2012年05月04日

NHKマイルカップ×配当妙味の高い穴馬で「都合の良いデータ」を出してみた。

NHKマイルカップが行われる今週。3連単200万超えを出したこともある「荒れるレース」で、有力馬のほとんどが差し・追込脚質という今年はどうもそのときと似た雰囲気。日本レコードが飛び出す高速馬場という点も荒れる要因となっています。

そこで今回、人気が予想される馬を除いた伏兵陣、穴妙味の高い馬の「都合の良いデータ」を出してみました。血統面や騎手面などが中心ですが、テスタマッタと岩田騎手、ディープインパクト産駒とヴィルシーナなど「都合の良いデータ」が意外とバカにできないという背景もあるんですよ。


1.シゲルスダチの場合
マーガレットS勝ちからNHKマイルカップに臨むシゲルスダチ。連勝中の勢いは認めるところですが、すでに挑戦済の重賞ではまったくいいところなく敗戦。それゆえ前走の勝利がフロック視されています。

では、そんなシゲルスダチの「都合の良いデータ」は?

★★後藤騎手が東京芝1600mG1で前走3着内馬に騎乗した際の成績★★
【2・1・2・8】複勝率38.4%


アドマイヤコジーン、ショウワモダンでの安田記念制覇が示すように後藤騎手は東京芝1600mとの相性抜群。過去のNHKマイルカップでもトーヨーデヘア、デアリングハートと人気薄の馬を連対に導いています。

なかでも好相性なのが、前走3着内馬に騎乗した際。ショウワモダン、デアリングハートもこのパターンでしたがそれぞれ人気薄で、同じく人気薄が予想されるシゲルスダチも侮れない存在です。


2.セイクレットレーヴの場合
ニュージーランドT2着からNHKマイルカップに臨むセイクレットレーヴ。実績はひけを取りませんが、カレンブラックヒル、マウントシャスタといった馬と比較すると連下止まりという評価は否めません。

では、そんなセイクレットレーヴの「都合の良いデータ」は?

★★横山典騎手のNHKマイルカップ成績★★
【1・5・1・6】複勝率53.8%


すでに達人の域に達しつつあるベテラン・横山典騎手。その熟練の技はNHKマイルカップで最大限発揮されます。複勝率53.8%は、もはや異常。

ちなみに上記のデータを馬番ひと桁番&良馬場に限定すると【1・4・1・2】複勝率75.0%。騎乗した8頭すべてで掲示板内を確保しています。ギリギリでひと桁番をゲットしたセイクレットレーヴにとって追い風となるデータです。


3.マイネルロブストの場合
皐月賞からNHKマイルカップに臨むマイネルロブスト。京成杯2着を最後に好走歴がなく、仕上がりの早いマイネルの馬ということで終わったのでは・・・という声もあります。

では、そんなマイネルロブストの「都合の良いデータ」は?

★★ゼンノエルシド産駒の東京芝1600m馬場別成績★★
良馬場【5・1・1・12】複勝率36.8%
稍〜不良馬場【0・0・0・5】複勝率0%


坂をグイグイ駆け上がるイメージがないゼンノエルシド産駒。悪く言えば非力な感があり、現役時代日本レコードを樹立したゼンノエルシド自身の特徴を良く受け継いでいます。ベストは軽い馬場でしょう。

マイネルロブスト自身、良馬場【2・2・0・0】に対し稍〜不良馬場【0・0・1・3】と断然良馬場向き。たとえ高速馬場になろうとも、渋った馬場より間違いなく良いはずです。


4.ブライトラインの場合
ニュージーランドT3着からNHKマイルカップに臨むブライトライン。一級戦の相手には善戦止まりというレースぶりからG1ではさすがに荷が重いのではという印象を受けてしまいます。

では、そんなブライトラインの「都合の良いデータ」は?

★★東京芝1600mでフジセキ産駒に騎乗した安藤勝騎手の成績★★
【3・1・0・0】複勝率100%


コイウタ、ファイングレイン、フジサイレンスなど芝1600m重賞での好走が東京に集中しているフジキセキ産駒。よほどのハイペースにならない限りイン突きが決まることが多い東京芝1600mの特性にマッチした種牡馬です。

そして、それに安藤勝騎手という劇薬が投入された時・・・複勝率は驚異の100%まで上昇します。馬群を縫って追い込んできたニュージーランドTが今回の試走だとすれば・・・むやみに評価を下げないほうが良いでしょう。