2011年02月18日

【フェブラリーS】東京ダート1600mに強い騎手・血統は?

今年最初のダートGI・フェブラリーSが行われる今週。芝スタート、コーナー2つ、左回りという特殊な条件ゆえに能力のごまかしが利くようなコースではなく、「強い馬が強い競馬を見せつける」GIである。とはいえ冬場のダートだけあって血統には特徴があり、それがレースに反映される可能性も十分秘めている。

そこで今回は、2010年に東京ダート1600mで行われた全97レースを対象に、東京ダート1600mに強い騎手・血統を弾き出していきたい。


★騎手
1位 蛯名正義【11・4・4・54】複勝率26.0%
2位 横山典弘【9・2・1・29】複勝率29.3%
3位 後藤浩輝【7・0・5・49】複勝率19.7%
4位 柴田善臣【6・8・1・37】複勝率28.8%
5位 内田博幸【6・3・7・37】複勝率30.2%


岩田康誠【1・3・2・5】複勝率54.5%
藤田伸二【1・0・2・13】複勝率18.8%

★血統
1位 クロフネ【11・6・4・48】複勝率30.4%
2位 アグネスタキオン【6・1・2・24】複勝率27.3%
3位 シンボリクリスエス【5・6・6・37】複勝率31.5%
4位 フレンチデピュティ【5・5・5・18】複勝率45.5%
5位 フジキセキ【4・6・3・28】複勝率31.7%


アグネスデジタル【2・0・3・22】複勝率18.5%
ブライアンズタイム【3・2・4・31】複勝率22.5%


関東圏で行われる条件ということで関東の騎手が上位に来るのは当たり前のことだが、それを差し置いて複勝率54.5%という好成績を収めているのが岩田騎手。昨年のフェブラリーSでも5番人気のテスタマッタを2着に持ってくるなど、過去4回騎乗したフェブラリーSで掲示板外が一度もないという相性の良さだ。また、ブルーコンコルドとのコンビでフェブラリーS3戦2連対の幸騎手も、昨年騎乗した東京ダート1600mで5戦2勝とこの舞台を得意としている。ふたりの騎手がそれぞれ騎乗予定のシルクメビウス、セイクリムズンには注意したいところだ。

データ的に引っかかってしまうのが、トランセンドに騎乗予定の藤田騎手。同騎手はこれまで東京ダート1600m重賞で16鞍の騎乗経験があり、【0・0・2・14】と未だ連対歴がない。こればかりは巡り合わせもあるので何とも言えないところだが、マイナスデータとして頭に入れておきたいところではある。

血統で注目したいのは、ダノンカモン、マチカネニホンバレを送り出すシンボリクリスエス産駒。2010年の東京ダート1600mで【5・6・6・37】複勝率31.5%という好成績を残しており、一昨年は同産駒のサクセスブロッケンがフェブラリーSを制した。前述の2頭もこのコースでの勝利実績があり、血統的には侮れない。

反対に、血統でマイナスデータが出てしまっているのがフリオーソ、バーディバーディを送り出すブライアンズタイム産駒。同産駒は過去10年のフェブラリーSにおいて【0・0・1・12】と不振傾向にあり、前走1着馬が5頭を数えるにもかかわらず前哨戦の結果が本番に結びつかないことが多いのだ。ブライアンズタイムはシンボリクリスエスと同じロベルト系に属するが、同系統でも結果に大きな違いが出ている点には注意したい。

(競馬天気:金曜コラム・データ室「データアラカルト」より)