2011年01月28日

【馬場×上がり3F】当該距離での上がり3F実績でスターボード、ダノンカモン

東京ダート1400mで行われる根岸S。フェブラリーSの前哨戦に位置づけられる重賞というだけあって、ここから始動するダート路線の一流馬も多数出走するレースである。過去にはノボトゥルー、メイショウボーラーが返す刀でフェブラリーSも制しており、フェブラリーSを占う上でも重要な一戦と言えるだろう。

過去10年、根岸Sにおける上がり3F最速馬の成績は【2・4・3・5】複勝率64.3%。この数字だけを見ると上がり3F最速馬はそれほどアテにならないという結論が出てしまいそうだが「上がり3F3位以内」に限定すると過去10年で8勝を挙げている。5年連続で道中10番手以下の位置取りを進んだ馬が馬券圏内に入っているというデータもあり、少なくとも上がり3F3位以内をマークした馬のうち1頭は馬券圏内に入ると考えたほうが自然だろう。

そこで今回も、上がり3F最速を使った回数と上がり3F最速率、近5走を比較材料とした最速上がりと上がり3F3位以内を使った回数も挙げてみたい。なお、「着順」については、最速上がり3Fを計時した際の着順とする。


(左から馬名、最速上がり3F、上がり3F最速を使った回数)

・ビクトリーテツニー 34.7秒 16回 48.4%
・スターボード 35.3秒 3回 37.5%
・スリーアベニュー 34.5秒 14回 35.8%
・ケイアイガーベラ 35.3秒 4回 33.3%
・ワールドワイド 34.7秒 7回 31.8%

(左から馬名、最速上がり3F、着順、近5走上がり3F3位以内計時回数)

・ビクトリーテツニー 34.7秒 8着 5回
・ワールドワイド 35.8秒 1着 4回
・ケイアイガーベラ 35.3秒 1着 3回
・スターボード 35.3秒 1着 3回
・ダノンカモン 35.6秒 1着 3回


上がり3F最速率・近5走上がり3F3位以内回数の表どちらにも載っている馬はビクトリーテツニー、スターボード、ケイアイガーベラ、ワールドワイドの4頭。ビクトリーテツニーは8戦連続上がり3F1位という切れ味の持ち主だが、その間に馬券圏内に入った回数が一度しかない点は気がかりだ。「当該距離での上がり3F」というところではケイアイガーベラがダート1400mで走った近3走で上がり3F最速をマークしており、先行脚質ではあるものの切れ味を兼ね備えている点には注目したい。

さらに条件を絞って「東京ダート1400m」で上がり3Fでのパフォーマンスを見てみると、スターボード、ダノンカモンの2頭が浮上してくる。前者は東京ダート1400mで走った3戦中2戦で上がり3F最速をマークしており、残りの1戦も1着。後者は東京ダート1400mで走った2戦中1戦で上がり3F最速をマークしており、残りの1戦も1着。コース適性を考慮すれば、ケイアイガーベラより上という評価もできる。

当欄では、上がり3F最速率・近5走上がり3F3位以内回数に加えて、東京ダート1400m実績もあるスターボード、ダノンカモンの2頭を推奨馬とする。