穴馬データ分析

【京都牝馬S】実績馬に付きまとう不安、近走成績重視ならホーカーハリケーン

2011年01月25日

★ポイント1「前走準オープン組」
→過去10年、前走準オープンから臨んだ馬の成績は【3・3・1・13】複勝率35.0%。これを前走3着内馬に限定すると【3・2・1・5】複勝率54.5%まで跳ね上がる。格より調子が問われる牝馬限定戦ということもあり、近走成績は重視したいところだ。
(チアズメッセージ、ハッピーパスetc)

★ポイント2「内枠」
→過去10年、4枠より内に入った馬が7勝を挙げている京都牝馬S。7枠より外を引いた馬は0勝ということで、京都芝1600mのセオリーである内枠有利の傾向が顕著に出ている。
(チェレブリタ、アズマサンダースetc)

★ポイント3「地方出身騎手or外国人騎手」
→過去10年、地方出身騎手or外国人騎手が馬券圏内に入らなかった年はわずかに一度。京都芝1600mはイン突きが決まりやすいコースであり、イン突きを得意とする地方出身騎手or外国人騎手の天下となっている。
(ヒカルアマランサス、マイネサマンサetc)



京都芝1600m・外回りで行われる牝馬限定重賞・京都牝馬S。アドマイヤキッス、ディアデラノビアといったクラシック戦線の中心を歩んだ馬が順当に制しているかと思えば、ヒカルアマランサスやチェレブリタのように「遅れてきた」馬が勢いそのままに重賞制覇を成し遂げることもある。年ごとにレースの性格が変わる難解なレースと言えるだろう。

今年の京都牝馬Sで注目を集めているのは、秋華賞3着以来の実戦となるアプリコットフィズ。新馬戦を含めて休み明けは2戦2勝であり、京都コースへの適性も実証済み。主戦を務める武豊騎手が騎乗停止のため同馬に乗ることができない点はマイナスだが、これまで5人の騎手が乗っている点を踏まえるとさほど影響はないのかもしれない。

実績では、ブロードストリートもアプリコットフィズと双璧をなす。ローズSでレッドディザイアを下し、秋華賞で2着に入った実績はここでは断然。クラスが上がってから一度も馬券圏内がない1600mへの対応に不安は残るが・・・それなら昨年の京都牝馬S覇者であり、ヴィクトリアマイル2着のヒカルアマランサスを上位に取りたい。

その他で取り上げたいのは、過去10年で【3・3・1・13】複勝率35.0%を誇る前走準オープン組。一度調子を崩すと立て直すのが難しいと言われる牝馬だが、一度調子に乗るとクラスの壁関係なく好走を続けるのも牝馬。昨年芝を使われ出してから一度も馬券圏外がないホーカーハリケーンはテイエムオーロラ、ゴールスキーといった強豪と接戦を演じた経験があるだけに軽視は禁物だ。

ちなみに過去10年の京都牝馬Sにおいて、地方出身騎手or外国人騎手が馬券圏内に入らなかった年は一度しかない。マイルCS、京都金杯を地方出身騎手が制しているように京都芝1600m・外回りは地方出身騎手or外国人騎手と相性が良いらしく、騎手で取捨選択を決めるという方法もアリなのかもしれない。



【データで見るオススメ馬】

★アプリコットフィズ
→新馬戦を含めて休み明けは2戦2勝であり、京都コースへの適性も実証済み。関西圏での連対歴がないだけに輸送に一抹の不安が残るが、クイーンSでプロヴィナージュをあっさり下した能力を発揮できれば好勝負必至だ。

★アグネスワルツ
→過去10年、前走ターコイズS組の成績は【0・2・2・6】複勝率40.0%。アグネスワルツ自身、京都1600mは2戦2勝と相性が良く、平坦コース替りでさらなる前進があっても不思議ではない。

★ヒカルアマランサス
→前走愛知杯から臨むローテーションは昨年とまったく同じ。昨秋以降、テンに行けなくなっているのは気がかりだが1600mでは【1・2・0・0】と大崩れがない。内枠を得意とする馬だけに、内枠条件で狙ってみたい1頭だ。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★ホーカーハリケーン
→前走準オープンから臨んだ馬の成績は【3・3・1・13】複勝率35.0%。これを前走3着内馬に限定すると【3・2・1・5】複勝率54.5%まで跳ね上がる。同馬は2010年以降の芝レースで馬券圏外がなく、テイエムオーロラ、ゴールスキーといった強豪と接戦を演じた経験があるだけに格上挑戦でも軽視は禁物だ。

【血統で見るオススメ馬】

★ショウリュウムーン
→ダンスインザダーク産駒は過去10年の京都牝馬Sで【0・2・2・5】複勝率44.4%。同馬は母父にダンスインザダークの血を持ち、京都1600mでの勝ち鞍もある。展開・枠ともに不向きだった前走を度外視すれば、巻き返しの可能性は十分だ。

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