2011年01月04日
【中山金杯】全出走馬データ完全分析
1枠1番
アブソリュート 田中勝
短評:過去10年、前走芝GI出走組の成績は【0・0・0・12】。同馬が古馬になってから挙げた5勝はすべて1600mでのものであり、さすがに距離が長いといった印象がある。タニノギムレット産駒は中山芝重賞で【2・1・0・19】だが、馬券圏内に入った3頭はいずれも非根幹距離でのものだった。
良/乾【6・1・1・8】
良/湿【0・0・0・1】
気候/寒【2・0・0・3】
季節/冬【4・0・0・3】
1枠2番
マイネルスターリー ベリー
短評:過去10年、前走中日新聞杯組の成績は【0・1・1・8】複勝率20.0%。馬券圏内に入った2頭には近3走内に勝利実績があった。同馬は7勝中6勝を洋芝の札幌or函館で挙げており、野芝+直線急坂の中山替りはマイナスかもしれない。
良/乾【7・1・1・11】
良/湿【0・0・0・5】
気候/寒【0・0・1・6】
季節/冬【0・0・1・6】
2枠3番
キョウエイストーム 石橋脩
短評:過去10年、前走芝GI出走組の成績は【0・0・0・12】。同馬は中山芝での成績が【3・3・2・0】と中山コースと相性が良いが、中山芝2000mを走るのは今回が初。スウェプトオーヴァーボード産駒は中山芝2000mでの成績が【0・0・0・7】と不振傾向にあり、距離克服が課題となる。
良/乾【1・3・3・12】
良/湿【1・0・0・0】
気候/寒【2・3・1・1】
季節/冬【2・3・1・0】
2枠4番
コスモファントム 松岡
短評:2010年に行われた重賞で、対古馬における明け4歳馬の成績は【9・5・10・42】複勝率36.3%。これを1800m以上の距離に限定すると【8・5・7・26】複勝率43.4%まで跳ね上がる。過去10年の中山金杯で、斤量56kgを背負った明け4歳馬は【0・1・0・4】と不振傾向にある点は気がかりだが・・・
良/乾【1・3・0・1】
良/湿【0・1・0・0】
気候/寒【0・1・0・0】
季節/冬【0・2・0・0】
3枠5番
セイクリッドバレー 三浦
短評:過去10年、1800mに距離体系変更後の前走鳴尾記念組の成績は【2・1・0・4】複勝率42.9%。同馬は中山芝での成績が【1・2・1・6】であり、古馬になってからの連対はすべて新潟外回りコースでのもの。中山替りは決してプラスとは思えないが・・・
良/乾【1・3・1・12】
良/湿【0・1・0・0】
気候/寒【1・1・1・3】
季節/冬【1・1・1・3】
3枠6番
アクシオン 内田博
短評:過去10年、1800mに距離体系変更後の前走鳴尾記念組の成績は【2・1・0・4】複勝率42.9%。同馬はここが叩き3戦目だが、同馬の叩き3戦目の成績は【3・0・1・0】。ローテーション的にはプラス材料は多い。過去10年、前年の中山金杯を制した馬の翌年成績は【1・0・0・2】。
良/乾【3・3・2・5】
良/湿【2・0・0・0】
気候/寒【1・0・1・1】
季節/冬【2・0・1・2】
4枠7番
アルコセニョーラ 武士沢
短評:過去10年、前走福島記念組の成績は【0・0・0・8】。サニーサンデー、マイネルキッツといった福島記念連対馬ですら馬券圏内に入ることができずに敗れており、適性が真逆であることがわかる。同馬は古馬になってからの連対が新潟・福島のみであり、直線急坂の中山では厳しい印象がある。
良/乾【4・5・1・26】
良/湿【1・0・0・2】
気候/寒【1・1・0・9】
季節/冬【0・0・0・8】
4枠8番
トウショウウェイヴ 中舘
短評:過去10年、1800mに距離体系変更後の前走鳴尾記念組の成績は【2・1・0・4】複勝率42.9%。同馬は昨年の中山金杯で3着の実績があるが、過去10年の中山金杯で前年と比較して斤量増で臨んだ馬の成績は【1・1・0・7】。馬券圏内に入った2頭は前年から0.5kg増にとどまっており、前年から2kg増の56kgの克服が鍵となる。
良/乾【5・2・0・9】
良/湿【1・0・2・3】
気候/寒【1・1・1・5】
季節/冬【2・1・1・6】
5枠9番
マッハヴェロシティ 宮崎
短評:過去10年、前走条件戦から臨んだ馬の成績は【1・1・3・10】複勝率33.3%。馬券圏内に入った5頭中4頭が前走3着内からの参戦だった。同馬が馬券圏内に入った6レース中5レースが東京or新潟・阪神外回りコースであり、中山内回りへのコース替りはマイナスか。
良/乾【3・1・1・10】
良/湿【0・0・0・1】
気候/寒【0・0・0・3】
季節/冬【1・0・0・2】
