2011年05月11日
【京王杯SC】1200m寄りの適性求められるレース、妙味は前走準オープン勝ち馬
★ポイント1「前走1200m組」
→過去10年、前走1200m組の成績は【2・2・7・50】複勝率18.0%。近3年の京王杯SCで馬券圏内に入った9頭中6頭が前走1200m組であり、1200mをこなせるだけのスピードが求められる。
(マルカフェニックス、オレハマッテルゼetc)
★ポイント2「前走準オープン組」
→過去10年、前走芝の準オープン勝ちから臨んだ馬の成績は【1・2・1・7】複勝率36.4%。入れ替りの激しい短距離路線ということで、格よりも勢いを重視したいところだ。
(ビリーヴ、スカイアンドリュウetc)
★ポイント3「外枠」
→過去10年、6枠より外に入った馬は7勝を挙げている。同じ東京芝1400mの重賞・京王杯2歳Sで毎年不利を受ける馬がいるように東京芝1400mはゴチャつくことが多く、スムーズな競馬ができる外枠を引いた馬に利があるようだ。
(サンクスノート、スズカコーズウェイetc)
東京芝1400mで行われる安田記念に向けた前哨戦・京王杯SC。昨年1分19秒8というレコードが出たように高速決着になることが多く、高速馬場への対応力も問われるレースだ。例年高松宮記念組が多数参戦するが、同レース経由で1番人気に推された馬は【0・0・2・3】と人気を裏切るケースがほとんどで、この組の取捨選択が鍵となりそうだ。
今年の京王杯SCで注目を集めているのは、その高松宮記念からの出走となるジョーカプチーノ。昨秋に戦列復帰以後、勝負どころで致命的な不利を受けた前走を除いて馬券圏外はなし。京王杯SCは1200mを走れるスピードを求められることから、3走前のようにハナを切ってスピードで押し切る競馬ができれば大崩れは考えにくい。
ただ、ハナを切りたい馬のなかには前走マイラーズカップを逃げ切ったシルポートがいる。いかにも安田記念への叩き台といった感はあるが、どちらもテンのダッシュ力に関しては現役屈指のものを誇るだけに2頭がやり合ってしまうようなら波乱の可能性は十分だ。
ローテーションで注目したいのが前走芝の準オープン勝ちから臨む馬。過去10年の京王杯SCで【1・2・1・7】複勝率36.4%の好成績を残しており、今年の出走予定馬でこれに該当するストロングリターン、ラインブラッド、ドリームバレンチノの3頭は近走の勢いから侮れない存在だ。
ちなみに過去10年の京王杯SCにおいて、ふた桁番を引いた馬が馬券圏内に入らなかった年は一度もない。同じ週に行われるヴィクトリアマイルは内枠有利のレースだが、京王杯SCはその傾向とは真逆である点に注意したい。
【データで見るオススメ馬】
★ジョーカプチーノ
→近3年の京王杯SCで、馬券圏内に入った9頭中6頭が前走1200m組。昨秋に戦列復帰以後、勝負どころで致命的な不利を受けた前走を除いて馬券圏外はなく、3走前のようにハナを切ってスピードで押し切る競馬ができれば大崩れは考えにくい。
★ラインブラッド
→過去10年、前走芝の準オープン勝ちから臨んだ馬の成績は【1・2・1・7】複勝率36.4%。同馬は昨秋以降掲示板外がなく、芝1400mは【1・0・1・1】。時計がかかったほうが良いタイプだけに、渋った馬場で一考したい。
★アンシェルブルー
→過去10年、前走4着内から臨んだ牝馬の成績は【1・1・1・4】複勝率42.8%。同馬は1200・1400・1600mと幅広い距離での勝利実績があるが、2戦2連対の芝1400mがベストだろう。ヴィクトリアマイルと両睨みとのことだが、出走すればノーマークにはできない1頭だ。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★ストロングリターン
→過去10年、前走芝の準オープン勝ちから臨んだ馬の成績は【1・2・1・7】複勝率36.4%。同馬は東京芝1400mでの勝ち鞍があり、距離は問題ないだろう。コンスタントに速い上がりを使える点も、テンに速い馬が揃ったここでは魅力だ。
【血統で見るオススメ馬】
★エーシンホワイティ
→サクラバクシンオー産駒は昨年東京芝1400mで行われた重賞3レース中2勝を挙げている。同馬は出走予定中唯一のサクラバクシンオー産駒であり、芝1200m【3・1・1・2】に対し、芝1600m【0・0・0・5】という典型的なスプリンター。1200m寄りの適性を求められるこのレースなら侮れない。
(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)
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