2011年05月12日
【ヴィクトリアM】アルバローザ推進力抜群11秒6!
全身のバネを利かせ、しなやかなフォームで駆け抜けた。レディアルバローザの追い切りは福永が手綱をとってポリトラック単走。前へ前へと抜群の推進力でラップを刻み、鞍上は最後まで手綱を持ったままゴールへ。全くの馬なりで6F78秒9〜11秒6。道中のスピード感、しまいの鋭さはこの時計が示す通りだ。
福永は「調教で乗るのは初めてだったんですけど動きも反応も良かったですよ。弾むような動きだったし、思っていた以上に時計が出ましたね。いい状態で出られると思います」とストレートに状態の良さを口にした。
2月末の池江郎厩舎解散に伴い、3月から笹田厩舎へ。転厩初戦となった前走・中山牝馬Sが2馬身半差の快勝。格上挑戦で初タイトルを手にし、09年開業の笹田師にとっても初の重賞Vとなった。かつて名門・伊藤雄厩舎の調教助手としてエアグルーヴ、ファインモーションなど数多くのG1馬に携わってきたのが笹田師だ。厩舎初のG1参戦とはいえ、変な緊張感は漂っていない。
「トレーナーとしては初めてだけど以前から経験を積ませてもらっているし、浮足立つことはないよ。力が入ると馬にも伝わってしまうからね。強い馬はいるけど自分との戦いだと思うし、しっかりケアして出してやりたい」
前走は馬体重プラス12キロで482キロ。以前のひ弱さが抜け、今がまさに伸び盛りと言っていい。「充実しているね。筋肉に張りが出て本当にいい状態だよ」と笹田師が好調をアピールすれば、G1獲りのバトンを託される福永は「長くいい脚を使えるし、瞬発力もある。昨年の年度代表馬(ブエナビスタ)の胸を借りて最高の競馬ができれば」と意気込みを伝えた。
スポニチアネックス 5月12日(木)7時4分配信