2011年02月11日
【馬場×上がり3F】京都外回りでの数字が光るべルーガ、オウケン、ロード
京都芝2200mで行われる京都記念。ドバイへの壮行レースという意味合いが強くなってきてからの出走馬のレベルアップが顕著であり、昨年はブエナビスタ、ドリームジャーニーという前年の有馬記念1,2着馬が顔を合わせた。今年も菊花賞馬・ビッグウィークをはじめGI連対馬6頭が出走を予定しているだけに、ハイレベルな1戦となることは間違いないだろう。
過去10年、京都記念における上がり3F最速馬の成績は【3・2・3・5】複勝率61.5%。決して上がり3F最速が結果に結びつくとはいえないその一方で、上がり3F2位の馬は【2・3・1・1】複勝率85.7%と好成績を残している。先週の京都芝8レース中上がり3F最速の馬が挙げた勝利がわずか1勝であったことからも明らかだが、連続開催後半の京都において上がり3F最速を駆使しての大外一気はなかなか決まらない傾向がある。
そこで今回も、上がり3F最速を使った回数と上がり3F最速率、近5走を比較材料とした最速上がりと上がり3F3位以内を使った回数も挙げてみたい。なお、「着順」については、最速上がり3Fを計時した際の着順とする。
(左から馬名、最速上がり3F、上がり3F最速を使った回数)
・オウケンブルースリ 34.1秒 6回 42.8%
・ダノンシャンティ33.4秒 3回 42.8%
・ヒルノダムール 33.1秒 4回 36.3%
・メイショウベルーガ 33.0秒 11回 33.3%
(左から馬名、最速上がり3F、着順、上がり3F3位以内回数)
・ダノンシャンティ 33.4秒 1着 3回
・メイショウベルーガ 33.0秒 4着 3回
・ヒルノダムール 33.5秒 2着 3回
・ヒカルカザブエ 33.5秒 3着 3回
・トゥザグローリー 33.6秒 1着 3回
・オウケンブルースリ 33.6秒 4着 4回
上がり3F最速率・近5走上がり3F3位以内回数の表どちらにも載っている馬はダノンシャンティ、オウケンブルースリ、ヒルノダムール、メイショウベルーガの4頭。ダノンシャンティはこれまでに上がり3F最速の経験が3度あるが、いずれも東京or阪神外回りコースでのもの。ヒルノダムールも未勝利を除いて上がり3F最速は阪神外回りor京都・中山内回りコースと偏りがあり、3〜4コーナーの下り坂から仕掛けることが多い京都外回りコースへの適性には疑問を感じる。
「京都外回りコースでの上がり3F」に限定すれば、京都大賞典の1,2着馬であるメイショウベルーガ、オウケンブルースリが浮上してくる。前者は京都外回りで走った8戦中5戦で上がり3F2位以内、後者は京都外回りで走った3戦すべてで上がり3F2位以内を計時している。また、上記の表には載っていないロードオブザリングも京都外回りで走った4戦すべてで上がり3F2位以内を計時しており、格上挑戦でも侮れない印象だ。
当欄では、上がり3F最速率・近5走上がり3F3位以内回数に加えて、京都外回りコースでの上がり3F実績が光るメイショウベルーガ、オウケンブルースリ、ロードオブザリングの3頭を推奨する。