2011年01月12日
【日経新春杯】ローテ、距離適性でローズキングダム、ビートブラックが一歩リード
★ポイント1「オリオンS組」
→過去10年、前走オリオンS組の成績は【1・3・0・3】複勝率57.1%。阪神2400m・外回りで行われるレースということで関連性が高く、クラスの壁をものともしない好走が目立っている。
(トウカイワイルド、トウカイエリートetc)
★ポイント2「内枠」
→過去10年、4枠より内に入った馬は8勝を挙げている。京都大賞典に代表されるように京都外回り重賞はイン突きが決まりやすく、前走外枠で差し損ねた馬が内枠替りで届くというパターンが多く見られる。
(アドマイヤモナーク、バンブーユベントスetc)
★ポイント3「京都外回り重賞連対歴」
→過去10年、京都外回り重賞連対歴のある馬が馬券圏内に入らなかった年は一度もない。テイエムプリキュアやマーブルチーフのように、前年の好走馬が人気薄で再度激走というケースも目立ち、コース適性は重視したいところだ。
(マーブルチーフ、ステイゴールドetc)
京都芝2400m・外回りコースで行われる古馬ハンデ重賞・日経新春杯。ハンデ戦ということで京都記念に比べてGI戦線をけん引してきた強豪が集まりにくく、近2年は軽ハンデを味方につけた牝馬が制している。実績<調子のレースといって良いだろう。
ところが、今年は例年とは明らかに様相が異なる。というのも、昨年ジャパンカップを制したローズキングダムが出走登録を行っているからだ。ハンデ次第で出走を決めるとのことだが、出走してくれば間違いなく断然の人気に推されることだろう。直線の長い外回りコースでは連対を外したことがない馬でもあり、逆らうのはあまりにも無謀か。
「ローズキングダムが出走しない」という仮定で考えてみるとどうなるか。例年、波乱を演出するのは京都外回りコースに実績のある軽ハンデ馬だが、今度は正月競馬でも圧倒的な存在感を示した現4歳世代が大きな壁となる。GIで馬券圏内に入った実績を持つヒルノダムール&ビートブラック、重賞勝ちの実績を持つゲシュタルト&コスモヘレノス&ルーラーシップ・・・そのほとんどが京都外回りコースでの実績があり、賞金面から極端に斤量を背負わされることもない。やはり中心は4歳世代ということになるだろう。
上記に挙げた4歳馬の中で1番手評価にしたいのがビートブラック。過去10年、前走オリオンS組の成績は【1・3・0・3】複勝率57.1%という成績を残しており、2200m以上の距離では【2・1・2・0】と馬券圏外がない点も魅力だ。2000m以下では5着以下のないヒルノダムールは2400mという距離が、コスモヘレノスは京都外回りコースに対する適性がネックとなる。
ちなみに過去10年の日経新春杯において、トップハンデ馬の成績は【1・2・1・9】。アドマイヤモナークのように前走重賞での激走が評価されて斤量増→人気を裏切るというのがトップハンデ馬が飛ぶパターンとして挙げられる。
【データで見るオススメ馬】
★ローズキングダム
→京都外回りコースへの適性は菊花賞2着が証明しているが、そもそも東京&阪神or京都外回りコースでは【4・2・0・0】と連対を外しておらず、そのコース適性は現役屈指。出走するか否かは未定だが、出走してくるようなら当然中心視したい。
★ルーラーシップ
→過去10年、前走有馬記念から臨んだ馬の成績は【1・2・1・6】複勝率40.0%。同馬は4勝中3勝が東京&阪神or京都外回りコースであり、中山→京都替りはプラスだろう。こちらも出走するか否かは未定だが、出走してくるようなら注目してみたい。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★ビートブラック
→過去10年、前走オリオンS組の成績は【1・3・0・3】複勝率57.1%。また、同馬は2200m以上の距離では【2・1・2・0】と馬券圏外がなく、長距離適性は実証済み。重賞未勝利である点から、他の4歳馬と比べてハンデの面で恵まれているというアドバンテージもある。
【血統で見るオススメ馬】
★トーセンキャプテン
→2010年、京都2400mでの母父サンデーサイレンスの成績は【3・0・4・5】複勝率58.3%。ローズキングダム以外に母父サンデーサイレンスの血を引くのは同馬のみであり、阪神or京都外回りコースでは【1・0・2・1】と大崩れがない。京都芝長距離に強いジャングルポケット産駒という点も魅力だ。
(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)
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