2011年01月21日
【馬場×上がり3F】トーセン、ピサノが有力候補、中山適性ならダンスインザモア
中山芝2200mで行われるAJCC。有馬記念と距離体系が近いということもあって、有馬記念組も多数出走するレースである。また、古馬中距離重賞という点で日経新春杯と両睨みの陣営もいるということで、少頭数での競馬になりやすいのもひとつの特徴だ。
過去10年、AJCCにおける上がり3F最速馬の成績は【5・2・1・2】複勝率80.0%。中山非根幹距離重賞ということで逃げ・先行馬有利と思われるかもしれないが、意外なほど切れ味が問われている。道中通過順を見てみると、最後方から直線一気というタイプよりも道中通過順を上げながらマクっていくタイプが信頼できそうだ。
そこで今回も、上がり3F最速を使った回数と上がり3F最速率、近5走を比較材料とした最速上がりと上がり3F3位以内を使った回数も挙げてみたい。なお、「着順」については、最速上がり3Fを計時した際の着順とする。
(左から馬名、最速上がり3F、道中5番手以内から上がり3F2位以内を使った回数)
・ピサノエミレーツ 33.9秒 4回 44.4%
・ダンスインザモア 33.4秒 12回 34.2%
・トーセンジョーダン 33.6秒 4回 33.3%
(左から馬名、最速上がり3F、着順、上がり3F3位以内計時回数)
・トーセンジョーダン 33.6秒 1着 4回
・ピサノエミレーツ 34.1秒 1着 4回
上がり3F最速率・近5走上がり3F3位以内回数の表どちらにも載っている馬はピサノエミレーツ、トーセンジョーダンの2頭。有馬記念5着から臨むトーセンジョーダンは良いとして、芝で走った9戦中8戦で上がり3F3位以内を計時し、そのうち4戦が上がり3F最速というピサノエミレーツの切れ味は侮れない。久々の芝レースということになるが、上がり3Fで見た適性では出走馬中トップクラスだ。
2頭以外で上記の表に載ったのはダンスインザモア。中山で走った14戦中9戦で上がり3F3位以内を計時しており、そのうち5戦が上がり3F最速という中山巧者。今年のAJCCは頭数の割に逃げ・先行馬が揃った印象があり、福島記念に続く一発があってもおかしくない。
当欄では、上がり3F最速率・近5走上がり3F3位以内回数のどちらにも秀でたトーセンジョーダン、ピサノエミレーツ、中山での上がり3F実績を踏まえてダンスインザモアの3頭を推奨馬とする。