穴馬データ分析

【毎日王冠】高齢馬が強いレースで7歳馬・ネヴァブションの大駆けも

2010年10月05日

★ポイント1「休み明け」
→天皇賞・秋のステップレースとして有力馬のほとんどが休み明けで臨む毎日王冠。過去10年、10〜半年以内の休み明けで臨んだ馬の成績は【8・7・5・41】複勝率32.8%。この時期では調子よりも格を重視したい。
(カンパニー、スーパーホーネットetc)

★ポイント2「前走安田記念組」
→前走宝塚記念組・前走安田記念組が多くを占める毎日王冠だが、成績だけを見ると前走安田記念組が優勢。過去10年で【2・5・0・10】連対率41.2%という成績を残している。開幕週&時計の速い馬場というシチュエーションで、前走マイル組のスピードが活きてくるのだろう。
(スーパーホーネット、テレグノシスetc)

★ポイント3「リピーターの巻き返し」
→ダイワメジャー、サンライズペガサス、カンパニーなど以前毎日王冠に出走して敗れた馬の巻き返しが目立っている。毎日王冠はその年の出走馬のレベルや展開に結果が左右されることが多く、その馬自体に能力の衰えがない場合は前年の結果は度外視するのも手だ。
(ダイワメジャー、サンライズペガサスetc)


オグリキャップ・イナリワンの対決、サイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダーの対決と数々の名勝負を生み出してきた毎日王冠。近年は古馬戦線の有力馬が札幌記念もしくは天皇賞・秋から始動というローテーションが一般化したことでレースレベルにやや陰りがみられているが、それでもなお秋のGI戦線に結びつく重要なレースだ。

昨年、一昨年とウオッカが出走したことでレースレベルがグッと引き上げられた印象の毎日王冠だが、今年は例年並みのレベルに落ち着きそう。とはいえ、3連勝で安田記念を制したショウワモダン、無敗のダービー馬誕生の期待を抱かせたペルーサなど秋のGI戦線の主役になりうる馬が出走を予定しており、目が離せない一戦となりそうだ。

現時点では、ショウワモダンとペルーサの2強ムードが濃厚。ではどちらを上位に取るかということだが、ローテーション面ではショウワモダンが優位に立つ。過去10年、前走安田記念出走馬の成績は【2・5・0・10】連対率41.2%。一方、前走日本ダービー出走馬の成績は【0・0・0・3】複勝率0%。そもそも日本ダービーに出走した馬が毎日王冠から始動するということ自体珍しいことなので比較材料にならないかもしれないが、3歳馬が【0・0・0・7】という成績であることも引っ掛かってしまう。

2強の中でペルーサに不安があるとしたら、狙いたいのが毎日王冠のリピーターか。ダイワメジャー、サンライズペガサス、カンパニーなど以前毎日王冠に出走して敗れた馬の巻き返しが目立っているだけに、注目すべき傾向になっている。今年はスマイルジャックがそれに該当しており、前走安田記念組であることも同馬にとってはプラスだろう。

最後に毎日王冠の特徴として「高齢馬が強い」ということを上げておきたい。昨年のカンパニーが良い例だが、同馬以外にもハイアーゲーム、ローエングリン、サンライズペガサスなど「終わった」と思われた馬が突如として好走するパターンが非常に多いのだ。出走予定馬中最高齢でありながらクイーンエリザベス2世カップ4着、宝塚記念5着とここに来て馬が変わった感のある7歳馬・ネヴァブションは注意が必要かもしれない。


【データで見るオススメ馬】

★ショウワモダン
→過去10年、前走安田記念出走馬の成績は【2・5・0・10】連対率41.2%。安田記念を勝って直行で毎日王冠に臨んだ馬は過去10年でウオッカのみだが、そのウオッカは2年連続2着で連対率は100%。東京1800mもメイSでの勝ち鞍があり、現時点での死角はない。

★スマイルジャック
→リピーターの巻き返しが目立つ毎日王冠において、今年出走を予定している唯一のリピーター。関屋記念を使って臨んだ昨年とは違い休み明けで臨むだけに、ローテーション的には今年のほうが余裕を感じる。六甲Sのようなスムーズなレースができれば侮れない。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★ネヴァブション
→過去10年、宝塚記念で4〜5着に入り毎日王冠に臨んだ馬の成績は【3・0・0・2】勝率60%。昨年のカンパニーもそのパターンで制しており、2200mという特殊な距離に高い適性を見せすぎていないことがかえって好結果につながっているのだろう。毎日王冠に強い高齢馬ということもあり、充実期を迎えた今なら面白い。

【血統で見るオススメ馬】

★シルポート
→2007年〜今年の春開催までの東京芝1800m開催1〜2日目のホワイトマズル産駒の成績は【4・1・0・5】連対率50%。過去10年、前走オールカマー組は3着までというデータがあるものの、開幕週の馬場で単騎逃げという願ってもないシチュエーションが約束されているだけに、血統の力で上位進出があってもおかしくない。

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