2011年01月06日
【シンザン記念】ドナウブルー1強も、ヒモ荒れの可能性秘める
★ポイント1「朝日杯FS組」
→過去10年、前走朝日杯FS組の成績は【5・2・4・20】複勝率35.5%。馬券圏内に入った11頭中10頭が重賞連対歴or2勝以上を挙げている馬であり、実績上位馬優勢のレースと言える。
(ドリームシグナル、ペールギュントetc)
★ポイント2「内枠」
→過去10年、1枠を引いた馬の成績は【2・1・1・11】複勝率26.7%、2枠を引いた馬の成績は【4・2・0・9】複勝率40.0%。フルゲートの年はすべて馬番6番以内の馬が勝っており、この傾向は見逃せない。
(ガルボ、アントニオバローズetc)
★ポイント3「ミスプロ系」
→近3年、3着内馬9頭中6頭がミスタープロスペクター系の血を内包していた。サンデー系主流の近代競馬においてこの傾向は珍しく、それだけシンザン記念に対する適性がある血統ということだろう。
(ドリームシグナル、ダブルウェッジetc)
京都芝1600mで行われる3歳重賞・シンザン記念。「シンザン記念はクラシックと直結しない」という不名誉なジンクスも囁かれていたが、タニノギムレット、ダイワスカーレット、アドマイヤオーラなどの活躍により、そういった声も少なくなってきている。
今年のシンザン記念で注目を集めているのは、2歳リーディングサイアーに輝いたディープインパクト産駒・ドナウブルー。ハイペースを先行して押し切った新馬戦、スローペースを後方待機から差し切った白菊賞とまったく違う展開・脚質で勝ち切ったのは立派。過去10年、2戦2勝で臨んだ馬は【0・2・0・1】と4着内を外しておらず、無傷の3連勝というシーンがあってもおかしくない。
2強ムードが漂う今年のシンザン記念だが、2年連続で20万馬券が出現しているように近年は「荒れる重賞」へと変貌している。そして、そのほとんどが前走500万orオープンで好走しているにもかかわらず低評価に甘んじた馬による激走であり、実績上位馬優勢というシンザン記念の性質がよく表れている。今年の出走予定馬でこれに該当するワイズリー、ヴィジャイ、トップシャインあたりは要注意と言えるだろう。
ちなみに過去10年のシンザン記念において、馬券圏内に入った30頭中17頭に1800m以上の距離経験があった。それだけ潜在的なスタミナが問われるレースであるということであり、プラスアルファの距離をこなせる馬を高く評価したい。
【データで見るオススメ馬】
★ドナウブルー
→過去10年、2戦2勝で臨んだ馬は【0・2・0・1】で、4着内を外していない。ハイペースを先行して押し切った新馬戦、スローペースを後方待機から差し切った白菊賞とまったく違う展開・脚質で勝ち切っており、大崩れはなさそうだ。
★ワイズリー
→過去10年、2戦2勝で臨んだ馬は【0・2・0・1】で、4着内を外していない。過去2戦はいずれも上がり3F最速の脚を使っており、距離延長にも難なく対応した前走のレースぶりから1600mへの距離延長もこなせるはずだ。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★トキノゲンジ
→過去10年、前走朝日杯FS組の成績は【5・2・4・20】複勝率35.5%。馬券圏内に入った11頭中10頭が重賞連対歴or2勝以上を挙げている馬であり、今年の出走予定馬でこれに該当するのはシゲルソウサイ以外に同馬のみ。シンザン記念と好相性を誇る父ミスプロ系を持っている点もプラスだ。
【血統で見るオススメ馬】
★シゲルシャチョウ
→近3年、3着内馬9頭中6頭がミスタープロスペクター系の血を内包していた。同馬は父キングカメハメハを持ち、野路菊S以降掲示板を外していない堅実派でもある。好走しても人気にならない馬だけに、シンザン記念の持つ性質にはピッタリだ。
★ツルマルレオン
→近3年、3着内馬9頭中6頭がミスタープロスペクター系の血を内包していた。同馬は母父キングマンボを持ち、1800mを使われた新馬戦ではホープフルSを制したベルシャザールの3着。展開によって脚質を変えられる自在性も大きな武器だ。
(競馬天気:コラム田原基成「データ分析」より)
※会員の方には、フェアリーSもご覧頂けます。