2011年02月17日
【馬場×セイクリズムン】明らかに重いダート向き、軽いダートは減点材料に
5馬身差圧勝の霜月SからカペラS、根岸Sまで3連勝で一躍ダート路線の中心馬に躍り出たセイクリムズン。ここにきての充実度は群を抜いており、連勝中の勢いそのままにGI奪取を目論んでいる。
そんなセイクリムズンには、非常に特徴的なデータがある。同馬はこれまでダートで8勝を挙げているが、そのうち7勝までもが11月〜1月。一般的に寒い時期のダートは時計がかかると言われているが、それに則ってみるとセイクリムズンは明らかに時計のかかるパワー型の馬場への適性が「あり過ぎる」のだ。
それを裏付けるのが、ダート界屈指のスピード馬・ケイアイガーベラとの関係性。同馬は稍重〜不良馬場での成績が【4・0・0・0】ということで、セイクリムズンとは正反対の軽いダートを得意とする馬。これまでセイクリムズンはケイアイガーベラと3度の対戦歴があり、成績順で見るとケイアイガーベラ2勝、セイクリムズン1勝。そして、ケイアイガーベラが挙げた2勝のうち1勝は稍重、もう1勝は比較的馬場の軽い9月となっているのだ。
もうひとつ面白いデータとして、セイクリムズンの近3走における2,3着馬の傾向を取り上げたい。霜月Sで7番人気3着のタマモクリエイト、カペラSで12番人気2着のティアップワイルド、根岸Sで10番人気3着のダイショウジェット。この3頭には「400m以上の距離短縮」という共通点があったのだ。距離短縮は、スタミナが要る馬場=時計のかかる重い馬場でこそハマりやすく、セイクリムズンの近3走がいかに重いダートだったかということが分かる。
セイクリムズンを取り巻く不安要素として「距離」がさかんに言われているが、近走のレースぶりから距離はさほど問題ではないだろう。同馬にとって問題なのは、あくまで「馬場」。その条件さえクリアできればGI奪取の可能性はグッと高まってくるはずだ。
★セイクリムズンの馬場別成績
良/乾【7・1・3・2】
良/湿【0・0・0・0】
稍/軽【0・0・0・2】
稍/重【0・0・1・0】
重/軽【1・0・0・0】
重/重【0・0・0・0】
不良【0・0・0・0】
おわり。
(競馬天気:フェブラリーS特別版)