5枠10番
ダイワジャンヌ 北村宏
短評:過去10年、前走オープン特別組の成績は【2・5・2・44】複勝率17.0%。馬券圏内に入った9頭はすべて関東圏でのオープン特別を使われており、関西圏を使われていた同馬にとっては嫌なデータだ。タニノギムレット産駒は中山芝重賞で【2・1・0・19】だが、馬券圏内に入った3頭はいずれも非根幹距離でのものだった。
良/乾【5・5・2・11】
良/湿【0・0・0・0】
気候/寒【1・1・0・1】
季節/冬【1・1・0・2】
6枠11番
ロードキャニオン 吉田隼
短評:過去10年、前走ステイヤーズS組の成績は【0・0・0・3】。前走から距離短縮で臨んだ馬は【0・1・2・15】というデータもあり、このローテーションはマイナスか。前走から3kg以上の斤量減で馬券圏内に入った馬は5頭を数えるが、そのうち4頭が前走馬券圏内に入っていた。
良/乾【3・1・0・16】
良/湿【1・0・0・2】
気候/寒【1・0・0・8】
季節/冬【1・0・0・9】
6枠12番
ナリタクリスタル 幸
短評:過去10年、10〜半年以内の休み明けで臨んだ馬の成績は【1・0・3・6】複勝率40.0%。前走重賞勝利から臨んだ馬の成績は【2・1・1・4】複勝率50.0%。休み明けとはいえ、データ的には侮れない印象だ。過去10年、幸騎手は中山芝重賞で【0・2・2・20】と勝ち鞍がない点は気がかりだが・・・
良/乾【6・3・2・3】
良/湿【0・1・0・1】
気候/寒【1・4・1・1】
季節/冬【1・3・1・0】
7枠13番
ケイアイドウソジン 吉田豊
短評:過去10年、前走ディセンバーS勝ち馬の成績は【0・0・1・5】。同馬はこれまで6勝を挙げているが、6勝中5勝が1800mでのものであり、2000mへの対応が鍵となりそうだ。同馬が1着となった次走の成績は【0・0・1・4】。
良/乾【4・0・3・5】
良/湿【1・0・0・3】
気候/寒【2・0・1・3】
季節/冬【2・0・0・3】
7枠14番
イケドラゴン 大野
短評:過去10年、10〜半年以内の休み明けで臨んだ馬の成績は【1・0・3・6】複勝率40.0%。同馬は6連対中4連対が非根幹距離でのものであり、根幹距離の連対も左回りである。右回り・根幹距離替りの今回はマイナス材料が多いが・・・丸山騎手は中山芝での成績が【1・2・1・20】。
良/乾【3・1・1・9】
良/湿【0・1・0・1】
気候/寒【1・0・0・5】
季節/冬【0・0・0・3】
8枠15番
モエレビクトリー 的場
短評:過去10年、前走条件戦から臨んだ馬の成績は【1・1・3・10】複勝率33.3%。馬券圏内に入った5頭中4頭が前走3着内からの参戦だった。ゴールドヘイロー産駒は中山芝2000mでの成績が【2・2・1・6】複勝率44.5%。的場騎手は重賞で【0・0・0・26】と未だ馬券圏内がない点は気がかり。
良/乾【4・2・2・2】
良/湿【0・1・0・2】
気候/寒【3・1・1・2】
季節/冬【4・1・1・1】
8枠16番
ミステリアスライト 蛯名
短評:過去10年、前走ディセンバーS6着以下から臨んだ馬の成績は【0・0・0・10】。同馬は中山芝での成績が【1・1・1・2】だが、馬券圏外に敗れた2走はいずれも非根幹距離でのものであり、2000mに替る点はプラスか。同馬は3枠より内を引いたときの成績が【5・2・0・2】、4枠より外を引いたときの成績が【0・0・1・3】。
良/乾【3・2・0・3】
良/湿【1・0・0・1】
気候/寒【0・2・1・0】
季節/冬【1・1・0・1】
【見解】
1番人気が予想されるのは、昨年の秋競馬を席巻した「強い明け4歳世代」の1頭・コスモファントム。前走中日新聞杯では有馬記念3着馬・トゥザグローリーの2着に敗れたが、芝重賞2着3回という実績から、ここで人気に推されるのは間違いないだろう。
想定馬場は良/乾。どの程度時計がかかるかという予測が立てにくいが、12月最終週の傾向を見るより極端に時計がかかる馬場ではなかった。良/乾の馬場で【1・3・0・1】のコスモファントム、【4・2・2・2】のモエレビクトリーあたりが一歩リードといったところか。同じく【6・3・2・3】のナリタクリスタルも有力候補と言えるだろう。
気候・季節実績ではナリタクリスタルが気候/寒【1・4・1・1】、季節/冬【1・3・1・0】とほぼ完璧な成績を残している。また、季節/冬【4・1・1・1】のモエレビクトリー、【2・3・1・0】のキョウエイストームも典型的な冬巧者であり、激走があってもおかしくないだろう。
(競馬天気)