2010年07月30日
小倉記念、上がり3F3位以内の回数に注目
小倉記念というのは非常にわかりやすい重賞レースのひとつで、上がり3Fが勝負を分ける。過去10年、小倉記念で上がり3F3位以内の馬の成績は【9・8・6・36】。勝ち馬の実に90%が上がり3F2位以内であり、馬券圏内に入った馬の76%が上がり3F3位以内を計時していたのだ。
そこで、今回は近5走を比較材料として、最速上がりと上がり3F3位以内を使った回数を挙げてみたい。なお、「着順」については、最速上がり3Fを計時した際の着順とする。
◇良×上がり3F
(左から馬名、最速上がり3F、着順、上がり3F3位以内計時回数)
・スマートギア 32.8秒 2着 5回
・ナリタクリスタル 34.3秒 1着 4回
・ホワイトピルグリム 33.9秒 1着 3回
・ステップシチー 35.1秒 2着 3回
・ニホンピロレガーロ 33.9秒 1着 2回
当たり前といえば当たり前だが、やはり上位5頭は脚質が極端に後方である馬に集中している。特にスマートギアは出走したほとんどのレースで上がり3F最速を記録するような末脚の持ち主だが、1年以上勝ち星から見放されているように上がり3Fの時計が結果に結びついていない。
当欄では、ある程度前につけることができて、終いの脚も使えるという点でナリタクリスタルを推したい。最速の上がりで勝った前走も立派だったが、過去に同馬が挙げた5勝のうち、4勝までもが4角5番手以内の競馬で上がり3F3位以内を計時したもの。55kgというハンデも恵まれた。
また、ここでは取り上げなかったが、バトルバニヤンが過去小倉で走った6戦のうち、上がり3F3位以内を計時した回数は4回。その中には4角先頭で後続を5馬身ちぎって上がり3F最速を叩き出したレースも含まれている。夏のローカルではコース巧者の存在を無視することはできない。