーでは断然。懸念される休み明けも、中10週以上の間隔をあけて臨んだ際の成績が【2・0・3・1】なら問題ないだろう。リピーターが強いレースという点もプラス材料だ。

実績では、キャプテントゥーレ、ルーラーシップも負けていない。皐月賞勝ち馬の前者は当然として、後者も昨秋以降、天皇賞・春を制したヒルノダムールに先着を許していないように充実一途。芝2000mでは【2・1・0・0】と連対率100%であり、距離短縮もプラスだろう。

過去10年、前走勝利から臨んだ馬の成績は【4・0・2・8】複勝率42.9%。この成績が示すように金鯱賞は前走勝ち馬の好走が目立っている。今年の出走でこれに該当するのはフミノイマージン、ナリタクリスタル、ニホンピロレガーロ、ネオヴァンドームの4頭だが、この中では京都芝で【1・4・1・0】と大崩れのないナリタクリスタルを上位としたい。

ちなみに過去10年の金鯱賞において、逃げ馬の成績は【4・2・0・6】複勝率50.0%。タップダンスシチーのみならずマンハッタンスカイ、ドリームサンデーといった人気薄の激走が目立っており、今年の出走予定馬ではキャプテントゥーレ、オウケンサクラが前に行くものと思われることから、この2頭には特に注意したいところだ。


【データで見るオススメ馬】

★ルーラーシップ
→芝2000mでは【2・1・0・0】連対率100%を誇る同馬。昨秋以降、天皇賞・春を制したヒルノダムールに先着を許していないように充実一途。淀みない流れを得意とするだけに、距離短縮もプラスだろう。

★フミノイマージン
→過去10年、前走勝利から臨んだ馬の成績は【4・0・2・8】複勝率42.9%。前走クラスに関係なく好成績を収めており、牝馬限定戦勝ちから臨むとはいえ近走の勢いは無視できない。京都芝2000mでの勝ち鞍がある点も魅力だ。

★ナリタクリスタル
→過去10年、前走勝利から臨んだ馬の成績は【4・0・2・8】複勝率42.9%。同馬は京都芝で【1・4・1・0】と大崩れがなく、逃げ・先行馬が圧倒的有利なレースの特徴から前に行けるアドバンテージも大きい。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★アーネストリー
→天皇賞・秋以来のレースとなるが、実績はこのメンバーでは断然。中10週以上の間隔をあけて臨んだ際の成績が【2・0・3・1】ということで、このローテーションはむしろプラスだろう。リピーターが強いレースという点も心強い。

【血統で見るオススメ馬】

★アンライバルド
→ネオユニヴァース産駒は京都芝2000mで【9・6・8・32】複勝率41.8%。このコースとの相性は抜群であり、この馬自身京都芝2000mでの勝ち鞍がある。約1年半ぶりのレースということで常識的には厳しいかもしれないが、血統で見た際の魅力は満載だ。


(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)
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